いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

ワシントン散歩、中華街:北米出張24

2004年10月20日 07時45分14秒 | 北米出張・事情


中華街のシンボル。中華門。この日は曇り。やや遅く起きて地下鉄にてワシントンDC中心部に行く。本屋に、まず、行ってその後中華街に到着。お昼をすぎていたのでご飯を食べる。





小さな中華料理屋に入る。客は1組。その後いなくなり、おいらだけ。



ワンタンスープ。海外で日本食が恋しくなることはないが、「だし」がほしくなる。そんなとき中華料理屋のスープはとても身に沁みておいしい。デリーの時もタイ料理屋でワンタンスープを見つけ飲んだ。おいしかった。



破れたペーパーマット。このマットは北米中華料理屋(B,C級)で多く用いられている。「えと」の解説が書いてある。酢豚を頼んだ。がはずれた。甘酸っぱいだけの単調な味。ご飯もインディカ米だった。ぱさぱさご飯。


ばっかり食べ。毛唐さん流:北米出張21

2004年10月17日 01時10分46秒 | 北米出張・事情
テレビで、最近の子供の「ばっかり食べ」を報道していた。「ばっかり食べ」とは、おかずばっかり食べる、ごはんばっかり食べるという食事の方法である。ただ、順序はどうあれ最終的にはすべて食べるのである。

この報道をみて、「これって毛唐さんのものの食い方じゃん!」と思いますた。果たして、その報道は、日本の児童のばっかり食べを紹介したあと、リファレンスとして毛唐さんの食事法を報道したのでした。(ばかなテレビにしては、やるじゃんとおもいますた。)

毛唐さんは、スープならスープだけ、サラダならサラダだけを食います。レストランではスープを平らげないと次がでません。あるいは、もういいか?と言ってさげられます。

メインディシュを食いながら、スープを飲むということをしません。

まあ、西欧料理がそういう流儀なら、それでいいのですが、北米の日本料理屋もその流儀なんですね。つまり、まず味噌汁がでる。うまかった。が、メインがでるまでとって置けない。さげられちゃう。サラダも同様。写真は弁当ですが、これとは別途、サラダと味噌汁がつきました。が弁当本体がでる前にさげられちゃう。

さて、弁当本体にはさまざまな料理があるので、マルチに箸がつけられます。ただ、一緒にいた毛唐さんがどのように食べたのか、一品ひとしな撃破していったのかは、観察していませんでした。今後の課題ですね。


アメリカが嫌いですか:ダイエー論北米出張20

2004年10月16日 09時53分26秒 | 北米出張・事情
いか@ 単刀直入な質問を考える。

アメリカが嫌いですか

阿川尚之の著作のタイトル。おいらは読んだことがない。

■今日のテレビによると、アメリカは日本の牛肉を禁輸にしているそうだ。理由は日本での狂牛病の発生。米国より早く発生した。その一方、現在日本に禁輸解禁を要求。

■アメリカを日本に摂取するやつが嫌いだ。 国旗国歌問題の時、アメリカでは国旗国歌を、特に学校現場では、重要視し儀礼的に用いるから、日本でもやるべきだという論理を言うやつ。こういう輩は自分の滞米経験をもとに、アメリカではこんなすばらしいことをやっているので、日本でもやるべきだという論理。ばかだ。そんなことより、なぜアメリカが星条旗を振り回さないと国民を統一できなかを考察すべきだった。

余談:その昔、中曽根内閣の頃、教育諮問委員会みたいところで、盛んに9月新学期が提唱された。理由は、なんのことはない、米国と同じく!である。

■普通の日本人が無自覚なのはいかに現行の日本人の生活様式がアメリカのぱくりであるかである。典型がスーパーマーケット。あれこそアメリカである。

■で、スーパーマーケットに何か恨みでもあるのか?というと、 ある。スーパーマーケットというのは大手資本が地場の商店街を廃墟にして発展したものである。フィリピンからの復員した元敗残兵は、「貧困こそ戦争の元凶。みんなが豊かに消費して暖衣飽食で幸せ!幸せ!」を理念にスーパーマーケットを全国展開。地場商店街・地域共同体を破壊した。中内・ダイエーにほかならない。

■子供の頃、父に「ダイエーが来て、店をたたまなければいけない。自分はいいが、従業員をなんとかしなければならず悩んでいる」と言ってきた人物が忘れられない。

■空襲で焼け残った地場商店街を、対米戦の敗残兵が本国に帰還して、破壊するのである。ゾンビだね。なるほど、こういう言い方は恨みがましいのだろう。つまり、地場商店街は市場原理で淘汰されたと正確に言えと、グローバルスタンダードを標榜する人はいうだろう。

■しかし、もしそうなら、ちょっとまてほしい! 今市場原理に真っ向から反逆し、本来ならとっくに倒産しているダイエーこそが市場原理で淘汰されていないのである。過去、さんざん中小商店を倒産・廃業に追い込んできたダイエーが、てめーだけは生き逃れようとしている。これは一体どういうことだろう?

■御都合主義ということは、冒頭の狂牛病問題での米国と全く同じである。

■おいらにとって、ダイエーはアメリカの別働隊である。

●写真は、「アメリカが嫌いですか」の著者、阿川氏がオベンキョーあそばさえた、ジョージタウン大学である。米国建国以前からある。

路地裏の星条旗:北米出張18

2004年10月14日 06時03分19秒 | 北米出張・事情
いか@ ワシントンDCの路地裏に入る。

そうすると、ごみ箱になぜか星条旗。 覆いなのか,それ自身ごみなのかわからない。

米国社会ではとにかく星条旗があふれている。ばかでかい旗が建物の壁に掲げられているのも多い。これは日本ではないことである。畳何十畳分の大きさの日の丸が東京でそう掲げられているわけではない。

そんな、米国社会だが、ちょっと路地裏に入ったらこの光景。路地裏に入ったのは、危なそうなので、後にも先にもこれ一回。これまた、日本社会で日の丸がこう打ち棄てられている光景はないだろう。

なんなんだ? 米国!


物乞い退役軍人:北米出張16

2004年10月12日 06時34分48秒 | 北米出張・事情
いか@ 米国政府のある官庁に行く。


はれ。朝はやや寒いが、日中は半袖でいいくらい暑くなる。

米国では空港での安全審査が厳しく、ボディチェックも細かくやる。お役所に入るにも荷物チェック、パスポートでID確認が必要。

さて、写真。官庁前で物乞いをする人。おいらは退役軍人だ、お金ちょーだい。とプレートを持って歩く人に訴えていた。

見た限り、誰もお金をあげていなかった。