いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

ブログ作法

2005年04月21日 20時00分45秒 | 


いまさらではあるが。

昨夜、賃労働から戻ると留守番電話。この地域でチェーンをはる書店「トモトモ堂」(仮名)からだ。「ご注文の雑誌『ユリイカ』は版元品切れです」。

発売当初から一部ブログ界で多少話題になっていた。その時は食指が動かなかったが、先週突然欲しくなった。書店を駆けずり回ったが、なかった。大型書店、大きくなくても思想書が多い店など、どこもなかった。いつもは1冊の『ユリイカ』が入荷して、たぶん、そのまま返品されるのであろう。ただ、4月号はブログ特集という売れ筋テーマだったので、売れたと思われる。

駈けずり回って手に入らないと、ますますほしくなり、書店に注文した。その結果が、冒頭の留守電である。やっぱ、うれてるんだ。

ところが、この注文の結果が出る数日前、この街に新しくできたショッピングモールに大型書店に行った。くまざわ書店。上記『ユリイカ』4月号を探し回っているときは行かなかった。あった、『ユリイカ』4月号、ブログの作法。でも、おいらは「トモトモ堂」(仮名)に注文しているのであえて買わなかった。もし、版元品切れで、かつこのくまざわ書店に舞い戻ってきたとき売り切れていたら?と不安がよぎった。

で、昨夜の留守電。やっぱ、そうだったんだ。午後8時。行ったよ、くまざわ書店。あった!残ってたよ!45分あまり、その『ユリイカ』を持ってほかの本の探索に時間を過ごす。

それにしても、なぜこのくまざわ書店で『ユリイカ』4月号・ブログ作法が売れなかったのだろう?この街の主だった本屋では売れたのに。(まあ、売れたといっても1店1冊だろうけど)。最近のブログの流行でにわかブロガーも増え、この街の本屋からも『ユリイカ』4月号・ブログ作法が消えたのだろう。そこで、新しいショッピングモールのくまざわ書店。たぶん、この本屋の客はショッピングモール目当てに来ていて、ユリイカを(潜在的にも)買うような思想・芸術マニアはそういないということなのだろうか?

でも、このくまざわ書店、大型で思想書も豊富。プチ・ジュンク堂のたたずまい。「トモトモ堂」(仮名)の思想書豊富支店や、この街にこっそりある丸善より、品揃えがいいかも。

書棚に並ぶ吉本隆明。売れるのかな?





小谷野敦に、何なんだ!?、といわれた、「浅田彰氏絶賛」。↑

で、ちっとも『ユリイカ』の記事に言及してねーじゃないか!とおもむきの御仁。

愚猫たちが、かんづめ あけろ!とさわぐので、今日は,おいら、これにて御免。






でも、MIXIなんて、おいら、全然知らんかった!

テロってやる! なんちって。