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生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

161027 ・電通の社長は、社内のセクハラを見て見ぬふりしていた

2016-10-27 09:56:47 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信161027(2793)をお届けします。

・電通の社長は、社内のセクハラを見て見ぬふりしていた

 自殺した高橋まつりさんは、単に時間数にかぎって問題にしたわけではありません。「飲み会」などでは、「目が充血している」などといわれ、「女子力がない」などこっぴどく叱られたそうです。つまり、会社による「いびり」です。

 日本ではいまだにパワーハラやセクハラが横行しており、一向にあらたまらない。昨日10月26日に「世界経済フォーラム」が発表した男女の比較では、日本の格差は昨年の101位よりさらに下がり、今年は111位と最低レベルに達しました。これが、あの安倍首相とかが、「女子も頑張れという国」での仕事ぶりです。中国よりも低い。あのルアンダが、世界で6位だったものが、今年は5位ですよ。

 ちなみに1位はアイスランド、2位はフィンランド、3位はノルウェー、4位はスウェーデンです。世界でこれら北欧の国ほどゆったりと暮らしている国があるか。それにくらべて、髪を振り乱し、目を充血して働いても、「お前の力は、会社になんの貢献もしていない」といわれる。こんな会社に勤めるなんて、社長は社員をどう考えているのか。社長は、遺族の前に出て謝るべきではないか。


161026 ・高橋みどりさんの遺族に対し、電通の社長はなぜ謝らないのか

2016-10-26 05:48:03 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信161026(2791)をお届けします。

・高橋まつりさんの遺族に対し、電通の社長はなぜ謝らないのか

 どうしても許せないのは、電通の社長もさることながら、メディアが読売やサンケイはもちろんのこと、朝日新聞や毎日新聞も「チン」として黙っていることです。

 三田労基署が、電通に対して「是正勧告」を出したのなら、それを盾にもっと早く電通の社長に明確な謝罪を果たすべきでしょう。電通の社長もただ黙って見過ごすだけでなく、なんとかこれはという口出しをしてもよさそうです。それを恐れていては、電通の鬼の首に恐れおののいたとしか思えません。それを恐れていては、メディアのプライドが泣くというものです。

 今回の自殺は、すでに過去にもありました。そんな“自殺天国”にある電通に対して、何もいわないメディア。日本はいつから寡黙の国、北朝鮮の国になったのか。


161025 ・TPPはいよいよ28日に”強行採決”する方針です。低所得者は”ジ・エンド”

2016-10-25 09:35:04 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信161025(2791)をお届けします。

・TPPはいよいよ28日に“強行採決”する方針です。低所得者は“ジ・エンド”

 「黒塗りのペーパーを持ち込み、これで審議しろ」とは、恐れ入ったものです。TPP(環太平洋経済連携協定)の審議はどれも黒塗りペーパーです。これでは審議のしようもない。それでも自民党はごり押しにし、10月28日に「強行採決」する方針です。

 安倍政権は、アメリカのTPP審議が「大統領選挙」で伸びているため、今のうちに日本が先を越してケリをつけておこうという態度です。アメリカは、新政権が発足するまで、どうしても批准が遅れてしまいます。

 日本はそのかわり「先を越して」批准し、アメリカに先手を取って橋を渡り、たとえばロシアとでは「例えば、2島返還」で譲ってもらう。つまり、「2島返還は、アメリカの猛反対があったから流れた」という経緯の上に立った推論です。しかしそんなにうまくいくものですかね。

 TPPは、日米の富裕層の上に立った仕掛けです。低所得者には全然関係がありません。それどころか、害あって益なし。米(こめ)はアメリカから入ってくるは、医療費や教育費はアメリカ並みにされてしまうはで、得するものはなし。

 TPPは、結局、市場原理主義に基ずくもので、裕福な層がさらに持ち分を増やすだけです。低所得者はその持ち分を増やすだけです。なんとしても潰さなければなりません。


161024 ・東京10区と福岡6区のぼろ負けは、民進党の凋落のはじまりです

2016-10-24 08:47:55 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信161024(2790)をお届けします。

・東京10区と福岡6区のぼろ負けは、民進党の凋落のはじまりです

 昨日10月23日の東京10区と福岡6区は、予想通り自民の圧勝に終わりました。民進党はこの間、何にもしなかったことと大してかわりません。蓮舫氏と野田氏が率いる民進党は、凋落の一途をたどり始めたように見受けられます。野党共闘を頑なに拒否することから、当たり前の趨勢をたどっているともいえます。

 その元は、連合という組織です。電力労連、電気労連、鉄鋼労連、  などの大手労組が、共産党嫌いです。民進党は「票だけはくれ。その他はいらない」という共産党嫌いで、虫のいいやり方を決め込んでいます。そして、こうした労組による“貴族”組織は、私たちの労働者とはまったく違った位置にくらいしており、労働者組織をダメにしています。結局は、自民党と一緒です。

 つい先日、新潟でおきた野党共闘を見習わなかった罰です。仮に、東京10区や福岡6区で負けたとしても、こんな惨敗はなかったでしょう。とにかく連合は、共産党が持ち出す政策をすべて潰すのだから、なにおかいわんやです。

 この年末、あるいは年明けに実施されるであろう衆院選では、民進党はさらに負けることが見えています。


161023 ・”土人(どじん)”発言は、構造的右翼の塊です

2016-10-23 09:07:52 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信161023(2789)をお届けします。

・“土人(どじん)”発言は構造的右翼の塊です

 “土人発言”は、日本の右翼にある根っこの中からくる塊のようなものです。それは、上から目線で、下の物を抑えつける“権力”から来るものです。

 脳科学者の茂木健一郎さんによると、「この隊員による発言は完全にアウト。しかし、この隊員に言わせた『構造』をより問題だと感じる」と言われたそうです。これは、沖縄タイムスからの引用です。

 この発言は、芥川作家の目取間俊さんに対して、機動隊員が「触るな。どこ掴んどるんじゃボケ。土人」と言ったことがわかったそうです。

 機動隊員を送った松井一郎大阪府知事は「ごくろうさん」とねぎらったそうです。

 なによりも、日本のメディアが、「おもしろ、おかしく」報道しているところが問題なのます。これは、単に機動隊員の一発言としか見ていないところに大きな問題があるようです。つまり、右翼の発言というより、日本の中に固まっているコアな部分です。沖縄は、日本と違うといった”差別“です。

 週刊女性が、吉永小百合さんが姜尚中さんの対談の中で、「高江のヘリパッド建設問題がそれほど問題なら、海兵隊を東京に持ってきたら、と思うくらい」と言っていました。

 日本は、「新しい戦前」に向かいつつあることを実感として感じます。