■ 今週の看猫
■ 今週の花
■ 今週のよその猫
「柴田」さんちの猫; 横浜市・港が見える公園
■ 今週の公園; 横浜市・港が見える公園
港がはっきりしないパノラマ画像
■ 今週の「昭和の成仏のために」;
「愛の母子像 あふれる愛を子らに」 [google]
なぜかしら、日本有史初の、外国軍駐屯地跡地にある(関連愚記事:仏軍駐兵地)。
■ 今週のDT
DTは、DTの実態を知らない人に、幻想やステレオタイプを与え、ヒステリーや根拠なき憧憬を抱かせる。
https://twitter.com/yoniumuhibi/status/713925750550757377?lang=ja
そうなのか。バブルのときDT沿線に来た人たちは、まさか、自分の一家が、軍用機墜落で、壊滅するというリスクを考えなかったわけだ。
1977年の事故から10年も経っていないのに。
(もっとも、彼らは、『岸辺のアルバム』に見られる低地のリスクに怯え、丘に家を求めたのかもしれない; ←わからねぇだろな、昭和の話)
もちろん、twiiter界の「ショーン・K」である「世に倦む日日」氏は、そんな辛気臭いことには言及しないのだ。なぜなら、そんな辛気臭いことに言及していたら「俗耳」に嫌われるからだ。
ネット界の「ショーン・K」とおいらが御尊敬申し上げている「世に倦む日日」氏は高知の出(らしい)。そして、岡山大学(=四流田舎大学=地国=遅刻の 法 文 学部)の出(らしい)[むかす、法文学部というが田舎にはあった!]。
おいらは、昔、かもめさんや小林さんとともに、「世に倦む日日」氏の御尊顔を拝したことがあるだょ。っていうか、かもめさんと小林さんとおいらのオフ会にヤツが「乱入」してきたのだ。 でも、まじ、イケメンだったよ。
昔からの彼のネット芸は「記号」を操ることである。内容がとても「通俗」。扱っているのが通俗的「記号」なのだ。実体には関心がないようだ。散歩もしないのだろう。 実は彼には批評力がない。その点が「ショーン・K」と同じだ。つまり、「ショーン・K」がコメンテーターとして実力があったとみなす人は、「ショーン・K」が世俗に受け入れやすい俗説を発しているだけで、実は批評力がないことに気づかないのだ。
(1.ここで、われらが安倍ちゃんを罵倒することが「批評」だと思っている御仁は、それはいけない。別に、われらが安倍ちゃんを罵倒してもいいが、批評とは「安倍ちゃん」現象の存立構造とその成因を明らかにすることである。安倍ちゃん罵倒派の批評力の無さは、なぜ"悪魔でファシストで売国右翼"の「安倍ちゃん」が国民による内閣支持率が低くない支持を受けていることを、全然説明しないことに端的に表れている。
2. 批評力の参照例として、マツコ・デラックスの東急田園都市線へのコメントを見よ。 むしろ、おいらは、マツコに田園都市線沿線のにわか造成住宅地域と何があったのだ?と聞きたいょ)
「世に倦む日日」氏は、日ごろ、"日米安保反対"とか記号を操る。そうであるなら、、山田洋次の「家族はつらいよ」の舞台である「取ってつけた」新興造成である「夢の高級住宅地」に言及するのであれば、当然、そこはバブル期のわずか数年前に、そしてわずか数キロ先で米軍機が墜落し、住宅地が灰燼に帰し、親子3人が全身ジェット用燃料に焼かれて死んだことをふまえ、戦後日本の「夢の高級住宅地」と「地獄の住宅地」の皮肉に言及すべきなのだ。「世に倦む日日」氏には、ほとばしるような日米安保への敵意が感じられない。まさに上のtwiiterにあるように、彼の関心事は「最も人気のあった夢の」という基準である。つまり、世俗の欲望を最も忠実に感じ、それに自己のベクトルを合わせて、世俗での自分の勢いを得ようとするのだ。これつまり、俗物。
そして、彼は時代が、かなり、ずれている。 やはり、遅刻=超!遅れてきた青年なのだ。
彼の通俗「リベラル」好きは、1957年生まれの彼が「中二病」時代を過ごした高知の雰囲気だったのであろう。丸山眞男に代表される"戦後民主主義"が「最も人気のあった夢の」思想であったのだ。
やはり、彼は時代が、かなり、ずれている。通俗的"戦後民主主義"は、「全共闘運動」で破壊され(愚記事:殴られる眞男)、その後の1980年代の保守化現象で、とっくに、解体が始まっていた、と歴史書は伝える。上野千鶴子だって、通俗的"戦後民主主義"をバカにしていた(愚記事)。それだから、「世に倦む日日」氏は、カンサンジュンなど近代批判派、あるいは、ポスト・モダン派、通俗的"戦後民主主義"批判派を憎むのだ。
すかすながら、「世に倦む日日」氏に興味深いことがある。氏には"戦後民主主義"の教祖である大江健三郎の作品を称賛した文章を見たことがなく、 (氏が大江と同じ山深い四国の出であるのに、) 村上春樹を称賛するばかりである。 どうなっているんだ!? 「世に倦む日日」氏の「法文」事情!
実は、「世に倦む日日」氏は、「ショーン・K」同様、かなり無知である。「型」の美学実践者だ。テレビばっかり見ている。実は、今は、本を、あまり、読まないに違いない。最大関心事は、「最も人気のある夢の」事物である。もちろん、東急田園都市線⇒「夢の高級住宅地」という通俗的知識は持っているが、東急田園都市線⇒武相境斜面⇒上空、日米軍用機ぶんぶん⇒墜落したらやだなぁ~という実感はない。
ところで、田園都市線=DT、って、ドレイ・トレインの略だと、おいらは、DTに流れ着いて来て感じている(愚記事;ドレイな人は労働生産性を考慮せず、)。
■ 今週の紅衛兵
李尤松(1968年生まれ) 題名:「無題」 (らしい)。2006年の作品
横浜美術館で開催中の 村上隆のスーパーフラット・コレクション ―蕭白、魯山人からキーファーまで― (4/3まで)での一作品。
現代中国では、文革時代のことが、アート化されているらしい。 そして、この李尤松(1968年生まれ)の「紅衛兵」は、現実離れしている姿態として描いているとおいらには思える。
なぜなら、確かに、少女二人は右腕に紅衛兵の腕章をしている。でもおかしい、彼女たちは平服なのだ。紅衛兵は軍服を着るのが基本である。紅衛兵の腕章を「授けられた」毛沢東(紅衛兵による「戴冠式」!)も軍服姿だった。
当時の文化大革命の記録を読むと、記録者が驚くこととして、なぜ紅衛兵の少年少女たちがみんな軍服をもっていたかとうことである。当時の中国は「物のない社会」であり、「物」という実体が意味をもっていた。実状は、紅衛兵となる少年少女たちは実家から調達したとのこと。端的には親からもらったりしたのだ。これは、軍服を自己調達できる少年少女たちが紅衛兵となったことを意味する。事実、文化大革命勃発当初の紅衛兵は超エリート階層(共産党・革命実行者たち)の子弟だ。
こういう背景を考慮すると、上記李尤松の農村での少女たちの紅衛兵の腕章は不自然だ。もっとも、下放された紅衛兵が軍服は脱いだが、腕章だけは忘れないということを示しているのか? おそらく、紅衛兵の腕章は、李尤松(1968年生まれ)にとって、「記号」なのだ。
赤い腕章萌え!というアート分野が、かの国では、興隆しているらしい(???)
■ 今週の予言力 :; 今思えば、 確かに、 こ わ か っ た
青島千穂(1974年生まれ) 「マグマ魂爆発。 津波は恐いよ。」 2004年 (部分)
青島千穂(1974年生まれ) 「マグマ魂爆発。 津波は恐いよ。」 2004年、 全図
同じく、村上隆のスーパーフラット・コレクション ―蕭白、魯山人からキーファーまで― にて。
■ 今週の雲
今週の雲; 飛行機雲。 当然、武相境斜面上空。おそらく、軍用機。
おいらが、自分の中で、数少ない好きな点は、「空に憧れた」ことがないことである。
Watch MY step ! が本義である。
まずは、散歩だ! 書物に傍点を施してはこの世を理解することに淫してはいけないのだ!!
しかし、武相境斜面には、しばしば、「白い坂道」があるのだ。 見ないように気をつけて、散歩をしよう。
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