いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

横田基地参拝

2010年02月23日 20時06分16秒 | 東京・横浜


■仕事で福生に行った。西武新宿線で拝島駅に到着すると、ホームからインド料理屋が見えたので、手配師との待ち合わせ時刻まで、メシを食うことにした。(以下、画像はクリックで拡大)

    

キーマカレーとナンをいただいた。

~~カレーをたべると必ず、
心中穏やかざる衝動が...
何か、カリカリ、カッカくる、
宿敵撲滅の願望が...
それはおいらの心中の悪魔
それとも、それはthe way love's supposed to be ~~

店のポスターは「横田基地との交流で本場アメリカ文化が学べます」とうたっていた。 
拝島駅ロータリーから手配師の車で、仕事場へ。途中、横田基地の脇を通過。いつも禁治産「コッカ」日本を"守って"くれてありがとう、と思わず両手を合わせて拝んでしまう。

    ←数メートルおきにべたべた貼ってある.

独立国である日本の首都東京にこのような巨大な空間が君臨している。!とかいうけど、「独立国家」でないんだって、ぬっぽんは。

五輪誘致で目くらましにあって、みんなすっかり忘れている「石原都知事の公約、横田基地返還」。


武蔵野を闊 飛する米軍機。

▼金縛りに逢う横田基地、あるいは、もう朝鮮戦争はできない。

横田基地といえば、朝鮮戦争中の"サイパン"である。朝鮮戦争中のB29の多くが横田基地から出撃。北朝鮮は日本列島に逆襲できる飛び道具を持ってなかったので、やられ放題。その教訓から得た北朝鮮の戦略が日本列島を網羅、射程とする核ミサイルの開発。横田基地は俗にアラスカから中東までを守備範囲とする米軍の総司令部といわれている。そんな総司令部を核ミサイルで一撃にできるとなると、北朝鮮は決定的なカードを握ったと言わざるを得ない。米中戦争はもちろん、米朝戦争ももはやあり得ない。相互承認の拮抗状況の出来だ。その谷間、米中の谷間どころか米朝の谷間、で日本は取引材料。米中朝みんなのお財布。

■おまけ。 YouTubeで半世紀前の本場アメリカ文化が学べます!;「きみたちうたう人たち、ぼくたち踊る人たち」。演者と観客の人種的役割分担↓
Martha & the Vandellas - Heatwave