▲ 今週のみけちゃん
▼ 新しい街でもぶどう記録;第376週
■ 今週の武相境斜面
■ 今週のミニマム
今週見えた1月の満月は今年一番小さいそうだ。最大は7月の満月とのこと。
■ 今週のメタセコイア
■ 今週の草木花実
■ 今週の小さな?冬害
凍上(wikipedia)
■ 今週の結氷
■ 今週の毛唐の食べ物
以上を、<荊の簪を挿した御方さま>に奢ってもらいました。
■ 今週知った、1973年の対米感情
世論調査で、日本人が「アメリカが好き」と答えた割合が、1973年で18%だった。1964年の49%から、ここまで下がった。最大原因はベトナム戦争に違いない。
ベトナム戦争は、安保改定以後の日米関係の健全な発展にとって、最も大きな障害となった。この戦争によって日本におけるアメリカの人気は急落した。輿論調査でアメリカを「好き」と答える日本人は、アメリカがベトナム戦争に本格介入する1965年から下がり始め、その前年(1964年)の49%から、73年には18%まで低下している。多くの日本人の目にはアメリカがアジアの貧しい小国の内戦に介入してアメリカ流の正義を押し付け力尽くで支配しようとしているかのように映ったからであった。
増田弘、土山實男 編、『日米関係キーワード』(Amazon) 、32. 高まるアメリカへの反感 ーベトナム戦争と日本
沖縄返還と日中国交「回復」が1972年。ベトナム戦争に加え、ニクソンショックも大きな原因だったに違いない。基調としては、"1968年革命"のひとつの帰結だろう。
▼ ピンボールの第一号機としての保護国日本@実に頑丈だし、安価でもあった
一九七三年の秋には、何かしら底意地の悪いものがひめられているようでもあった。
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「ギルバート・&・サンズという会社はいわば後発のピンボール・マシン・メーカーなのです。」と彼は突然語り始めた。第二次対戦から朝鮮戦争までは爆撃機の爆弾投下装置を主に作っていたのですが、朝鮮の休戦を契機として新しい分野に乗り出そうとしたわけです。ピンボール・マシーン、・・・いわゆる平和産業ですな。ピンボールの第一号機は1952年に完成しました。悪くはなかった。実に頑丈だし、安価でもあった。
村上春樹、『1973年のピンボール』 (強調、おいら)
#今年は「主権回復」(サンフランシスコ講和条約 1952年から)70年
■ 今週の「少数派の諸君!」
1973年から半世紀後の今;
「米国に親しみ」過去最高88% 内閣府外交世論調査 (ソース)[1]
ぎょえ! 何と日本人の9割がアメリカさまに親しみを感じているのだ。皇室並みだ。
HM体制が完全に板に付いたのだ。親米=日本人のデフォルトとなったのだ。
「知米」派の中山俊宏慶大教授も認識しているように、米国の国内政治状況は混乱していている。つまり、分断が進行していて、ついには内戦という言葉が普通にでてきているとのこと。 きたるべきアメリカにおける「内戦(シビル・ウォー)」
国内さえまともに調和的に統治することが難しい国のどういう点に、日本人の9割は「親しみ」を持っているのか、少数派のおいらにとっての、素朴な疑問だ。
もしかして、アメリカ本国人に自国に親しみを持つか?と聞いたら、88%にはならないのではないか?なぜなら、現在米国の若者層(18-28歳)で「自国に誇りを持つ」と回答する割合が20%なのだという。
地球で一番アメリカに親しみを持つ人々、日本人ということになるかもしれない。
米国をありがたがっていたり、頼みにしていては、日本は立ち行かないと、おいらは考える。自分の運命は自分の責任である。
▼ さて、一方の、お支那さま。 感情と理性、あるいは打算?
中国に「親しみを感じない」は79%(前回調査比1・7ポイント増)だった。一方、日中の関係発展が「重要」とした人は、78・7%(同0・5ポイント増)に上った。(読売新聞)
これは、興味深い。親しみは感じないが、関係の発展は重要との認識。
関係を弱くする、中国から撤退するという意見は多くない。関係発展は重要とするならば、まずは、(米国に頼らない)対中防衛力をちゃんと担保しなくてはいけない。
■ 今週の条件反射
YouTube 瞬間英作文98 タクシーや車を利用する時の英会話 英語が話せるようになる
ローズ英語塾と名乗っている。この塾名の頭に「東京」をつけたい。東京ローズ英語塾。
「ここで降ろしてください」って英語で何て言う?
「揚げ豆腐」でいいと思う。
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[1]
内閣府は21日、令和3年の「外交に関する世論調査」を発表した。米国に「親しみを感じる」「どちらかというと親しみを感じる」と回答した人は計88・5%、日米関係は「良好だと思う」「まあ良好だと思う」と答えた人は計91・3%に上り、いずれも調査開始以来最高となった。
北朝鮮への関心事項を複数回答で聞いたところ、日本人拉致問題(79・8%)▽ミサイル問題(77・8%)▽核問題(65・5%)▽政治体制(44・4%)-の順に回答が多かった。上位4項目の順番は前回と変わらなかったが、「ミサイル問題」が前年比4・6ポイント増と前回調査を唯一上回った。北朝鮮がミサイル発射を繰り返していることが影響したとみられる。
日中関係については「あまり良好だと思わない」「良好だと思わない」が計85・2%で、前回から3・4ポイント上昇した。尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺での中国海警局の領海侵入、香港や新疆ウイグル自治区での人権問題などへの懸念が背景にありそうだ。日韓関係は「あまり良好だと思わない」「良好だと思わない」が計81・1%で前回(82・4%)と同水準だった。
調査は昨年9月30日から11月7日にかけ、全国の18歳以上の男女3千人を対象に実施した。回答率は56・7%。昭和50年度からほぼ毎年度実施している調査で、令和元年までは調査員による個別面接聴取法、2年以降は新型コロナウイルス感染拡大の影響で郵送法に切り替えて実施している。