goo blog サービス終了のお知らせ 

生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

1757 ・国民はだまされたがっている――安倍首相の暴走を許す国民心理の深層

2013-10-14 07:26:20 | 日記

おはようございます。
生き生き箕面通信1757(131013)をお届けします。

・国民はだまされたがっている――安倍政権の暴走を許す国民心理の深層

 「安倍首相はウソをついています。しかし、主要な新聞がそれを見逃しているのは、「(首相のウソに)国民がだまされたがっているからではないでしょうか」と、孫崎享さん。

 「集団的自衛権の正体」という講演集会が昨日10月13日に開かれ、孫崎享さんと、沖縄からの糸数慶子・参院議員が講演しました。その中で孫崎さんは、「集団的自衛権は、日本の安全保障とまったく関係がありません。それどころか、むしろ害があります」と、集団的自衛権の欺瞞性を強調しました。

 「安倍首相が憲法解釈を変えてでも集団的自衛権を行使できるようにしようとするのは、現在の安保条約5条で『日本の領域』で、『攻撃されたとき』に日米が対応するとある、この『日本の領域』と『攻撃を受けたとき』という二つの条件を外すためです。二つの条件を外して、アメリカ軍とともにどこへでも戦争に出かけられる態勢を整えるためです。日本の安全保障とは、まったく関係ありません」

 「日本がアメリカ軍とともに闘えば、その相手国からは日本も狙われます。日本国内で重大なテロも怒る恐れが強い。集団的自衛権の拡大解釈は、日本に害こそあれ、益はありません」と、明快でした。

 集団的自衛権の行使がひろくできるようにすれば、次は「敵の基地でどうも怪しい動きがある。やられる前にやってしまわなければならないと、「敵基地攻撃論」へ行く。

 「日本の政治のリーダーばかりでなく、官僚、そして大手メディアまでが、アメリカの意に従って行動する。それは、そうすることが自分の地位を守ることにつながるからです」と、日本の対米隷属の構造を改めて明らかにしました。

 糸数さんは、沖縄でかつての戦跡や「姫ゆりの塔」などの平和バスガイドをしているなかで沖縄での「平和のための闘い」に進みました。そして、今年の参院選では安倍首相自身が沖縄に泊まり込みで対立候補を応援に来るなど総攻撃を受けながらも、それをはね返して当選を果たしたのでした。「沖縄の人々の長い、粘り強い闘いでつちかわれた支援の支えられて、安倍首相に勝つことができました」と、ニコニコしていました。

 やればできる、ですよね。

 


1756 ・中国と台湾が平和的に統合したとき、日本は?

2013-10-13 07:45:26 | 日記

おはようございます。
生き生き箕面通信1756(131013)をお届けします。

・中国と台湾が平和的に統合したとき、日本は?

 中国が台湾を統合する戦略が具体的に動き出したようです。来秋には中台の首脳会談が開かれるかもしれないと観測されるくらいに加速しています。

 中国と台湾の専門家による第1回の「両岸平和フォーラム」が昨日10月12日、2日間の日程を終え、上海で閉幕しました。来年秋には北京でアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が開かれます。中国の習近平・国家主席はこの首脳会議に、台湾の馬英九・総統を招く強い意向を示しており、馬総統もこれに応じると見られています。

 容易に統合する状況ではないようですが、英国の租借地だった香港を、中国は平和的に返還させることに成功した実績があります。「中国はひとつ」を掲げ、台湾併合を国家的戦略としてきました。当面は首脳同士の政治対話を求めています。

 台湾が中国とひとつになれば、日本への影響は計り知れないものがあります。中国は、太平洋への進出が極めて容易になり、ハワイから西を中国の権益とする戦略を具体的に進めるとみられています。中東からの原油などの輸送ルートであるシー・レーンも中国の影響下に置かれます。日本としては、その時に備える戦略はあるのでしょうか。

 第2次世界大戦の末期、中国大陸では、毛沢東が率いる中学共産党軍と、蒋介石の国民党軍が激しく闘う内戦状態にありましたが、モ沢東軍が勝利し、1949年に中華人民共和国を建国。蒋介石は台湾に逃げ込みました。モ沢党は引き続き、台湾を攻めるつもりでしたが、1950年に朝鮮戦争が勃発、そちらに軍を割かねばならず、台湾は後回しになったといういきさつがあります。

 台湾海峡をはさむ「両岸問題」は、砲火を交えかねないほどの極度の緊張関係をはらみつつ推移してきました。それが時代の変化のなかで、友好ムードへと変わりつつあります。

 本日の読売新聞は国際面(7面)のトップ扱い。写真や年表を入れて、厚めに取り上げています。もっとも、「中国、台湾に対話攻勢」という主見出しが示すように、中国の動きに「警戒」をキャンペーンする狙いがあります。

 一方、朝日新聞は国際面(8面)の「地球24時」に押し込めたベタ扱い。しかし、いくら何でもベタ扱いは間違いでしょう。中国と台湾の関係は、日本にも重大な影響を持つものだから、それなりに丁寧な報道があってしかるべきではないでしょうか。

 このようにメディアの扱いが極端に分かれるほど、中台問題の重要性はまだ認識されていません。日本はアメリカと中国という大きな勢力にはさまれた地球上の位置で生き延びていかなければなりません。中台問題にはもっと目を向ける必要があると思うのですが――。

 


1755 ・遅ればせながら、国連の「核の非人道性を訴える共同声明」に署名へ

2013-10-12 07:32:03 | 日記

おはようございます。
生き生き箕面通信1755(131012)をお届けします。

・遅ればせながら、国連の「核の非人道性を訴える共同声明」に署名へ

 世論に押される形で、安倍政権は「核兵器の非人道性を訴える共同声明」に、しぶしぶ署名する方針を固めたようです。来週発表される国連の共同声明です。岸田外相が昨日10月11日の記者会見で、「わが国も参加する予定」と語りました。

 日本政府は昨年は、同じ趣旨の国連共同声明に署名を見送り、国内外からさんざんに批判されました。安倍首相は昨年8月9日の「長崎・平和祈念式典」で、田上富久・長崎市長から「日本政府は核兵器の非人道性を訴える共同声明に署名をしなかった。これは状況によっては核兵器に使用を認めるという姿勢を示したことになる」と、壇上からメッセージという形で面と向かって批判されました。世界各地からの代表が参列する中での批判ですから、安倍首相も辛かったことでしょう。

 なぜ、署名しかったのか。共同声明の中に、「いかなる状況でも核兵器が二度と使われないことが人類存続の利益になる」との表現があったからです。これは、しごくもっともな内容ですよね。ところが、日本の政権担当者らはご主人・アメリカさまの顔色をうかがって、「アメリカの”核の傘”に入っていることと矛盾が生じる」という屁理屈をひねり出したのです。

 しかし、そんな屁理屈をこねてまでも、「核兵器を使える余地」を残しておきたかった。それはまた日本政府の本音でもあります。

 田上・長崎市長のメッセージには、こうありました。「「このむごい兵器をつくったのは人間です。ヒロシマとナガサキで二度までも使ったのも人間です。核実験を繰り返し、地球を汚染し続けてきたのも人間です。人間はこれまで数々の過ちを犯してきました。だからこそ忘れてならない過去の誓いを、立ち返るべき原点を、折りにふれ確かめなければなりません」

 日本が核廃絶の世界の先頭に立つべきなのは、平和を求める多くの人が望むところのはずです。その平和を求める世界の声に押されて、日本政府も重い腰を上げざるを得なかった。

 だけど、まだ油断はできません。安倍政権は、「ウソをつくこと」をなんとも思っていないからです。世論をかわすためなら、あるいはオリンピックを日本にもってくるためなら、平気でウソをつく。安倍首相は、そんな節度もない人間です。

 昨日、ノーベル平和賞の授賞者が発表されたあと、有力候補に上げられていたマララさんは、これまでと同じように、「一人の教師、一冊の本、一本のペンが世界を変える」と訴えていました。

 教育から世界を変え、世界の平和を確固とした「21世紀の到達点」にしたいものです。核廃絶はそのための一歩です。世界の多くの人々は、日本のリーダーシップを期待していると思うのですが――。


 番外のお知らせです

2013-10-11 09:36:48 | 日記

本日の「箕面通信」に時間が漏れていました。

「マララさんにノーベル平和賞を」のついでにお知らせした箕面での「教育を考える会」(仮)ですが、朝少し早い9時半からです。明12日(土)です。

「君が代」不起立や教科書問題などを取り上げつつ、現在の日本の教育問題を具体的に考えようとする会です。場所は、かやの中央の市民活動センターです。ぜひ多くの方のご参加をお待ちしています。

 


1754 ・マララさんへノーベル平和賞を――世界の多くの人が待ち望む受賞

2013-10-11 07:19:45 | 日記

おはようございます。
生き生き箕面通信1751(13101
4)をお届けします。

・マララさんへノーベル平和賞を――世界の多くの人が待ち望む受賞

 「今年のノーベル平和賞は、パキスタンのマララさんへ授与する」――本日10月11日の日本時間で夕方6時ごろ、世界の多くの人々が待ち望むニュースがノルウェーのオスロから伝えられるのでしょうか。

 国連本会議場でも堂々と信念を述べたマララ(敬称略)のスピーチは、こうでした。「本とペンを手に取りましょう。それが最強の武器です。一人の教師、一冊の本、一本のペンで、世界を変えることができるのです」

 世界には教育を受けられないでいる子どもが少なく見積もっても5700万人とされています。

 マララは11歳のとき、タリバンの支配下で恐怖におびえる人々の惨状を英国のBBC放送のブログに投稿して以来、タリバンに狙われるようになりました。15歳の秋の昨年10月9日、帰宅途中のスクールバスの中でとうとう銃撃され、ひん死の重傷。頭から入った銃弾はあごと首のあたりで止まっていたのですが、緊急搬送された英国の外科手術で摘出に成功、奇跡の回復をしました。

 国連は、誕生日の7月12日を「マララ・デー(英語名)」とすることを決めました。

 タリバンは、「『女性が教育を受ける権利』を訴えたためではなく、反タリバンの宣伝に使われているから狙ったのだ」と犯行を声明。「これからも機会をうかがって、再び生命を狙う」と予告しています。

 しかし、マララは、「殺人や拷問は、イスラムの教えに反する」と訴え、「今後も活動を続ける。ノーベル賞をと言ってくださる方もおられますが、大切なのは私の活動を支援してくださることです」と。そして、「タリバンに襲われて私が生命を失ったとしても、『教育を受ける権利の貴さ』にくらべたら、たいしたことはない」と、言いきっています。

 パキスタンのブロガーがこんな投稿をしているそうです。「泰然として自若、不動の自信、明瞭な話し方、英知のある言葉。マララはまさにこの国の誇りだ」

 マララの言葉は、「子どもに教育を」と訴えていますが、実は私たち大人こそが「大人としての教育」をかみしめるべきかもしれません。

 話はそれますが、ボクが住む大阪では、府立高校の校長が、自分の学校の先生を「君が代」」を声を出して歌っているかわざわざ目視して確認、三度”違反”すると免職にする。これは「大阪維新の会」という政治団体の方針ですが、それを率いる「橋下維新」の府立議員は、府民が選挙で投票し当選させたものです。校長が校長なら、有権者も有権者。

 日本の民主主義は、もともと脆弱でしたが、最近はその劣化が著しいスピードで進んでいるといえます。何かできることから始めましょう。そういえば明日12日(土)、ヴィソラにある箕面市民活動センターで、「教育を考える会」(仮)が開かれます。恩地さんが呼びかけ人の代表格で、ぼくも参加しており、どなたでも参加自由です。

 話がそれました。16歳、世界最年少のノーベル平和賞受賞を期待して待つことにします。