自然界と同じく社会にも四季の流れがあります。
約15年で季節が変わり
30年で夏と冬のように正反対の季節になります。
つまり70歳と40歳には
社会心理的な正反対の世代間ギャップがあります。
40歳と10歳も同じくですね(笑)
70代の親御さん世代が歩んだ社会環境と
40代の子供さんの状況は変わっているので
変化に対応できなかった40代の人達の問題を
「アラフォークライシス」とか「7040問題」と呼ぶようですね。
子供さんが50代にもなると
親御さんも80代になり
介護や死別という待ったなしの問題が増えてきます。
この10年で人口ボリュームゾーンである
団塊の世代は80代に入るようになり
団塊ジュニア世代は50代後半に入ります。
自立と相互扶助の関係が築けていない親子は
苦しい時を向えるようになるのではないでしょうか。
一方でこれまでのITやAI(人工知能)の進化は凄まじく
今後10年で良くも悪くも一段と便利な世の中になる事と思います。
危惧されるのは経済的な格差以上に
精神的な格差ではないでしょうか。
物質的に貧しい時代を過ごした世代
物質的に豊かな時代を過ごした世代
地域コミニュティーが濃密な頃を過ごした世代
地域コミニュティーが希薄になった世代
IT化と共に歩んできた世代
IT化についていけない世代・・・と
色んな世代間ギャップがありますが
今後もまた社会は変化を続けて行きます。
これまでの歴史もそうですが
できることならば各々の世代の
わがままや我欲の執着は捨てて
世代間ギャップを超えて
世代間で相互扶助の関係が創れる社会が
健全なのではないでしょうか。
努力・精進して行きたいものですね。
運も良くなります。