いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

国立博物館、はずれ。でも、三彩釉骨蔵器

2005年11月25日 20時48分54秒 | 日本事情

国立博物館は、はずれだった。この京都の国立博物館が日本唯一ではないのだろうけど、インドのデリーの国立博物館に比べると桁がちがう。もっとも、だから早く次の目的地へと出発できたのだが。たぶん、行き場のない文化財の「貯蔵」が目的なので、思想をもって展示をするほど文化財はなく、かつ、展示しなければいけないので、散漫な感じ。

そんな中、びっくりしたのがこれ。 これはすばらしい。

奈良時代の初め、平城京の役人だった人の骨壷だって。

「もだんな抽象画のようだ」。この写真で見るのとは色合いはちがう。薄桃色と濃い緑が鮮やか。そこに、ぼと・ぼと、と茶色の「たれ」が印象的。

「奈良時代」の人もこういうのを「よい」と感じていたその感性と、現代のおいらの感性の「同じ」なことに、オドロカカレヌル。



三彩釉骨蔵器




考えてばかりじゃ、だめだぞ。
「運動」も大事だぞ。
<考えてばかりにしては、筋骨隆々。
なんでだろう。>


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