楽天で『神皇正統記』を見つけたので、入札したら、一発落札で(だれも買わないよ~、そんなもの!)、今日届きますた。どんな版なのかいっさいわからず注文した。
見た。
昭和17年刊行。まず、刊行年を知って、わくわく。
あとがきを見ると、思いっきり、期待通りのお言葉。
この戦争(第一次大戦)の結果、勝利者の立場に立った英仏及び米国から民主主義、自由主義がとうとうとして侵入し来たり、危うく大和民族の根本精神を腐食せんとしたが、今上天皇の昭和6年9月、満州事変突発以来、非常時の警報頻りになり、昭和12年7月7日、シナ事変起こるに及んで、国民の精神は俄かに緊張し、帝国の精神は喚起せられた。
(中略)
吾等は有史以来の最も意義ある時世に生まれ合わせたことを欣ばねばなるまい。
でもさ、神皇正統記と対米英蘭支戦争と、冷静に考えると関係ない。なぜ、この時期、多分熱狂で読まれた、いや持ち歩かれただけかも、「気分」をこれから、おいらは、考えます。