alternativeway

パリ、カフェ、子育て、サードプレイス、
新たな時代を感じるものなどに関して
徒然なるままに自分の想いを綴っています。

内的充足感

2008年09月10日 | 私の人生

 よくママになった人達の愚痴に
「子供がいると何にもできない!」というのが
あるけれど ママの愚痴って 言葉自体とは裏腹に
本音のところは なんだか違う ママになってそう思う。


 ボーヴォワールは子供を産まずに
子供を産んだ人達の体験談や言葉を聞いて
それをまとめて分析したけど ママ達が語る言葉というのは
本当のようで どこか違うような 何かを求めているようで
本当は求めてなんかいないような ただ言葉を発することで
すこしその場から逃れたいような そんな愚痴、な気がしてしまう。


 私自身も「何にも出来ない!!」と思うことは多々あるけれど
「じゃあ何がしたいの?」と自分に問うてみたならば
 たいしてしたいこともなく せいぜい料理をつくらなきゃとかで
ただちょっと「大変だねえ」といわれたいような
そんな状況を誰かに伝えてみたいような そんな気持ちで
「何もできない!」と言いたくなる。


 ところが今日は 自由が丘で用事があって 2ヶ月半ぶりに
まともな距離を電車で移動し はじめての外食をして
1年ぶりくらいにヒールをはいてみたけれど
そしてあの 自由が丘に行ったわけだけど


 あ あれ?なんだか 別に楽しくない、、、


 予定は意外に早く終わって 帰るべき時間までにも
随分時間があったから せっかくだからちょっと
堪能しよう!と ヒールで痛めた足をひきずり
ふらっとお店に入ってみるけど


 あ あれ、、、?なんだかちょっと つまらない


 あーあの店も知ってるや なんだ あんまり変わらないじゃん
別にここを見たってな、、、 そうしてどんどん
通り過ぎたら すぐに駅改札に着いてしまう
えーもっと堪能しようと思ってたのに!
なんだかどうも楽しくない。


 そうか きっと 私がしてた多くのことって
ほんと ひまつぶしだったんだ、、、!!


 うすうす気付いていてはいたけど
アートもしかり 大好きなはずの街歩きや
雑貨屋さんをめぐるのでさえ たいていは
暇をつぶすためらしく いつも暇してて
暇はあるけどお金はないままの私がしてた行動は
無駄じゃないけど どうしても!という程でもない
そんなものに見えてきた。


 自由が丘でさえそうなのだから
これはけっこう重傷で 一人でいても面白くなく
れんちゃんと一緒に何かがしたい。かつてマドンナが
子供を産んで すごく価値観が変わったのだといっていたけど
そういえばマリーアントワネットもそうだったみたいだけれど
子供がいれば 内側からの充足感がなんだかあって
大変だけど 自分にとってものすごーく大切で
日々成長してそれを見るのも面白くって
いつもいつでも 一緒に居てくれ 眠ってるとき
起こされるけど それでも隣で眠ってくれる
その存在がありがたい。


 いやー本当にありがとうだなー
私を救ってくれたんだなあ
お金はないけど 暇をいっぱいもてあましてた
そんな私の人生に れんちゃんはやってきてくれて
「何もできない!」と言ったところで
私にとってすごく大事な 「人と会って語る」ことに
何の支障もないばかり か れんちゃんがいてくれるから
みんながこぞってきてくれて 何故かかつてより
深くて熱い話しもできて 本当にありがたい。


 こうしてどんどんそぎおとされて
自分の使命にちょっと気付いて 限られた時間の中で
何をすべきかが少しずつだけど見えてくる。
神様からのギフトなんだな 子供ってとてもありがたい。
もうすぐ京都に帰ったら 子供のためにも
美味しいご飯を作りたい。


 


フランスに行くなら

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