この2年間のコロナ騒動で
忘れている人もいるかと思いますが
2019年に
日本を代表する企業であるトヨタの社長と
当時の経団連の会長が
ほぼ同時期に
「終身雇用制を維持することは難しい」
との発言がありました。
覚えているでしょうか?
日本は戦後
特に高度経済成長期の頃に
大企業は終身雇用制を確立しました。
ところが90年代の
バブル景気崩壊後から
終身雇用制は崩れ始めました。
年金や退職金や住宅ローンや
専業主婦制なども
終身雇用制と連動していました。
信じられないかも知れませんが
海外では正社員という呼び方はありません。
企業の中で様々な形の雇用契約で結ばれている
契約社員が働いている形が
グローバルスタンダードです。
バブル景気崩壊後の
この30年間少しずつ変わって来ましたが
トヨタと経団連が発表したという事は
ついに戦後の日本型経営の象徴だった
終身雇用制が終わったという事ですね。
そういう意味で
これからは従業員マインドのままでなく
自営業マインドで働くことが
大切になるのではないでしょうか。
2020年代の働き方は
自営業・事業家・投資家マインドが
必要なのかも知れませんね。
正しい方向にマインドセットできると
運も良くなります。