ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2011.1.17 緩んでいるのは・・・

2011-01-17 20:38:13 | 日記
 ようやく今日から息子の学校は通常授業開始。こちらも久しぶりに3個のお弁当を作った。
 そして、年末に振り込んだ受験料とは別に、今日は願書を持って行った(はずである。既に年明けに渡したので・・・)。この書類は夫に代理出席してもらった年末の保護者会の時に配付されたもの。

 3年前の中学受験の時を思い出すと、実に隔世の感がある。あの時は、各々コピーをとって、丁寧に下書きをして、筆記具にもこだわって、息を詰めてまるで念を籠めるように願書を書いた。特に本命校では、願書を書き終わってぐったり憔悴したのを覚えている。

 今回は写真を貼る必要もないというし、ごく普通に何らの気負いもなしにテーブルの上にあったボールペンでさらりと書き始めてしまったのだが、「志望動機」を書く欄を前に、はたと手が止まった。正直に「中高一貫で入学したので、そのまま・・・」とも書けず、しばし悩んだ。別にもらっていた注意書きを見ると、その欄は書かなくてよく、代わりにクラスと番号のみ書くことになっていた(学校の方が上手である。)。
 保護者会は夫が出てくれたので私は直接説明を受けていない、といえば言い訳になるが、何事もちゃんと説明書きを読んでから書くべし、ということだ。要は当の息子だけでなく親の私の態度もどこか緩んでいるのだ、と深く反省した。

 不合格なら本当にどこにも行くところがなくなる高校受験は、仮に受験に失敗しても公立中学校に入学することが出来る中学受験とは全く違う。中高一貫とはいえ、曲がりなりにも高校受験があるのだから、今や息子も同じ状況だ。というよりも、ただ一校しか出願していない立場では、今通っているところから土壇場で「ノーサンキュー」と言われれば間違いなく行き場のない浪人生になってしまうのだから。

 それにしても先週のスキー教室で利き腕の右手を折った子が一人、足を折った子が一人、高熱で帰宅した子が一人だったという。そういった事故が起きることも承知の上で受験学年でもスキー教室を実施するのだから、試験日にきちんと出席すれば大丈夫、と思ってよいものなのかどうか・・・。

 一方、昨日で大学センター試験も終わった。
 今年は職場の動員がなかったので、二日とも大学には近づかなかった。かなり冷え込みはしたけれど、雪にならずに良かったと思う。何と言っても雪かきが大騒動なので。
 息子も3年後(留年がなければ、だが)にこの試験を受けるのだろうか。その時、私は彼の願書を見ることが出来るのだろうか。さすがに大学受験の願書は親ではなく自分で書くのだろうけれど、息子の進路がどうなるのか、ということまで知ることを神様は許してくださるのだろうか、と、ふと弱気になる。

 朝起きてから異常に肩と首が凝っている。重くて辛い。50肩と言われればそういう年齢なのかもしれないけれど、体のだるさとセットなのだ。やはり白血球が下がってくる時期なのだな、と思う。
 無理せず風邪をひかずに今週を無事やり過ごさなければ・・・。
コメント (2)
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