昔から
「若い頃の苦労は買ってでもやれ」とか
「十で神童・十五で才人・二十歳過ぎたらただの人」
という言葉があります。
仕方がないことですが
バブル崩壊後のこの30年間で
忘れられた言葉です(笑)
親世代も言葉の意味が分からない人も
多いのかも知れません。
自立して初めて大人になれるのですが
親の庇護の下では
本当の実力はいつまでたっても身に着きません。
温室栽培では
挫折や逆境に弱いものです。
若い頃は
失敗や挫折の経験は当たり前ですね。
人間の肉体がそうであるように
若いからこそ
傷ついても回復が早いものです。
メンタルも
挫折を乗り越えて強くなり
心の免疫力も高まるものです。
「失敗と書いて成長と読む」
という言葉もありますね。
20代は積極的・率先的に
失敗や挫折や苦労の経験をすると良いですね。
新自由主義の導入により
40代以下の若い人は
欧米型の格差や分断が生じているようです。
若い頃に
心の免疫力を高めることが
中年以降の生き方に影響を与えます。
精神科に通うよりも
失敗や挫折を乗り越えた経験のある人の
話を聴いたり
伝記を読んだり
映画を観たりして
心に活力を与えた方が良いですね。
失敗や挫折を乗り越えて
人間的に成長すると
運も良くなります。