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生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

161107 ・アメリカに、そして民進党に、たかが大臣(山本有二氏)の首一つで8日にTPPを売り渡すのか

2016-11-07 12:53:31 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信161107(2803)をお届けします。

・民進党に、たかが大臣(山本有二氏)の首一つでアメリカにTPPを売り渡すのか

 日本の首相は、たかが大臣の首一つで、TPP(環太平洋経済連携協定)をアメリカに売り渡すのか。情けない。

 例えば、日本はアメリカに比べると医療の国です。北欧ほどでないにしても、日本は皆保険です。保険で、1割、あるいは2割で済ませられ、あとは国が払ってくれます。

 教育費も、アメリカは高額です。特に大学は、ハーバードやイェールなどでは高くて手が出ません。その点、北欧などではムリなく通すことができます。その分、消費税が高いわけです。高くてもそちらに行きやすいか、です。

 アメリカでは、グローバル企業が多くの分野で牛耳ります。すでにアメリカの各州よりもグローバル企業の方が先んじているようです。

 日本は、アメリカ型の国にされようとしています。安倍首相は、アメリカ型の国にされることが好きなようです。

 そして、大臣の首一つで、日本を売り渡すなんて、民進党も情けない。


161105 ・安倍首相は、国民の医療費などをアメリカのグローバル企業に売り渡した

2016-11-05 08:38:59 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信161105(2282)をお届けします。

・安倍首相は、国民の医療費などをアメリカのグローバル企業に売り渡した

 盲腸だ。手術しなければならない。そのとき、アメリカなら約700万円がいります。しかし、手術の費用がなければ、つまり保険がなければあきらめざるを得ない。そんな人が、アメリカでは大勢おり、実際にたくさんの人が手術を受けられません。そして、次は日本です。安倍首相は、こんな盲腸の人でも保険に入らざるを得なくなり、犠牲になります。

 日本の場合は、保険が必要になり、たとえばアフラックです。病院では、医者がまず「あなたの保険は何に入っていますか」と聞き、それにあわせて手術を行います。手術を受けられない人は、おなかが痛くてもあきらめざるを得ない。

 手術をあきらめて、売薬で我慢するにしても、ジェネリックの薬は使えない。先発のメーカーが、ジュネリックのメーカーにいろいろ難癖をつけて発売させないようにする。あるいは発売を少し遅らせる。すると、先発のメーカーはその分だけ儲けになる。

 そしてそれがいやなら「ISDS条項」です。投資家が、その国家を訴えます。しかし、敵はさるもので3人の仲裁裁判所で必ず勝ちにいきます。すでにこの裁判で負けた国が、たとえばカナダやメキシコなどです。

 安倍首相は、11月4日は三笠宮の葬儀で、騒ぎを起こしてはならないとし、しかし、結局騒ぎを起こしたのも安倍首相側でした。野党は単に一杯食わされただけでした。

 しかも、山本有二農水相は、おとがめなし。ただし、9日には辞任し、10日には新大臣という段取りです。

 つまり、野党にとっては、なんの手柄にもならない「大臣の首」一つで、TPP(環太平洋経済連携協定)をアメリカに差し出す。

 今回の日本のやり方は、文化をはじめさまざまな分野に影響を及ぼします。日本の与党側があとでどんなにあわてても後の祭りです。


161104 ・アベノミクスは、すでに「ウソツキミクス」に変わりました

2016-11-04 08:34:31 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信161104(2801)をお届けします。

・アベノミクスは、すでに「ウソツキミクス」に変わりました

 朝日新聞は本日11月4日の社説で、安倍首相の言動を「アベノミクス――誇大広告はもうやめよ」と、こっぴどく批判しました。実際のところ、こんなにもウソをつく首相がいるとは、信じられません。そんな首相を、どういうわけか「高支持率」で支援している人がいる。これもまた信じられません。あえていえば、野党がだらしないからだといえます。

 「日本銀行が物価上昇目標の見通しを、また先送りした。2013年春には『2年で2%』と宣言していたが、『18年ごろ』になるという」と言い、それも「後ずれは、もう5回目だ」と、朝日新聞は念を押しました。さらに、「どう言い訳をしても3年前の宣言が『誇大広告』だったことは否定できない」と厳しい𠮟責です。

 ただ、この社説は、「金融政策と機動的な財政、成長戦略は、それ自体は経済政策のメニューである」と言い切ります。しかし、そうではない経済政策があるはずなのです。人間はパンのみにて生くるにあらず、の方向を取りさえすれば、素直に生きる方向性がみえるはずです。もちろん、その方向性には、単に人間の欲望はなくす必要があります。人間自体も変わる必要があります。いっぺんにその方向性に進むかどうかは、まだわかりません。ただ、このことだけをしっかり身につけておけば、いずれ対処する時期が来るはずです。


161103 ・憲法公布の日であり、「9条の日」です

2016-11-03 09:42:28 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信161103(2780)をお届けします。

・憲法公布の日、なにより「9条の日」です

 今日は、憲法公布70周年の日です。一般にひろく交付して、翌年から施行されました。この時は、みんなが「新しい憲法だ」として日本中がともに喜びあいました。沖縄が1972年5月に、「日本復帰」を喜んだのも、そこに「9条」があり、戦争をしないで済むからでした。

 私たちは昨日、小さな集まりを持ち、「9条の願い」を学びました。それはなにより「押し付け論」に負けない、平和な生存権をしっかりと確立するためでした。

 朝日新聞は、本日から「押し付け憲法論は現実逃避」をはじめ、連日「押し付け」を論じます。つまり、自民党の改憲論がひとえに「押し付け」によるものと決めつけています。

 私たちの「平和主義」も、戦争放棄・軍備撤廃・交戦権否認であり、国際協調主義、非戦思想です。そのなかで、「押し付け」とはいかに違うか、つまり1791年のフランス憲法から延々と流れてくる思想です。それを、時の幣原喜重郎首相が、戦争放棄の発案者としてマッカーサーに発案、当時の天皇存続と一緒に提案したのでした。

 こうして、「9条」は国際公約として日本に根付きました。

 しかし、安倍首相はこの「9条」をなんとしても潰そうと企んでいます。この「押し付け憲法」を、自前の憲法にしたいといい、自民党の党是としています。

 しかし、日本に必要なのは、日本人が生きるために大事な資質です。日本がアメリカから輸入したとしても、それは日本が世界から学び取った大事な思想です。何も隠す必要はない。


161102 ・安倍首相の「アベノミクス」は、黒田日銀総裁がすでに「アベノミクス敗北宣言」です

2016-11-02 09:56:56 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信161102(2799)をお届けします。

・安倍首相の「アベノミクス」は、黒田日銀総裁がすでに「アベノミクス敗北宣言」です

 安倍首相はあくまでも「アベノミクス」を貫くつもりですか。アベノミクスは満身創痍であり、「失敗」はすでに明らかな通りです。

 なかでも、黒田日銀総裁が、「物価2%目の目標は18年中ごろ」と先延ばしすることになったことが決定的となりました。黒田総裁は、自分の任期中に“公約達成”ができないことを悟り、辞める決心です。

 アベノミクスは、ご存知の通り、①の矢が「大胆な金融政策」。ちなみに②の矢は「機動的な財政政策」。③の矢は「民間投資の成長政策」です。ところが、どれ一つ、うまく行っているものはない。とくに、あれだけの金融ばら撒き政策をやっても、今年で3度目の失敗。大規模緩和時期からは5度目の失敗となります。つまり、いくらやっても、ダメなものはダメです。

 ついでに、「財政政策」はいくらやっても、これまたダメ。さらに民間投資は、政府がいくら踊ろうと、ダメなものはダメです。結局、アベノミクスという経済政策が、ダメなものはダメと決定的な失敗政策となりました。これから、安倍首相は、「どんな政策を打ち出すのか」、みなさん、期待して待ちましょう。