Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

わかりやすく雪

2020年03月14日 16時46分55秒 | Weblog







 夜までこの調子だと少し積もる

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わかりにくいけど雪

2020年03月14日 15時37分04秒 | Weblog




 積もる雪ではなさそうだけど

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世界選手権2020中止

2020年03月12日 23時38分04秒 | スポーツ

 やはり、そういうことになった。
 開催の可否が検討されていた、フィギュアスケート・世界選手権2020、ケベック州政府が中止と決定。ISUは今年10月以降に開催できるかどうか検討していくと発表した。
 ぎりぎりまで予定通りの開催にこだわっているようだったISUに対して批判的な意見も多かったし、もっと早く決定するべきだったという声も。紀平梨花のように既に現地入りしている選手もいたわけで、、、
 「感染拡大のリスクが、少しでも減ったことに安堵する気持ちもあります」という羽生結弦。「明けない夜はないと信じ、これからもアスリートの本分を全うし、今自分にできることを精いっぱいやっていきたい」という宇野昌磨。
 選手たちは動揺も残念な気持ちもあるけれど、今は状況を理解して来季に向かってくれている。このパンデミック状態が終息して、フィギュアスケートだけでなく、スポーツもイベントもいつもどおりできるようになる日を信じて待とう

 予定されてた世界選手権は時差13時間のモントリオール開催だから、Liveで見るなら思いっきり昼夜逆転のはずだった 早めに夕飯食べて仮眠取って、夜中から朝まで起きて、昼前に寝て夕方起きる、なんて計画だったけど
 普通の生活を崩さないように気をつけます

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9年経って

2020年03月11日 16時53分38秒 | Weblog

 3月11日は毎年やってくる。2011年から9年経った。
 いまだに行方不明の人がいて、仮設住宅に住む人がいて、故郷に戻れない人がいて、、、
 普段は忘れているけれど、今日は思い出すべき日。

 フィギュアスケートの話をすると、東京で世界選手権を予定通り行うべきか?の議論があった。
 電力不足で計画停電もある中、膨大な電力を使って氷のリンクを作るのがいいのかどうか。東京も放射能が心配され、外国人の退避や来日を敬遠する動きもあったが、結局ロシアが代替開催することになり、5月にずれこんで開催された。
 今、コロナウィルスの問題で、モントリオールでの世界選手権開催の可否が検討されている。ISUは検査態勢を強化すると発表、ケベック州保険省の会議では開催不可とされなかったようだ。
 「無観客で実施しては」「観客を入れるなら離れて座らせる、プレゼント自粛」など、様々な意見が飛び交っている。「選手の健康を考えたら中止にすべき」「実施して感染拡大になったらフィギュア界が非難される」とも。
 どうするのがいいのか、、、

 つい1か月前に願ったことが、叶わないかもしれない悲しさ
 どういう決定になっても受け入れるしかないけれど、一刻も早く収まってほしい

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トークイベントをネットで

2020年03月10日 23時41分06秒 | 香港

 倉田徹×小栗宏太「隣国の危機は私たちの危機か」
『香港危機の深層 ―「逃亡犯条例」改正問題と「一国二制度」のゆくえ』(東京外国語大学出版会)刊行記念

 というトークイベントが、下北沢の本屋B&Bで予定されていたが、新型コロナウィルスの影響でイベント自粛。インターネット配信で視聴した。
 店内でコーヒーやジュースやビールが飲める本屋だそうで、、、いずれ行ってみたい
 とはいえ、家で気楽に視聴できるインターネット配信もよかった。資料画面や視聴者からの質問内容を写真に撮ることもできるし、自宅にある香港関係の本や地図を参照しながら見られる。(出かけるとなると、そんなに持って行かないだろうから)
 昨年大規模なデモがあった大埔、東京だったらどこみたいな?と言う話で、所沢という喩えが面白かった。
 ・・・休みで家にいるので、↑の本をじっくり読まなくちゃ

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世界ジュニア2020あれこれ

2020年03月10日 00時45分24秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・世界ジュニア選手権2020を見て思ったことをつらつら。

・なんか、ロシアの圧
 強かった気がする。
 ロシアの選手や、代表する国はロシアじゃないけどロシア系らしき選手に対する声援が大きかった。
 エストニアは帝政ロシアに支配されたりソ連に併合されていた歴史があるから、ロシアと仲がいいイメージはなかったんだけど。ウィキペディアによると、ロシア系住民がエストニア全体で25%、会場のタリンはさらに多く36%だそうで。
 「国境を超えてやってきたロシアの応援団」といった表現が報道に見られたが、元々タリンに住んでいる人たちがここぞとばかりに応援してたのかも

・アジア・オセアニアの影薄い
 メダリストの中で欧米以外は男子の鍵山優真くんのみ。韓国女子、中国ペアは健闘したけど。
 そもそも選手を派遣できないカテゴリが多い。日本はペア、中国は男子とダンス、韓国はペアとダンスを派遣していない。中国はミニマムを獲得している選手はいたので、コロナウィルスの影響かもしれない。
 オーストラリアもペアで優勝したことがあったけど、後が続いていないようで。。。
 やっぱり、欧米はチャレンジャーシリーズやB級国際大会が多く開催されて参加しやすいので、自然と強化も進むのかな

・かけもち族
 シニアとかけもちで、ヨーロッパ選手権にも出ていて、世界ジュニアの後に世界選手権を控えている選手がけっこう多い。
[男子]
 アレクサンデル・レべデフ(ベラルーシ)
 アレクサンドル・セレフコ(エストニア) 
 ダニエル・グラスル(イタリア)
 ニコライ・マヨロフ(スウェーデン)
 イワン・シュムラトコ(ウクライナ)
[女子]
 エカテリーナ・リャボワ(アゼルバイジャン)
 アリーナ・ウルシャゼ(ジョージア)
 エカテリーナ・クラコワ(ポーランド)
[ペア]
 クレオ・アモン/デニス・ストレカリン(フランス)
 アニカ・ホック/ロベルト・クンケル(ドイツ)
[アイスダンス]
 ナタリー・タシュレロヴァ/フィリプ・タシュレル(チェコ)
 マリア・カザコワ/ゲオルギー・レヴィヤ(ジョージア)

 リストアップしてみたら、こんなに 男子女子ペアはフリーの時間調整だけだが、アイスダンスはリズムダンスの課題が違うから、かけもちは大変だ

・48?!
 女子のエントリーが48人(実際に滑ったのは47人)。来季はミニマムテクニカルスコアを上げることもあるだろうか?
 次男が「フォーティーエイト」と驚いていた。

 来年の世界ジュニアは中国のハルビンで開催

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世界ジュニア選手権2020エキシビション(後半)

2020年03月09日 00時09分35秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・世界ジュニア選手権2020、エキシビション 後半です


ダリヤ・ネトヤガ/マルコ・イェフゲニ・ガイダイェンコ(エストニア)(アイスダンス25位)
 「Crack of Doom」♪ 白に黒スカート、黒コート。ラストは

アレクサンドル・セレフコ(エストニア)(男子9位)
 「アラジン」♪ ブルーのシャツ。ハイドロ大きく、スピン速く、元気いっぱい。そしてイケメン

クセニア・アハンテワ/ワレリー・コレソフ(ロシア)(ペア2位)
 「Beyond The Circle」♪ 黒に模様のつなぎ。スロージャンプめっちゃスムーズ。そろって踊るのがお遊戯っぽい。軽いので肩車簡単、そのままお腹乗せダンスリフト。最後は寝転んだ男子の上を一回転。

アリサ・リウ(アメリカ)(女子3位)
 「Party Happening People」♪ ピンクのキャミソールの黒パンツ。アクセルはダブルで。3ルッツとか。キャメルスピン安定感。楽しそうなのが一番

マキシム・ナウモフ(アメリカ)(男子5位)
 「Sexyback」ジャスティン・ティンバーレイク♪ 黒シャツにシルバーのハット。3フリップ?跳んだかな。ハットを使って遊び、ラストは放り投げて。スライディングや踊りがいい。

マリア・カザコワ/ゲオルギー・レヴィヤ(ジョージア)(アイスダンス2位)
 「Gandagan」♪ 白、黒コート。ジョージアの民族舞踊。そろって腕を高く上げて揺らす振付、民族舞踊っぽい。肩上に乗せたリフトは腕を伸ばしてペアのリフトに

ダリア・ウサチョワ(ロシア)(女子2位)
 「Skyfall」♪ ブルー系。いつでもどこでも、びしっと跳べる人。

鍵山優真(男子2位)
 「Bombom」♪ 茶に黒などで花柄。渋い曲だけど、その足さばきだけで見せてくれる。3フリップ、3ループなど。

アヴォンリー・グエン/ヴァディム・コレスニク(アメリカ)(アイスダンス1位)
 「Demons(Imagine Dragons)」♪ 黒つなぎ。何をやっても決まる・・・
 それにしても黒つなぎが多い

カミラ・ワリエワ(ロシア)(女子1位)
 「Storm」♪ ブルーに少しピンク。超スピードでスパイラルするだけでもため息。両手上げ3-3余裕。I字、キャンドルと凄い。

アポリナリア・パンフィロワ/ドミトリー・リロフ(ロシア)(ペア1位)
 「Idontwannabeyouanymore」♪ 紫にシャツを結んで、黒。いきなりキャリーで手の上逆立ち。スローめっちゃ高い。片手と片足で振り回し、そのまま氷に背中で滑らせるフィニッシュ。彼女のポニーテール初めて見たかも。

アンドレイ・モザリョフ(ロシア)(男子1位)
 「I'm So Sorry」「Dream」♪ 黒の襟元紫。今日も安定の3回転。ロック系楽しそう。

フィナーレ
 全員出てきて二手に分かれて位置につき、今日練習したばっかりらしい振付。
 女子がスパイラルやスピン、ジャンプ。またみんなで振付。
 次はペアたちのデススパイラルやリフト。みんなで輪になって。
 真ん中でアダム(たぶん)がブレイクダンス。男子たちイーグルやハイドロからスピン。
 みんながラインを作り、外側をダンスチームがリフト。ポーズをして終わる。

 とてもあっさりと始まって、あっさりと終わった

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世界ジュニア選手権2020エキシビション(前半)

2020年03月08日 22時53分00秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・世界ジュニア選手権2020、エキシビション

<前半>
ミハイル・セレフコ(エストニア)
 黒、鎖を持って登場。持ったまま2アクセル。鎖を離して両手上げ3回転。今度は2本の剣を持って突き立てる。
 兄のアレクサンドルが今大会で9位と健闘。1歳半くらいしか違わない弟。

ニーナ・ペトロキナ(エストニア)(女子33位)
 「Can't Help Falling In Love With You」♪ ワインカラー系のつなぎ。2アクセルや3サルコウなど、ラストは側転

ロワシア・ドゥモージョ/テオ・ル・メルシエ(フランス)(アイスダンス6位)
 「Light of the Seven(ゲーム・オブ・スローンズ)」♪ 黒に白スカーフ、黒。上がり方が難しそうなリフトいろいろ。

イ・ヘイン(韓国)(女子5位)
 「Never Enough」♪ グレー系。暗い中でも3ルッツ+3トウ、3フリップ+2トウ+2トウ、2アクセルと跳んでガッツポーズ。

ケイト・フィンスター/バラス・ナギ(アメリカ)(ペア6位)
 「Je Suis Malede」ララ・ファビアン🎵 黒つなぎ、黒。みんな、どんだけこの曲が好きなんだか 意外とこの曲につなぎは合うかも。

アダム・シャオ・イム・ファ(フランス)(男子7位)
 「Dream」♪ 黒、手袋まで。2アクセル、3回転2本。空中キックから膝つき、片手側転とけっこうアクロバティック。
 来季からシニア。

ミク・マキタ/タイラー・グナラ(アメリカ)(アイスダンス8位)
 「With You」♪ 衣装は競技で着てたやつかな? 片手で抱えるローテ―ショナルリフト、離れて滑ってもいい一体感。

河辺愛菜(女子11位)
 「The Edge of Glory」♪ 黒にストーンで模様。びゅんびゅんスピードに乗って3フリップとか2アクセルとか。イーグルやスパイラルも、気持ちよさげ。

イウリア・アルテメワ/ミハイル・ナザリチェフ(ロシア)(ペア3位)
 「Susanne」♪ 黒Tにデニムのホットパンツ、ピンクっぽいシャツ。2人椅子に座って。高いスロージャンプ、ひょいっと肩車、最後は寝転んだ男子の上を踏み越える女子。

ダニエル・グラスル(イタリア)(男子4位)
 「Love Is a Bitch」♪ 黒。カッコつけて髪をかき上げてスタート。ルッツ、ループと3回転で。イーグルでかい。得意のスピン、フィニッシュはだらっと手を下ろして。だいぶん色気が出てきたぞ

エリザヴェータ・シャナエワ/デヴィド・ナリズニー(ロシア)(アイスダンス3位)
 「Come Together」♪ ピンクのチューブトップに黒ジャケ、ホットパンツ、男子も黒ジャケ。ロックアレンジで程よく激しく。演技の引き出し多い。

ピョートル・グメンニク(ロシア)(男子3位)
 「ムーンライトソナタ」♪ 黒Tにデニム、裾を折ってる。両手上げ3ルッツ+3ループ! シャツが短くてキャメルスピンでお腹丸出しになってしまった。リンクいっぱいのハイドロからそのまま寝転がって起き、膝つきでフィニッシュ。

 後半には鍵山くんも出ます

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世界ジュニア2020、エキシビションに

2020年03月08日 19時46分04秒 | スポーツ

 戦いが終われば楽しい時間
 フィギュアスケート・世界ジュニア選手権2020、今夜22時からエキシビション。日本からは河辺愛菜と鍵山優真が出演予定。
 という情報の元はこちらのブログ。ありがとう~~~
 今夜もFODプレミアムで見る予定だけど、たぶんここでも見られます

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世界ジュニア選手権2020女子FS

2020年03月08日 03時02分50秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・世界ジュニア選手権2020女子フリージャッジスコア)。

<G1>
朱易(ジュー・イー、Yi ZHU)(中国) SP:50.43(24) FS:81.99(22) 合計:132.42(22)
 ガーシュウィン「F調の協奏曲」♪ 紫。冒頭の3フリップ転倒したが、3ループ+オイラー+2フリップを決める。結局コンビネーションジャンプはこれだけだったか。
 基本的な姿勢はきれいなので、あとは跳べるようになれば

マリア・レヴシュキナ(ブルガリア) SP:50.60(23) FS:78.11(23) 合計:129.31(23)
 「ハレルヤ」♪ ブルーのシースルー。両手上げ3フリップで少しこらえ、ルッツは転倒。2アクセルに2トウをつけようとしてまた乱れ^^;
 できることは全部やろうという感じは見えた。

丁子涵(ティン・ズーハン、Tzu-Han TING)(台湾) SP:50.97(22) FS:98.07(14) 合計:149.04(17)
 「Finding Neverland」♪ ペパーミントグリーン。最初に2アクセル+3トウ+2トウをきれいに決めた 3ルッツでオーバーターン、頑張って3トウをつけたが転倒。3フリップ+2トウ入り、2本目の3フリップはオーバーターン。後半の3ループ、3サルコウをうまくこらえ、きれいな2アクセルが入る。
 じっくり見せるレイバック→ビールマンがいい。つなぎの腕や指先の使い方はトロントで修行している効果。

レジーナ・シェルマン(ハンガリー) SP:52.38(19) FS:74.17(24) 合計:126.55(24)
 「サユリ」♪ ピンクに赤のキモノ風。合掌ポーズで始まるのは微妙に勘違い 3ループ+2トウが入ったが、3ルッツ転倒、2本目も2回転で開いてしまった。3ループ+オイラー+3サルコウ強引に下りる。
 スピンがあんまり速くなくて、ビールマンも少しふらついたかな。

アネテ・ラーセ(ラトビア) SP:51.74(20) FS:85.62(21) 合計:137.36(21)
 「Une Voix」「I Wanna」♪ 赤系。2アクセル+オイラー+3サルコウはよかったが、片手上げ3ルッツ転倒。ウォーレイからの3トウ、3サルコウと決まる。後半のループがパンク 2アクセル+2トウを最後に。
 コンビネーションスピンはわりといい感じ。ベスト更新なので本人とコーチは笑顔。

ナルギス・スレイマノワ(ドイツ) SP:51.07(21) FS:94.96(19) 合計:146.03(19)
 「Romance」「Palladio」♪ ブルー系。ジャンプの前にがちっと構えるが、3ルッツ+3トウ、3フリップと入る。3サルコウには両手上げ3トウをつけ、3ループには両手上げ2トウx2もつけた。
 ステップを見ると体が硬そうな感じだけど、終盤の2アクセル2本まで跳びきれて、本人の力は出せた。ベスト大幅更新

<G2>
アレシア・トルナーギ(イタリア) SP:57.08(14) FS:106.37(12) 合計:163.45(13)
 「With One Look」(「サンセット大通り」より)♪ 赤。冒頭の3ルッツ転倒したが、2アクセル+3トウ、後半2アクセル+オイラー+3サルコウ、3ループ+2トウなど頑張った。
 スローパートでじっくりステップを見せ、後半ジャンプを決めながら盛り上げて、両手でキャッチフットのキャメル姿勢やしっかりしたビールマンでクライマックス。
 こうしてみると最初の転倒がめっちゃ惜しくなる

エカテリーナ・リャボワ(アゼルバイジャン) SP:57.68(13) FS:112.21(10) 合計:169.89(10)
 「ゴッドファーザー」♪ 黒にブルー。この滑走順で滑るつもりはなかっただろう。軸の細い両手上げ3ルッツ+3トウ、両手上げ3ループ、両手上げ3フリップは下りてそのままツイズルしていった。
 女性ボーカルのスローなバラードでステップ、2アクセル+3トウはステップアウトしたが、2アクセル+2トウ+2トウ、最後に両手上げ3ルッツは偉い。
 スピンの出のところとか、音にはめる意識もちゃんと。

マイア・マザラ(フランス) SP:54.22(15) FS:95.58(17) 合計:149.80(16)
 ベートーヴェン「Silence」♪ ピンクに黒で花。2アクセル+3トウがきれいに入ったのに、3ルッツとイーグルからの3ループで転倒。後半3フリップ+片手上げ2トウ、2アクセル+オイラー+3サルコウを意地で下りる。
 指先などはそれなりに気をつかっている。衣装の肌色部分が大きいけど、注意されそう

アリーナ・ウルシャゼ(ジョージア) SP:52.68(18) FS:95.43(18) 合計:148.11(18)
 「Mas Que Nada」「Hip Hip Chin Chin」♪ 紫。さっき銀メダルに輝いたチームメイトが声援を送る。ラテンのリズムにくねくねしながら滑り出し、片手上げ3ルッツを決める。3フリップ+オイラー+3サルコウなんとか、両手上げ3ループきれい。3フリップは下りたと思ったら弾かれたように転倒
 途中で同じ曲の別バージョンに。スピンの中の非基本姿勢が面白い。2アクセル+3トウ入り、3ループ+2トウはこらえる。
 「ヒップ・ヒップ・チン・チン」は速いサンバで、手拍子をもらいながらステップが楽しそう。

アナスタシア・シャボトワ(ウクライナ) SP:52.68(17) FS:92.17(20) 合計:144.85(20)
 「You Only Live Twice」♪ 黒系つなぎ。予定構成をちゃんと見てなかったので、いきなり3アクセルを跳んでびっくり転倒だったけど。両手上げ3ルッツ+両手上げ3トウ、シャープ。3ループは手を上げないらしい
 「007」のテーマでスピン、合っている。両手上げ3ルッツ+オイラー+両手上げ3サルコウ、結局転倒がもったいない。ラストの両手上げ3フリップも転倒、、、
 この007、もう少し練り上げて完成したところを見たい。

ステファニー・ペゼンドルファー(オーストリア) SP:53.67(16) FS:96.87(15) 合計:150.54(15)
 「Anything Goes」「Back to Back」「Got My Number」♪ 紺にシルバー。かなり構成を変えてきた。慎重に入って3ルッツ+オイラー+2サルコウ、次は3トウ+3トウで攻める。3フリップ1本はよかったが、2本目が単独に終わってしまった。
 女性ボーカルのパートでステップ、一生懸命な感じ。ドーナツスピンはなかなかきれい。
 トータルのベストは更新。

<G3>
アリソン・シューマッハー(カナダ) SP:59.99(11) FS:114.03(9) 合計:174.02(9)
 「ゴースト」♪ 薄紫。カナダ応援団の声援大きい。1本ジャンプを下りるたびに大きくなる。3ルッツ、2アクセル+3トウ。3ループ+2トウ+2ループは高さはないが回転はきっちり。3ループは下りてツイズルに。3サルコウは2トウをつけてまとめ、ラストの2アクセルまでジャンプ完璧。
 ムーブメントやターンも明確にやってみせるので、ステップもレベル4が取れる。生まれは中国だけど、動きは北米そのもの。

川畑和愛 SP:62.85(10) FS:96.62(16) 合計:159.47(14)
 「夢二のテーマ」「Sikuriadas」♪ 濃茶に薄オレンジスカート。滑り出しは力強かったが、3ルッツ+3トウ転倒。3ループを決め、2アクセルは単独で。3フリップが両足になり、2アクセル+2トウのあとのループが変な1回転に。3ルッツ+2トウまで頑張ったが、サルコウでパンク
 今日はどうしちゃったの、、、一歩がぐい~んと伸びていくステップなんか素敵なのに。

ミラナ・ラマショワ(ベラルーシ) SP:59.65(12) FS:109.51(11) 合計:169.16(12)
 「ラ・カンパネラ」♪ 黒ベスト紫スカート。冒頭の片手上げルッツが2回転になった以外、ジャンプ完璧 2アクセル+3トウ、両手上げ3ループ+両手上げ2トウ、3サルコウ、両手上げ3ループ、3トウ+2トウ+2ループ、そして2アクセル。
 ジャンプに入る前の両腕が、肘を曲げて横に広げているのが、なんか可愛い 最後の2つのスピンでは手拍子が起こっていた。
 あとはフリップが跳べるようになれば?

エカテリーナ・クラコワ(ポーランド) SP:63.20(9) FS:121.31(7) 合計:184.51(7)
 「海賊」♪ ピンクにゴールド。にっこり笑顔で、慎重に位置を確認しながら、両手上げ3ルッツ+オイラー+両手上げ3フリップを決める。2アクセルで間が空いたが3トウなんとか。単独2アクセルは大丈夫。更に両手上げ3ルッツ、両手上げ3ループ+片手上げ2トウ、両手上げ3ループ。
 みんなよく知っている曲なので、手拍子でいっしょに楽しむ軽快なステップ。クライマックスはビールマンスピン。
 ヨーロッパ選手権10位の実力を見せつけてさらに大きな笑顔

スター・アンドリュース(アメリカ) SP:65.31(7) FS:115.56(8) 合計:180.87(8)
 「Salome's Dance of the Seven Veils」♪ 紫。とてもスムーズな3トウ+3トウから。3フリップや3サルコウは少しこらえる感じだが大きなミスはなし。足を後ろに高く上げてからターンして2アクセルなど、工夫もある。
 終盤曲がアップテンポになって、サロメの妖艶な踊りを表現するステップ、膝でスライディングなども織り込んでポーズぴしっと決める。いい出来で会心のガッツポーズ

河辺愛菜 SP:64.47(8) FS:105.15(13) 合計:169.62(11)
 「ブラック・スワン」♪ 黒にストーンたくさん。会場に日の丸たくさん。「ガンバ!」に送られて登場。3アクセル、回った!転倒 3ルッツは柔らかく膝を使って高い3トウにつなげる。3ループで両手をついてしまい、、、。2アクセル+3トウ+2トウはばっちり。
 しなやかな動きのステップは魅力的。3フリップ+2トウ決まったが3ルッツが両足に。
 スピンに入るところでぐらついて、改めてやり直したような、、、
 いろいろなことが、はまらなかった。

<G4>
ウィ・ソヨン(韓国) SP:65.45(6) FS:127.85(5) 合計:193.30(6)
 「アメリ」♪ 若草色。チームメイトが旗を掲げる。ジャンプで手は上げないが、全て確実に跳ぶ。3ルッツ+3トウから、3フリップ+2トウはフェンスに近づいたが無事。構成に3Aと書いてあったが、明らかに2アクセルのつもりで、クリーンに。2アクセル+オイラー+3サルコウ、3ルッツ、3ループ、後半も問題なし。
 時折投げキッスなど見せながら、大きく体を使って丁寧なステップ、レベル4獲得。繊細でノーミスのアメリ、ベスト更新

アリサ・リウ(アメリカ) SP:67.52(4) FS:137.31(3) 合計:204.83(3)
 「Illumination」♪ 紺。開催地がロシアに近いので、ライバルと言う感じで歓声小さめ。でも3アクセル+2トウは下りられる。4ルッツに挑んだがこれは転倒 あとは3アクセル、3ループ、3ルッツ+3トウ、3ルッツ+オイラー+3サルコウ、ムーブメントから3フリップと問題なし。
 衣装の腕のひらひらが、スピンのときにひらひらしてきれい 笑顔で心こめて滑っていくステップ、レべル4だった。
 1本目の3アクセルと4ルッツは回転不足。。。

マイア・フロミフ(ロシア) SP:66.78(5) FS:131.46(4) 合計:198.24(4)
 「ゴースト」♪ 紺系。4サルコウに挑戦、ステップアウトで手をついた。それ以外は何の問題もなく、両手上げ3フリップ、両手上げ3ループ+2トウ、片手上げ2アクセル、後半には3ルッツ+両手上げ3トウ、3ループ+オイラー+両手上げ3サルコウなど。
 ステップの動きで、ふとポゴリラヤを思い出した。どことなく似ているかも。レイバックスピンでは少しだけトラベリング^^;
 ベストは更新

イ・ヘイン(韓国) SP:70.08(2) FS:123.93(6) 合計:194.01(5)
 「Riverdance Firedance」♪ 赤。しっかりした3ルッツ+3トウから、3ループ、3フリップと確実に決めていく。2アクセルは下りてきれいなツイズルに。ジャンプの前後でスピードが変わらないのがいい。
 後半3フリップで転倒したが、3サルコウに2トウ+2ループをつけてリカバリー。パーカッションで刻むステップは、今心のままに踊っているかのような躍動感だった。

カミラ・ワリエワ(ロシア) SP:74.92(1) FS:152.38(1) 合計:227.30(1)
 「エクソジェネシス交響曲第3部」ミューズ🎵 紫とブルー。冒頭の4トウこそステップアウトしたが、その他は圧巻 4トウ+両手上げ2トウ、3ループ、2アクセル。後半は全部両手上げで、ルッツ+3トウ、3フリップ+オイラー+3サルコウ、3ルッツ。
 キャメルのドーナツから足を高く上げ、きれいなイリュージョンからコンビネーションスピン、キャンドルスピンまで。足を抱えたアップライトから一文字に足を伸ばして終わる。
 ベスト更新に笑顔 滑っているときには笑わないけど。

ダリア・ウサシェワ(ロシア) SP:68.45(3) FS:139.29(2) 合計:207.74(2)
 「Je Suis Malede」ララ・ファビアン🎵 赤。全競技、大会最後の演技者となったが、相応しいノーミス
 スパイラル姿勢から2アクセル、3ルッツ+両手上げ2トウ(手を上げるのはこれだけ)、3ループ、3ルッツ+オイラー+3サルコウ、3フリップ+3トウ、最後のフリップは一文字まで足を上げたスパイラルから。
 動きに変な癖がなく、これから様々なタイプのプログラムを滑れそう。ワリエワはもちろん凄いが、この人も伸びしろがありそう。
 ベスト更新で2位

 結果、優勝はワリエワ、2位ウサシェワとロシアの1、2。アリサ・リウが3位に入ってロシア勢の表彰台独占は阻止した。4位フロミフ、5位6位が韓国のイ・ヘインとウィ・ソヨン。7位クラコワ、アンドリュース8位。シューマッハー9位、リャボワ10位。
 日本勢は河辺愛菜11位、川畑和愛14位。SPより順位を上げられなかったが、よく頑張った
 来季枠は、ロシア・アメリカ・韓国が3枠、ポーランド・カナダ・アゼルバイジャン・日本が2枠。
 表彰式で流れるポップチューンに体を揺らしてノッてるロシアっ娘2人を、珍しそうに見るアリサちゃん。「ロシア語わかんないわ~、何話してるのかな~」という感じ この3人はスケート年齢が同じなので、来年もまた戦うことになる。

 明日は日本時間で22時からエキシビション
 

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世界ジュニア選手権2020アイスダンスFD

2020年03月07日 22時39分12秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・世界ジュニア選手権2020アイスダンス・フリーダンスジャッジスコア)。

<G1>
ヴィロ・マートン/ダニイル・セムコ(ハンガリー) RD:53.03(17) FD:77.46(19) 合計:130.49(19)
 「Come Together」「Highway to Hell」「Walk This Way」♪ 黒系。よく見てなかったんだけど、勢いがあった感じ。シット姿勢でホールドしている女性の足をそのままアップライトまで持ち上げるスピン。ウェストホールドのローテ―ショナルリフトも一昨日見た気がする

ナタリー・タシュレロヴァ/フィリプ・タシュレル(チェコ) RD:52.80(19) FD:81.78(16) 合計:134.58(16)
 「Place de la Republique」「Sand」♪ 紫、黒。ベストから10点近く低い点になってしまったリズムダンスから立て直すか。ツイズル、女性は大丈夫だったが男性がレベル取りこぼす。女性がキャメル姿勢でスピンを始めるところに男性が入っていくスピンが印象的。
 今日はまとまった演技だったので、世界選手権に向けていい兆し。

カロリーナ・ポルテシ・ペローニ/ミカエル・クラステッキー(イタリア) RD:54.42(16) FD:78.63(18) 合計:133.05(17)
 「イオ・チ・サロ」アンドレア・ボチェッリ♪ 黒系、白シャツ。ツイズルで女性がバランスを崩してしまったが、曲が激しくなるところのコレオ、長い距離を使うスライディングで終盤盛り上げた。

アンゲリーナ・クドリャフチェワ/イリア・カランケヴィッチ(キプロス) RD:52.96(18) FD:75.01(20) 合計:127.97(20)
 「Ca deroule」「Droit de Elite」「Diabolique」♪ 黒白、白シャツに黄色のタイ。14歳と16歳、幼く見えるが身長は157cmと177cm キプロス代表だが二人ともロシア生まれで拠点もモスクワ。
 とても慎重に滑るワンフット、ツイズルの間にややこしい絡みを挟む。スライディングは胡坐のお尻で滑るが、うっかりすると転倒扱いになりそう まだスピードはないけど、この年代でこれだけできるって・・・
 トータルでベスト更新。

ソフィア・ヴァル/リヌス・コルモル・ヘプセン(スペイン) RD:51.18(20) FD:79.43(17) 合計:130.61(18)
 「Treasure」「Talking to the Moon」「Runaway」ブルーノ・マーズ♪ 茶と黒、赤ジャケ。いい感じに曲にのって、ゆっくりめだけどきれいに合わせるツイズル。シットで女性の足首をホールドするスピン。全体にスピードはそれほどではないけど、楽しそうなのがいい
 男性はデンマーク生まれ。ベスト更新。

<G2>
エミリー・ローズ・ブラウン/ジェームス・ヘルナンデス(イギリス) RD:57.10(12) FD:84.65(13) 合計:141.75(13)
 「レ・ミゼラブル」♪ 黒系、黒ベスト。スピンから始まるプログラム、リンクいっぱいに使うサーペンタインステップは雄大なイメージ。ツイズルを丁寧に合わせる。ワンフットからステーショナリーリフト、女性がスパイラルポジションでフリーレッグを掴み、そのまま乗せるリフト。
 コーチのペニー・クームズとニコラス・バックランドが笑顔で迎える ベスト大幅更新

ウーナ・ブラウン/ゲイジ・ブラウン(アメリカ) RD:59.50(11) FD:92.55(9) 合計:152.05(10)
 「Bloodstream」/バッハ「G線上のアリア」♪ 薄水色、グレー。洒落た振付のスライディングで始まり、片足で少し滑ってからいきなりツイズルに入る スピンは互いに足を絡めて、ワンフットがよく伸びる。
 後半は「アリア」のボーカルで、男性片足のリフトやイーグルのリフト、表現が大きかった。
 ベスト更新

ルー・テロー/ノエ・ペロン(フランス) RD:55.44(15) FD:81.84(15) 合計:137.28(15)
 「Odinn」「God's Whisper」「Decimator」♪ 黒に茶とピンク、茶。今一つ世界観がわからなかったが 基礎的な技術力は高そう。肩に跨らせて回して下ろすリフト、男性膝曲げイーグルのお腹を女性が足で挟む形のリフト。
 もうすぐ18歳と今19歳だけど、どんなカップルを目指すのかな。 

吉田唄菜/西山真瑚 RD:56.05(13) FD:93.56(8) 合計:149.61(12)

 「ドン・キホーテ」♪ 黒に赤のチュチュ、黒に赤。堂々としたコレオから、ゆったりと滑り出す。美しいツイズル、決まった スピンの手合わせ、ぴたり。丁寧に持ち上げて回すリフト、低い姿勢のリフトもたっぷりアピール。
 ワンフットが終わると、みんな大好きなラストパート、手拍子に乗って軽やかに。ラストのコレオツイズルも華やかに。
 素敵なプログラムの見納め

マリア・ゴルブツォワ/キリル・ベロブロフ(ウクライナ) RD:55.98(14) FD:81.90(14) 合計:137.88(14)
 サン=サーンス「白鳥」「死の舞踏」♪ 白、黒。長身で見栄えがする。特にゆったりした曲調はよく合う。ツイズルは少し二人が離れた。肩に乗せてからしゃがむステーショナリーリフト。
 曲が変わったところでコレオ、激しく踊ろうとしているが、そこまで雰囲気が変わってはいないような ラストの熊ちゃん抱っこ風ローテ―ショナルリフト、狙ってないと思うが可愛い

<G3>
ナタリー・ダレッサンドロ/ブルース・ワデル(カナダ) RD:61.63(9) FD:90.16(12) 合計:151.79(11)
 「I'd Do Anything for Love」♪ 赤、黒。いい感じに気合入って、ツイズルぴたり。スライディングがカッコいい。イーグルの膝立ちリフト、片足を持ち女性が男性の足に手を置くステーショナリーリフト。

ミク・マキタ/タイラー・グナラ(カナダ) RD:60.87(10) FD:92.33(10) 合計:153.20(8)
 「Don't Know How to Love You」♪ 赤、白シャツ。この2人のキャラによくマッチする曲で、スピンから。ジャッジの前をゆったり通過するワンフット、ツイズルはばっちりシンクロ。コレオからテンポアップして踊るが、ラストは元の曲に戻る。

カタリナ・ウォルフコスティン/ジェフリー・チェン(アメリカ) RD:64.77(7) FD:94.43(7) 合計:159.20(7)
 「How Will I Know」「Fire On Fire」♪ 薄紫、ブルーグレー。ローテ―ショナルリフトで女性が下りた後に男性がその場でシットスピンするのが面白い。ツイズルの安定感、サーキュラーステップ大きく、リフトのように抱えてから下ろしてスピン。地力があるのがよくわかる。
 女性16歳男性17歳、伸びしろ大きそう。トータルでベスト更新。

エミー・ブロンサール/アイサ・ブアラギア(カナダ) RD:61.98(8) FD:91.18(11) 合計:153.16(9)
 「Space Oddity」「Fame」「Let's Dance」デヴィッド・ボウイ♪ 緑系、黒系。離れたポジションから近寄って始まる。バラードっぽい曲で始まり、ポップになって踊る。リフトのキャッチフットとか細かいところが上手い。向かい合ってのスライディングが迫力。

ロワシア・ドゥモージョ/テオ・ル・メルシエ(フランス) RD:64.88(6) FD:97.64(6) 合計:162.52(6)
 「カルメン」♪ 黒に青のスカート、紫に黒袖と袖なし。リンクいっぱいに使うサーキュラーステップから。後ろに上げた足を持って肩に登らせるリフト、コレオでは情熱的に踊る。
 曲のアレンジが微妙な部分もあったけど、目を引く凄いことがなくても個々の技術が高そう。作品としての完成度も。

<G4>
ダイアナ・デーヴィス/グレブ・スモルキン(ロシア) RD:66.53(5) FD:98.69(5) 合計:165.22(5)
 「Always Watching You」「Love Is Gone」♪ ブルー、ブルーグレーのノースリーブ。じっくり見せてから入るツイズル、間のリフトっぽい絡みも長く見せる。逆立ちさせてから肩に乗せるリフト、よく作りこまれていて飽きさせない。最後のダンスリフトも素敵だった。
 ベスト更新

アリーナ・ウシャコワ/マクシム・ネクラソフ(ロシア) RD:66.97(4) FD:102.21(4) 合計:169.18(4)
 「Milord」エディット・ピアフ🎵 黒、黒ジャケ。こちらも要素に入る前にじっくり見せてくれる。曲調がゆったりになるところから大きく動くワンフット、最後にタイミングをずらしてそれぞれツイズルを入れるのが面白い。
 めりはりのある曲をうまく使って、リフトの上げ下ろしのタイミングも音に合わせてくる。後半のツイズルも疲れを見せずに速かった。さすがの完成度
 ベスト更新に少し足りず。

マリア・カザコワ/ゲオルギー・レヴィヤ(ジョージア) RD:69.98(2) FD:106.21(2) 合計:176.19(2)
 「In the End」♪ 赤紫。メダル候補の登場に会場が沸く。女性をジャンプさせて頭を飛び越えさせる振付から。ツイズル完璧、片手側転からのコレオがパワフル。要素一つ一つが完全につながっていて、ずっと流れてい る同じメロディの一体感がいい。
 ベストまであと少し。

エリザヴェータ・シャナエワ/デヴィド・ナリズニー(ロシア) RD:70.03(1) FD:105.14(3) 合計:175.17(3)
 「River」♪ 黒っぽい。これまた完成度高く、、、いちいち上手いなぁと思いながら見ていた。イーグルで体の周りを一周するストレートラインリフトから、そのまま抱え込むようにしてローテ―ショナルリフト。最後のスライディングでは女性がころんと転がって起きる
 ベストは出たがカザコワ/レヴィヤは抜けず。

アヴォンリー・グエン/ヴァディム・コレスニク(アメリカ) RD:68.27(2) FD:108.91(1) 合計:177.18(1)
 ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」♪ 白、黒。女性がふわっと跳び上がったら男性の腕に収まってステーショナリーリフト、男性が終始片足、下ろしてそろってスピン、ダンスの一部のように始まった。イーグルを深く倒しながらリフト、どの動きも夢のように滑らか。そしてとにかくスピードが凄い。。。
 ただ見惚れて終わった。ベスト大幅更新で優勝 カメレンゴさんも泣きそう

 結果、優勝はアメリカのグエン/コレスニク、2位カザコワ/レヴィヤ、ジョージアのメダルは初めてでは? 3位シャナエワ/ナリズニー。全カテゴリで優勝を狙っていたかも?のロシアは、4位ウシャコワ/ネクラソフ、5位デーヴィス/スモルキンと3・4・5位となった。
 6位ドゥモージョ/メルシエ、7位ウォルフコスティン/チェン。カナダ勢は8位マキタ/グナラが最高で、9位ブロンサール/ブアラギア、ダレッサンドロ/ワデル11位。アメリカ3番手のブラウン兄妹が10位。
 吉田唄菜/西山真瑚は12位。目標の10位にはあと2.5点ほどだった。しかしフリーは8位、技術点は7番目 その力は本物だ。世界ジュニアで日本勢最高成績(たぶん)。
 今後西山くんがアイスダンスに専念するか、どのタイミングでシニアに上がるか。将来を見据えて、いい選択をしてほしい。
 来季枠は、アメリカ・ジョージア・ロシアが3枠、フランス・カナダが2枠。
 今気づいたが、ヨーロッパと北米以外から参加したのが日本とカザフスタンのみ。その中に割って入ろうとしているうたしん
 このあとは女子フリー

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世界ジュニア選手権2020男子FS

2020年03月07日 05時55分09秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・世界ジュニア選手権2020男子フリージャッジスコア)。

<G1>
アレクサンデル・レベデフ(ベラルーシ) SP:66.12(19) FS:97.28(23) 合計:163.40(23)
 「Once Upon a Time in Mexico」♪ 白シャツにグレーのベスト。3アクセル転倒、3ループはきれい。両手上げ3ルッツ乱れ、後半もトライしたが転倒。3フリップ+オイラー+3サルコウこらえる。
 ギターのスローパートでステップが見せどころだったかな。

マーク・ゴロドゥニツキー(イスラエル) SP:57.96(23) FS:110.94(20) 合計:168.90(21)
 「Knight and Day」♪ 黒に光る緑。3アクセルは跳ばないことにしたらしく、2アクセル+オイラー+3サルコウを流れよく決める。3フリップ+3トウ、ルッツが2回転に。3ルッツ+2トウ入る。後半ループは2回転になったが、最後にきれいな3ルッツを入れられたのは偉い。
 ステップはなんだか日本の高校生にこんなのあるな~、という感じ。一生懸命押さないと進まない

フィリプ・セルバ(チェコ) SP:59.86(21) FS:87.11(24) 合計:146.97(24)
 チャイコフスキー「眠れる森の美女」♪ 水色。今日はアクセルが… 冒頭の3アクセル予定が1回転に。3ループ+オイラー+両手上げ3サルコウは頑張ったが、3アクセル再挑戦は転倒。後半3ループの転倒は痛かった
 無理なくできる構成だと勝負にならないからチャレンジしてきたんだろう。

ミハイル・シャイドロフ(カザフスタン) SP:56.37(24) FS:107.72(22) 合計:164.09(22)
 「Victory」♪ 黒の襟と袖に白。アルマトイ生まれの15歳。4トウ、片手をついたが片足で立てた。3アクセルは明らかに回転足りず転倒。3ループ、3ルッツ+3トウ入る。3フリップで転倒したが、次の3ルッツにオイラー+3サルコウをつけ、最後の3フリップにも2トウをつけてリカバリーできた。
 ステップの中のツイズルでふらついてたが まずはISUの大会で実績を残した。

ニカ・エガゼ(ジョージア) SP:58.22(22) FS:122.44(17) 合計:180.66(18)
 「シャーロック・ホームズ」♪ グレーのシャツにベスト。4トウ転倒したが4サルコウ+3トウ着氷 3フリップは単独に。後半3ルッツ+3トウなんとか、最後に3ルッツ+オイラー+2サルコウがよろよろっと
 終盤疲れが見えたけど、スピンのレベルを落とさないように頑張った。この選手もチーム・エテリ。

バサル・オクタル(トルコ) SP:61.91(20) FS:118.46(19) 合計:180.37(19)
 プッチーニ「トスカ」♪ ピンクシャツにワインカラーベスト。3アクセル+2トウを鮮やかに決めてスタート、2本目はやや回りすぎ 3ルッツ+3トウはステップアウトしたがコケずにすんだ。後半3フリップが単独に、ルッツが2回転になってしまった。
 180cmと大柄なので存在感がある。自己ベストには足りず。

<G2>
スティーヴン・ゴゴレフ(カナダ) SP:67.27(18) FS:124.18(14) 合計:191.45(17)
 「The Rhythm of the Heat」「Darkness」「Red Rain」♪ 黒字に赤白で模様。この選手がまさかの滑走順 見事な3アクセルを決め、4サルコウは少しこらえる。3フリップ+3トウ、3ループとよかったが、ルッツが2回転で膝をついた。さらにアクセルが1回転、ルッツが2回転と崩れてしまった、、、
 ステップはしなやかな動きで実力を見せ、エッジを持ちながらしゃがんで入っていくシットスピンも独創的。
 成長期真っ盛りは大変だ、、、泣かなくていいよ、、、

イ・シヒョン(韓国) SP:71.61(15) FS:129.88(8) 合計:201.49(11)
 「Love Never Dies」♪ 白シャツ黒系ベスト。最初の3フリップ+3トウこそオーバーターンになったが、ほかのジャンプは質の高いものをそろえた 3アクセル、3フリップ、3ループ、2アクセル+3トウ、3ルッツ、2アクセル+オイラー+3サルコウ。アクセル以外のジャンプは基本両手上げ。
 つなぎの動きの中で両腕や上半身を大きく動かして、曲の感情を豊かに表現する。まだ力強さは足りないけど、滑らかさが魅力

ニコライ・マヨロフ(スウェーデン) SP:72.49(14) FS:127.36(12) 合計:199.85(13)
 「アダムズ・ファミリー」♪ カーキのストライプスーツ。3ルッツ+3トウ、なんとか下りたか。3アクセル転倒、これは気にしてないようで、3ループ、3フリップと決めてきた。
 ステップは一歩がスムーズに伸びて、兄より得意かも 後半3ルッツが鮮やか、2アクセル+オイラー+3サルコウ下りたが、3サルコウは手をついてしまった。
 スピンも回転スムーズで、やっぱり兄より得意かも 終わって疲れたか、しゃがみこんだ

イワン・シュムラトコ(ウクライナ) SP:68.76(16) FS:128.64(9) 合計:197.40(15)
 「Cornerstone」♪ グレーに黄色と黒で模様。手と足をぶるぶるするスタート。冒頭の3アクセルはやや沈み込んで単独に。3ルッツ+3トウ入り、2本目の3アクセルは片手をついたがこらえて2トウをつける。
 ステップやつなぎの中で回転するとき、きれいに“顔残し”するのがいい。後半3ルッツ+オイラー+3サルコウ、3ループ、2アクセルと予定どおり跳べた。
 膝をついてスライディングからキャメルスピン、お手本のようなイリュージョンを入れるコンビネーションスピンと工夫も。

デニス・グルジ(ドイツ) SP:67.81(17) FS:110.27(21) 合計:178.08(20)
 「Je suis malade」♪ 白から黒のグラデーション。2アクセル+オイラー+3サルコウ、高さはないが空中を滑っていくような滑らかさ。ルッツが2回転になったが、3トウで立て直す。スピンではヘアカッターも。
 ステップは滑らかだけど、あまり深いエッジは使えてない感じ。イーグルから3ループ、2本目3ループで間が空いたが2トウをつける。3サルコウ+片手上げ2トウ入った。
 最後のスピンはちょっと減速で

イリア・マリニン(アメリカ) SP:74.02(13) FS:121.95(18) 合計:195.97(16)
 「Writing on the Wall」♪ 黒白半身ずつ。予定にあった4サルコウは回避、3アクセル+2トウを決めてきた。2本目はパンク 3ルッツ決まる。
 キャメルスピンのキャッチフットを頭の上まで高く上げる。3ルッツ+片手上げ3トウ、3ループ入り、3ルッツ+オイラー+3サルコウ頑張る。
 まだ体つきもスケーティングも幼いけど、これから伸びるかな。笑顔が素直そう

<G3>
ガブリエレ・フランジパーニ(イタリア) SP:75.05(11) FS:123.36(16) 合計:198.41(14)
 タンゴ・メドレー♪ 黒に赤の縁取り。冒頭の4トウは転倒、イーグルから3アクセルは少しオーバーターン。3ルッツ+オイラー+3サルコウは下りた。
 ステップはタンゴらしい雰囲気を出しながら大きく動いたが、レベルは2止まり。後半3アクセルまたオーバーターン、それでも3ルッツ2本など頑張る。
 もう少し完成度が上がったところを見たい。

マクシム・ナウモフ(アメリカ) SP:75.20(10) FS:149.00(4) 合計:225.10(5)
 「Who Wants To Live Forever」♪ 黒。冒頭の3アクセルに無理せず2トウをつけて正解。2本目の3アクセルまとめ、3フリップに3トウをつける。3ルッツ、ウォーレイからの3ループ、終盤の3サルコウ+オイラー+3サルコウ、ラストの2アクセルと跳びきった。
 ステップでの体の動かし方が、ロシア系2世のせいか、ちょっとロシアっぽい気がする コンビネーションスピンではきれいな姿勢のY字も見せ、フィニッシュすると両手でガッツポーズ
 得点に大喜び。

アダム・シャオ・イム・ファ(フランス) SP:74.61(12) FS:139.28(7) 合計:213.89(7)
 「Golden Age」♪ 黒に銀のテープ。冒頭の4トウ見事!つけた3トウはややこらえた。3アクセル高い!4サルコウ完璧
 どれだけ高い得点になるかと思ったが、2本目の4トウが3回転で変な下り方になったところからリズムが狂ったか。3アクセル+オイラー+2サルコウもなんとか、ルッツが2回転に。
 スピンのレベル取りこぼしはなく、ステップでは得意の片手側転も見せたが、、、コーチのブライアン・ジュベールも得点にだんまり。

イリヤ・ヤブロコフ(ロシア) SP:77.53(7) FS:128.63(10) 合計:206.16(10)
 「ノートル・ダム・ド・パリ」♪ 細かいひらひらが付いてる黒。冒頭の4トウ転倒、3ループで落ち着くが3アクセル少し乱れる。3ルッツに3トウをつけてリカバリー。2本目の3アクセルは2トウをつけるのがやっとだったが、3ルッツにオイラー+3サルコウをつけられた。
 スピンに入れたイリュージョンはまだ安定しない ステップはドラマチックにしようと頑張った。

ピョートル・グメンニク(ロシア) SP:76.07(9) FS:155.05(2) 合計:231.12(3)
 「オペラ座の怪人」♪ 赤っぽいベスト、右肩に黒スカーフ。 前に見たときよりもさらに背が伸びたような 4ルッツ+2トウ、余裕で下りた イーグルからの3アクセルはオーバーターンしそうなところを抑える。キャメル姿勢きれい。
 4サルコウ高い! 両手上げ3ルッツ+3ループ+2ループまで入った。終盤のスピンは少しよろけちゃったけど
 ステップで一つ一つの所作がきれいで、しっかり曲に合っている。レベルも4が取れた。

ジョセフ・ファン(カナダ) SP:77.50(8) FS:123.74(15) 合計:201.24(12)
 ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第5番」♪ 紫。4サルコウ、3アクセル、4トウと立て続けに転倒 それでも3ループ+3トウ、両手上げ3ルッツ+オイラー+3サルコウと決めた。
 スケーティングは正統派できれいなんだけど、今日はコントロールできなかったか。トランジションよりステップのほうが表現が小さいと思ったら、レベルも2止まりだった。
 コーチはブライアン・オーサー。

<G4>
佐藤駿 SP:79.30(5) FS:142.32(6) 合計:221.62(6)
 「ロミオとジュリエット」♪ クリーム色シャツにブルー系ベスト。緊張した顔で出ていく。客席で唄菜ちゃんが旗を振る。
 4ルッツが2回転に。4トウは傾いたが下りて2トウをつける。2本目4トウ転倒 でも3アクセル+3トウ決まった 2本目3アクセルも鮮やか 3フリップ+オイラー+3サルコウ、3ループと後半のジャンプをまとめた。
 とはいえ、表情に余裕がなく、ジュニアグランプリファイナルのときのような表現も出せず・・・キス&クライで涙ぽろぽろ
 泣かないで~~~

ダニエル・グラスル(イタリア) SP:78.91(6) FS:150.47(3) 合計:229.38(4)
 「A Single Man」「Nocturnal Animals」♪ 灰緑。4ルッツ、決まった 4フリップも立つ。4ループはやめて3フリップ+3トウ、3アクセルと立て続けに決めてきた。
 シットスピンの後にじっくり振付を見せ、3ルッツ+3トウ、3ループ+オイラー+3サルコウなどを下りる。終盤のステップ、スピンまでシームレスに表現し続けた。
 ヨーロッパ選手権4位の実力者としては、物足りない点だったか。ちょっと回転不足が多かった。

アレクサンドル・セレフコ(エストニア) SP:80.87(4) FS:126.13(13) 合計:207.00(9)
 「ノートル・ダム・ド・パリ」♪ グレーにノートルダム大聖堂のプリント。地元の大声援の中に登場。4トウ転倒、アクセルが2回転になったが3トウをつける。2本目の3アクセルは両手をついた。3ルッツ+3トウ、3フリップはきれいに入る。
 曲の変わり目をうまく使ってアクセントをつけ、盛り上げていた。

鍵山優真 SP:85.82(1) FS:145.93(5) 合計:231.75(2)
 「タッカー」♪ 白シャツ赤サスペンダー。唄菜ちゃんが日の丸を掲げる。冒頭の4トウ、まさかの転倒 3ループが入れば次の4トウは2トウ付きで 3アクセル+オイラー+3サルコウ、大丈夫。キャメルスピンはレベル3、シットスピンは4が取れた。
 今日も伸びやかなステップ、なかなかレベル4は取れない 3フリップ+3トウ、3ルッツもしっかりアウトエッジで。3アクセルがパンク 最後のスピンはレベル4だったが、終わって腰に手を当ててじっと・・・
 とりあえずトップには立ち、表彰台は確定。

アンドレイ・モザリョフ(ロシア) SP:84.31(2) FS:160.78(1) 合計:245.09(1)
 「Lost in Blue」「My Own Paradise」「In This Shirt」♪ 黒。観客の歓声が大きく、人気があるらしい。冒頭の4トウに2トウをつけ、2本目の4トウも安定。3アクセルは片手をついたが2トウをつけ、2本目もこらえながら決める。3ルッツ+オイラー+3サルコウなども入る。
 全ての要素、スケーティングを堅実に行い通した。あんまり感動はしないけど、こういう選手が強いのかも。自己ベスト更新

アンドリュー・トーガシェフ(アメリカ) SP:81.50(3) FS:127.45(11) 合計:208.95(8)
 プッチーニ「トスカ」より「星は光りぬ」♪ 暗い赤。美しい3アクセルが入ったが、4トウ2本転倒、3ルッツも転倒。スピン2つの後、3フリップ+3トウ、3フリップ+オイラー+3サルコウと頑張ったが、最後の3ループでまた転倒。厄日か、、、
 豊かに表現するステップ、空中キックがカッコよかったけど。ジュニア最後の試合をいい演技で終われなかった。

 結果、モザリョフが優勝、ジュニアグランプリファイナル、ユース五輪と2位が続いたがここで1位をとった。2位鍵山優真、よく踏みとどまったかも。3位はショート9位から巻き返したグメンニク。グラスルが4位、ナウモフ5位、佐藤駿6位。
 鍵山2位と佐藤6位で、日本男子は来季の3枠を獲得した ロシアとアメリカが3枠、イタリア・フランス・エストニア・カナダ2枠。
 日の丸2つ並ぶところは見られなかったけど、よく頑張った2人。これからもすくすく伸びられることを願う
 明日、じゃなくてもう今日! アイスダンスと女子のフリー。うたしん、愛菜ちゃん和愛ちゃん、頑張れ~~~

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世界ジュニア選手権2020女子SP

2020年03月07日 01時03分02秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・世界ジュニア選手権2020女子ショートプログラムジャッジスコア)。

<G1>
ナルギス・スレイマノワ(ドイツ) SP:51.07(21)
 ムソルグスキー「展覧会の絵」♪ 紫のパンツスタイル。冒頭から3ルッツ+3トウをしっかり決めてきた。高く足を上げてからの2アクセル、スピンもちゃんとしている。
 時間をかけてステップ、後半3ループもきっちり入って、安定したビールマン。第1滑走にこれだけできる選手が出てくるとは

ヤセミン・ゼキ(トルコ) SP:
 チャイコフスキー「くるみ割り人形」♪ 棄権。

エメリー・リン(スウェーデン) SP:48.58(28)
 「River Flows in You」♪ 青みがかったグリーン。3ループ、3サルコウ+両手上げ2トウ、2アクセルと丁寧にジャンプを続けて、あとは心地よくスピンとステップ。初めから片手だけで持ち上げるビールマンでフィニッシュすると、ノーミスの嬉しさに跳び上がって喜んだ

マイア・ソレンセン(デンマーク) SP:40.72(39)
 「How Can I Not Love You」♪ 水色。きれいな3ループが跳べたが、3フリップで転倒。ターンからの2アクセルは流れよくトランジションに。
 スピンやステップはまだ高いレベルが取れないけど、楽しんでいる感じは伝わってきた。終わってちょっぴり悔しそう

アナスタシア・シャボトワ(ウクライナ) SP:52.68(17)
 「Shape Of You」「Perfect」♪ シースルーの黒に緑。まだ14歳になったばかりのか細い体つき。両手上げ3ルッツ+両手上げ3トウと2アクセルは見事だったが、ループが2回転で開いて転倒
 しかしスピンは回転速いし姿勢も美しい。今後が楽しみ

ヴィクトリア・アルカンタラ(オーストラリア) SP:37.17(42)
 チャイコフスキー「白鳥の湖」♪ 白黒グレー。フライングシットスピンから入る構成、3ループに挑んだが転倒。3サルコウ+2トウは決まったが、2アクセルでまた転倒
 レイバックスピンは最後にスピードが落ちてしまったが、バレエらしい振付を随所に織り込んだステップは見応えがあった。バレエのレッスンも続けてるのかな。
 終わった時の「やっちゃった」みたいな照れ笑いがカワユイ

<G2>
ダリヤ・ミヤトヴィッチ(セルビア) SP:36.19(44)
 「Perhapas Perhaps Perhaps」「Gopher」♪ 黒にピンクなどの差し色。3トウ+2トウに入るとき、かなりスピードを落として慎重に跳んだので、GOEはマイナスになってしまった。2アクセル転倒、ループは2回転でまとめる。
 まだまだ基本的なことを一つずつこなしている段階だけど、カメラに向かって可愛い笑顔。

ハナ・ツヴィヤノヴィッチ(クロアチア) SP:36.92(43)
 「ムーラン・ルージュ」より「ボレロ」♪ 黒にカラフルなステンドグラス風。冒頭の3フリップで転倒したが、3ループと2アクセルは決まった。全体に力強い感じ。

レジーナ・シェルマン(ハンガリー) SP:52.38(19)
 「Dans la Maison」♪ ミントグリーン。慎重に3ループを跳び、3ルッツは少し詰まったが頑張って2トウをつけた。大きなムーブメントやターンの連続からきれいな2アクセルが決まる。
 体をしなやかに動かして、足を高く上げた姿勢などをトランジションに織り込み、スピンもきれい。このまま伸びていけるか

ヨガイル・アグリンスキテ(リトアニア) SP:38.13(41)
 「Never Enough」♪ 赤。スピードにのって滑り出したが3トウで転倒 ループは両手上げで2回転にまとめる。2アクセルが決まって拍手。
 つなぎの中で転倒してしまい それでも無駄な力が入ってないスケーティング、まっすぐ一文字のI字姿勢スピンなど今後に期待。

丁子涵(ティン・ズーハン、Tzu-Han TING)(台湾) SP:50.97(22)
 「Corpse Bride」♪ ラベンダー。14歳になったばかりの小柄な少女。まだスピードはないが、3ルッツ+3トウ、3ループとまとめる。2アクセルからそのままステップに入り、曲調ががらっと変わったところを上手く表現、ぴょこぴょこ跳ねるのが可愛い。
 意外と踊れるので、ジャンプが安定すれば伸びそう。

アネテ・ラーセ(ラトビア) SP:51.74(20)
 「Dollhouse」♪ 紫に黒。170cmの長身。予定を変えて片手上げ3ルッツ+2トウを最初に跳んで成功、3ループは片手をついたがこらえた。スピンでちゃんとレベル4が取れる。
 ステップの流れからの2アクセルがよかった。

<G3>
アナ・ソフィア・ベシェア(ルーマニア) SP:33.77(47)
 「Vogue」マドンナ♪ 黒つなぎ。冒頭の3サルコウでステップアウト、コンビネーションにできなかった。ループは2回転に、2アクセルなんとか。スタイリッシュな動きをしようと頑張っていたが、ちょっと難しかったか。足首あたりをホールドするビールマンはなかなか。

ニコラ・リフタリコヴァ(チェコ) SP:34.45(46)
 「Something’s Got a Hold On Me」クリスティーナ・アギレラ♪ 赤。3ルッツ着氷したがすぐフリーレッグをついてしまい、つけた2トウが無効に。3ループぎりぎり いったん盛り上がって終わりそうな雰囲気になり、違う曲で再開
 全体にスピードがなくて動きが重い…

ヴァレリア・シドロワ(アルメニア) SP:44.37(36)
 「The Fifth Element」♪ 鮮やかなブルー。ちゃんと滑れるけど、両手上げ3ルッツで乱れてコンビネーションにできず 2アクセルと両手上げ3ループがきっちり入っただけに惜しい。
 美人でスタイルがよく見栄えがするが、意外とレベルは取れてないようで 生まれ育ちはロシアらしい。

ジョスリン・ホン(ニュージーランド) SP:34.66(45)
 「Danzarin Tango」♪ 赤に黒テープ。じっくり助走を取って3ルッツを跳んだが転倒、3ループも転倒 2アクセルだけでも決まってよかった
 コーチと振付がニコライ・モロゾフのせいか、動きにどことなく安藤美姫を思い出させるものが 練習拠点はアメリカ。

アレクサンドラ・ミカエラ・フィルチョヴァ(スロバキア) SP:42.81(37)
 「Bla Bla Bla Cha Cha Cha」♪ 蛍光色のピンクとオレンジ。3トウ+3トウのセカンドが両足着氷。3ループなんとか。レイバックスピンはせずにキャメルの構成。最後のコンビネーションスピン、レイバック姿勢で大きくぐらついてしまった

エレーナ・コモヴァ(イギリス) SP:39.11(40)
 「The Show Must Go On」♪ 白からブルーのグラデーションつなぎ。170cmの長身で大人っぽく見えたが、アップの顔は14歳
 2アクセルは流れも良かったが、ループが1回転で無効に 3サルコウ+2トウは問題なし。
 ゆったりと大きく動くが、反面シャープな動きにはならないわけで コーチのフィリップ・ハリスは昨季まで男子シングルのイギリス代表。

<G4>
アルディス・カーラ・ベルグスドッティル(アイスランド) SP:44.85(35)
 「Grandioso」♪ 黒。右回りジャンプの選手。丁寧に2アクセル、3サルコウ+片手上げ2トウ。スピンはごく基本的なところだが、ステップでは旺盛な表現意欲を感じる。
 とりあえずノーミスで、終わって笑顔が弾けた。174cmもあるらしい。

リンゼイ・ファン・ズンデルト(オランダ) SP:48.21(29)
 「Writing on the Wall」♪ 黒にストーンで模様。この選手も右回り。長い助走から3ループ、下りる。3ルッツは回転足らず両足だったが2トウはつけた。2アクセルもまあまあ。
 筆の先をしゅっとまとめたような細いシェイプのビールマンがきれい。

ミラナ・ラマショワ(ベラルーシ) SP:59.65(12)
 「Due Soldi」♪ ブルーに白スカーフとベルト。149cm14歳、軽やかに動く。3トウ+3トウふわっと、両手上げ3ループ問題なし。スピンが速くて姿勢がしっかりしていて、ビールマンは頭が背中にくっつくほど。
 コーチはウルマノフ氏、練習拠点はソチ。

マリアン・ミラレス(スペイン) SP:47.54(30)
 「マラゲーニャ」♪ 黒と赤。こういう曲は私がやらなきゃ!という意気を感じる。3トウ+2トウ決まり、3ループは着氷がぐにゃっとなりそうだったがこらえる。2アクセル大丈夫。
 全体に大きなミスなく、できることはやれていた。

リンゼイ・ソーングレン(アメリカ) SP:49.61(26)
 「Papa Can You Hear Me」♪ 紺。全米ジュニアチャンピオン。ルッツが2回転で変な着氷になり、単独になる ターンからの2アクセルはイーグルにつなげ、流れのままキャンドルに近いビールマンスピンに。後半3ループはスムーズ。
 きれいに滑れる選手だけど、今はまだパワーが足りないかも

チュク・カ・カーレン・チョン(張綽珈)(香港) SP:44.87(34)
 「Sweet Dreams」ユーリズミックス♪ 濃紺。スピードにのって2アクセルが決まる。3ルッツで傾いて転倒 3ループはその場でホップするようにして耐えて着氷した。
 レイバックスピンはヘアカッターで。目力と直線的な動きで表現頑張るステップ。

<G5>
ステファニー・ペゼンドルファー(オーストリア) SP:53.67(16)
 「Radar Love」♪ 黒。予定のフリップをトウに変えて3トウ+3トウ、しっかり加点をゲット。3ループ、2アクセルまとめる。
 パワフルな動きでロックナンバーにのっていく。レイバックの代わりにキャメルスピン。ベストが出た

ヴェラ・ストルト(フィンランド) SP:50.11(25)
 「Final Light」「Rise - Tunes of Fantasy」♪ 黒に黄色。“ご近所”の国とあって観客の拍手大きい。跳ぶ前にスピードを落としながら3ルッツ+3トウ、まずは下りた。3ループは片手をついてしまう。2アクセルはまあまあ。
 レイバックスピンでビールマン姿勢まで持っていったが、保持できずに下ろしてしまった。いろいろ未完成な感じ。

カイヤ・ロイター(カナダ) SP:47.27(31)
 「Oh Heart」♪ ピンク。13歳でカナダのジュニアチャンピオン。カナダに右回り多いような? 3ルッツ転倒、3ループはまとめる。2アクセルもOK。
 ステップの途中で転倒、緊張があったかな 動きがまだまだ幼いけど、これから!

アナイス・コラドゥッチ(スイス) SP:46.94(32)
 ヴィヴァルディ「Nisi Dominus」♪ 薄水色。柔らかな雰囲気で滑り出し、3トウ+3トウでステップアウト。3ループ転倒、、、2アクセルも少し乱れた。
 スピンはキャッチフットのキャメルからそのままシットになったり、きれいなビールマンだったりと悪くない。しとやかな表現も素敵

河辺愛菜 SP:64.47(8)

 映画「グリンチ」♪ 赤。田村岳斗コーチに送り出される。びゅんびゅんスピードにのって、そのまま3ルッツ+3トウ、流れがいい。3ループは若干こらえ気味だったが加点をもらえた。
 フライングシットスピンのジャンプも高い。レイバックも各姿勢をきっちり見せる。大きな2アクセルは余韻たっぷり。
 エネルギッシュで若さいっぱいのステップ、楽しくなる しっかりスピンをまとめて笑顔のフィニッシュ、チームメイトたちも声援

マリア・レヴシュキナ(ブルガリア) SP:50.60(23)
 「Les Moulins de mon Coeur」♪ グレーと紫。ムーディーなシャンソンにのって、両手上げ3フリップ+両手上げ2トウを決める。2アクセルは軽やかにターン、ツイズルにつなげた。3ループは危なかったが片手つきで抑えた。
 細かい所作が大人っぽくて、フィニッシュは投げキッス

<G6>
ダリア・ウサシェワ(ロシア) SP:68.45(3)
 「Pleas Don't Make Me Love You」♪ グレー系。ジュニアグランプリファイナル銅メダリストの登場。イーグルから2アクセル、足を高く上げたスパイラル姿勢から3ループと高さ幅が半端なく、下りた瞬間にフリーレッグが高々と伸びるのが目に刺さる。3フリップはやや傾いたが、うまく修正して3トウまで決めた。
 足首あたりをホールドするビールマンスピンも美しい。最初から最後までしなやか。

アンドレア・モンテシノス・カントゥ(メキシコ) SP:42.04(38)
 「Swing Da Cor」♪ 赤。四大陸、世界ジュニアとかけもち。3ルッツで足をついてしまい、つけた2トウが無効に。3ループ転倒、2アクセルもいまいち
 いつもはもう少し元気があるんだけど、今日ははまらなかったか…

マイア・フロミフ(ロシア) SP:66.78(5)
 映画「ラヴェンダーの咲く庭で」より「ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジー」♪ ワインカラー。すらっとしてるけど13歳。膝曲げイーグルから片手上げ2アクセル、ウォーレイから両手上げ3ループは膝を深く曲げてこらえる。3ルッツ+両手上げ3トウも安定。
 抱えた足のキャッチフットを持ち上げるI字姿勢のスピン、足を上げていくところがしっかり目に入って、印象的。構成にめりはりのあるプログラム。チーム・エテリの選手。

ニーナ・ペトロキナ(エストニア) SP:46.56(33)
 「S'Wonderful」♪ 黒、スカートが黄色。地元の大歓声の中に登場、スピードにのって2アクセルを決めるが、3ルッツでステップアウトして単独に 3ループはなんとか。
 とにかく元気よく動くぞ!的な感じの15歳。

朱易(ジュー・イー、Yi ZHU)(中国) SP:50.43(24)
 「The Winner Takes It All」♪ 薄紫。3フリップで転倒、フェンスにぶつかってしまい しかし幅と流れのいい2アクセル、3ループとまとめて立て直す。
 アメリカ生まれ育ちで、ブライアン・オーサーに師事。スピンの姿勢とか身のこなしとか、北米っぽい。一歩がよく伸びていたステップでレベル4は偉い

ネリー・イオフェ(イスラエル) SP:49.00(27)
 「キャッツ」より「メモリー」ミレイユ・マチュー♪ 紺。ロシア生まれでモスクワ拠点。フリップが2回転になったが、落ち着いて2トウをつける(ジュニア女子では2-2もOK)。2アクセルはそのままトランジションに。ターンからの3ループもツイズルにつなげた。
 シットスピンの姿勢がきれい。ドラマチックなボーカルとシンクロして盛り上げていくステップ、なかなかいい。
 コーチ陣のカタリナ・ゲルボルトは元ロシアのシングル→ペアの選手。

<G7>
ウィ・ソヨン(韓国) SP:65.45(6)
 「グリーン・デスティニー」「女帝[エンペラー]」♪ 白の袖口と裾などに紫。イーグルの連続から鮮やかな2アクセル、両手上げ3ループも美しい。3ルッツ+3トウ、滑らか。
 ドラムの音でスピン、音が止まる瞬間にぴたりと合わせてポーズ。大きく動きながら繊細なステップ、ぴたりと中心が動かないビールマンスピン。東洋的なたおやかさを存分に発揮した

カミラ・ワリエワ(ロシア) SP:74.92(1)
 「Spiegel im Spiegel」「Allerdale Hall」♪ グレー。3ループは一瞬傾きかけたが完全に修正して下りる。2アクセルは下りてそのままフリーレッグをキャッチしてターン。両手上げ3ルッツ+両手上げ3ルッツ、少し重心が後ろになったけど、それが何
 抱えた足を横から持ち上げて高く上げるスピン、随所に足を高く上げるところがあるが、新体操の選手の柔軟性を見ているよう。凄すぎ、、、

川畑和愛 SP:62.85(10)

 ヨハン・シュトラウス2世「美しく青きドナウ」♪ 青。誰でも知ってる有名な曲を味方に、表情豊かに舞う。2アクセル、3ルッツ+3トウ、うまく音と合っていた。スピンも出るタイミングが音とばっちり。
 ステップは一人舞踏会のように素敵 3ループ決まり、最後のスピンは足換えなしのキャメル、しっかり回り切って華やかにフィニッシュ ベストが出なかったのは惜しかった。

アリソン・シューマッハー(カナダ) SP:59.99(11)
 ドビュッシー「月の光」♪ ピンク。カナダチームが大きな声援を送る。3フリップの後は無理せず2トウに、2アクセルは下りてすぐつなぎのジャンプ。3ループも安定。
 足さばきや体の使い方が、とても基本に忠実な感じ。ステップでレベル4が取れていた。曲の世界を十二分に体現 ベスト更新に笑顔。

アリサ・リウ(アメリカ) SP:67.52(4)
 「Don't Rain on My Parade」バーブラ・ストライサンド♪ 紫がかったピンク。曲が鳴った瞬間に笑顔を浮かべて曲の世界に。跳ぶ前にスピードを落として3アクセル、詰まったが根性で3トウをつけた。2アクセルはイーグルから。ミュージカルのように生き生きとステップ、3ループも落ち着いて決める。
 しゅっとしたビールマンで笑顔のフィニッシュだが、回転不足があった模様。

マイア・マザラ(フランス) SP:54.22(15)
 「Rox Tango」♪ 黒。曲は「ロクサーヌのタンゴ」。2アクセルは流れがあり、イーグルからの3ループはステップアウト。後半3トウ+3トウがきれいに決まった。
 レイバックスピンはキャッチフットのみ。特に凄いところもないけど、大きく崩れなさそうな感じ。

<G8>
アレシア・トルナーギ(イタリア) SP:57.08(14)
 ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番」♪ 黒。3トウ+3トウ、3ループとばっちり決まったが、前後に何もないので物足りなく感じてしまう(あれこれある人を見過ぎている) 片手上げ2アクセルはそのままトランジション、ダイナミックなステップにつながっていった。
 165cmの身長より大きく大人っぽく見える。後半のドラマチックな表現はなかなか良かった

アリーナ・ウルシャゼ(ジョージア) SP:52.68(18)
 ラヴェル「ボレロ」♪ 黒、スカートに赤も。最初からスピードにのってリンクを大きく使い、片手上げ3ルッツ、詰まったので両手上げ2トウをつける。2アクセルはそのままつなぎのジャンプ。両手上げ3ループはぎりぎり?
 フラメンコ風のボーカルが入ったりするステップ、時間をたっぷり使って激しく表現、レベル4獲得。回転不足があったか点はあまり伸びず。

イ・ヘイン(韓国) SP:70.08(2)
 「ノクターン」♪ グレー。高さ幅流れの美しい3ルッツ+3トウ、イナバウアーから2アクセルは下りてからもきれい。3ループも着氷のアピールが素敵。
 要素や技術の一つ一つがクリーンで明確、無駄がなくすっきりしていて、とても好感が持てる。I字スピンも中心が微動だにしなかった。ジュニアグランプリファイナルに進出しただけのことはある。
 終わってガッツポーズ、本人も納得の出来 70点台に乗せる自己ベスト

スター・アンドリュース(アメリカ) SP:65.31(7)
 「You Lost Me」クリスティーナ・アギレラ♪ ライトグレー。前より体格がよくなったような気がする。じっくりつなぎを見せてから、3トウ+3トウを決め、2アクセルは下りながら腕を差し出す。フライングシットスピン、ちょっと手を前で交差するだけで意外といい表現になる。3ループも決まった。
 終わって戻ってくるとちょっと涙ぐんでいた。今季で一番よかったかな。

エカテリーナ・クラコワ(ポーランド) SP:63.20(9)
 「ラ・ヴィ・アン・ローズ」♪ 赤の水玉、白ベルト。ヨーロッパ人としては小柄な152cm。両手上げ3ルッツ+3トウを下り、2アクセルも下りる。3ループの着氷がボーカルの声とぴたりと合って、可愛くアピール
 シャンソンと合うコケットな動き、スピンも隙がなかった。終わってきゅきゅっと肩を動かすダンスで喜びを表現
 コーチはブライアン・オーサー。世界選手権も控えるかけもち組。

エカテリーナ・リャボワ(アゼルバイジャン) SP:57.68(13)
 「ロクサーヌのタンゴ」♪ 赤に黒。両手上げ3ルッツ下りて間が空いたが、うまく3トウをつけた。2アクセルは傾いたが耐える。両手上げ3ループも下りた。
 力強さもそれなりにあって、すでにシニアでも活躍しているだけのことはあるが、今日はベストには遠かった。

 結果、ワリエワが予想通りトップに立ち、イ・ヘインが2位、ウサシェワが3位につけた。ただ一人3アクセルを跳んだアリサ・リウは回転不足もあって4位。5位フロミフ、6位ウィ・ソヨン。フリー最終グループはロシア3人アメリカ1人韓国2人となった。
 日本勢は河辺愛菜8位、川畑和愛10位。2人が少しずつ順位を上げると、3枠獲得もあるか
 フリー進出のボーダーライン、24位朱易が50.43、25位ストルトが50.11。技術点で世界ジュニア出場のミニマムを超えていても、フリーに残るには全然足りないのだった。
 フリーは明日の夜、日本時間で22:45から。みんな頑張れ~~~

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今夜「フィギュアスケートTV!」、ゲストは本田武史

2020年03月06日 21時04分21秒 | テレビ

 フィギュアスケートは世界ジュニア選手権2020開催中、今は女子ショートプログラム真っ最中だが、忘れちゃいけないBSフジ「フィギュアスケートTV!」。今夜3月6日放送だった~
 ゲストは本田武史、“四大陸選手権・ヨーロッパ選手権を振り返りながら世界選手権の見逃せない注目ポイントを語っていただく!さらに、先月世界ジュニア選手権の前に行われた、全国中学校スケート選手権の模様もお届け!”だそうな。
 録画予約完了

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世界ジュニア選手権2020アイスダンスRD

2020年03月06日 02時22分59秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・世界ジュニア選手権2020アイスダンス・リズムダンスジャッジスコア)。

<G1>
ジーナ・ゼーンダー/ベダ・レオン・ズィーバー(スイス) RD:31.99(29)
 「I Want to Be Loved By You」「Sparkling Diamonds」♪ ピンク、黒タキシード。14歳と15歳、初々しい 男性がしゃがんだ姿勢でストレートラインリフト。ティータイムフォックストロットは一つずつ懸命に踏んでいる。ツイズル、多少ずれてもいいことにしよう

ユリア・アリエワ/アルトゥール・ビクティミロフ(アゼルバイジャン) RD:45.96(24)
 「Sweet Charity」♪ 緑。男性の足をくぐってから上がるリフト、ツイズルは合わせる。女性はけっこうアクロバティックな動きができるので、見せ場が作れるカップル。

ダリヤ・ネトヤガ/マルコ・イェフゲニ・ガイダイェンコ(エストニア) RD:45.79(25)
 「Puttin' On the Ritz」♪ 黒にグレースカート、黒ジャケ。地元の大歓声の中に登場。横抱きから首に足をかけるローテ―ショナルリフトから。ツイズルはけっこう速かった。

サラ・バック-ウィーク/ニコラス・ウッドコック(デンマーク) RD:39.59(28)
 「ビクター/ビクトリア」「Puttin' On the Ritz」♪ レモンイエロー、黒シャツ。ティータイムフォックストロットがゆっくりめのテンポで、それらしく見せられた。靴上に片足で乗ってスプリット姿勢をしてから上がるリフト、下り方も一工夫。ツイズルはもう少し頑張ろう

<G2>
ソフィア・ヴァル/リヌス・コルモル・ヘプセン(スペイン) RD:51.18(20)
 「Anything Goes」♪ 赤白縞々、紺シャツ赤パンツ。ツイズルが上手いなと思ったら、そろってレベル4が取れていた。リフトは肩車から少しずつ下ろしていく。
 コーチはオリビエ・シェーンフェルダー、練習拠点はリヨン。

オリビア・ボロウスカ/フィリプ・ボヤノウスキー(ポーランド) RD:41.94(26)
 「Singin' in the Rain」♪ 黒。この曲を滑るにはシックな衣装。ノンタッチがメインのステップから入り、ツイズルでレベル4を揃える。パターンダンスはレベルB止まり、イーグルの靴上に乗るリフト。
 メンタートルンカップでお馴染みのトレバッカさんがコーチ。

カリナ・シダレンカ/マクシム・ヤレニチ(ベラルーシ) RD:40.94(27)
 「The Mask」♪ ゴールドのドレス、黄色のスーツ。ツイズルは少しずれた。最後のステップが比較的のびのび滑れていた感じ。

吉田唄菜/西山真瑚 RD:56.05(13)

 「コーラスライン」♪ ゴールド、紺シャツ。世界ランクを持っているカップルの中で最初に登場。きれいなツイズルに歓声が上がったが、唄菜ちゃん少しだけふらついたかレベル3、真瑚くんは4。ミッドラインステップは躍動感があったが、パターンダンスはそれほど ローテ―ショナルリフトがスムーズに回転に入れなかった感じで、やや強引に振り回したような
 それでも、大きなミス(真瑚くんがコケるとか)なく滑りきり、ほっとした表情で帰ってきた。細かいところの表現はこなれていて、滑り込んできたのがよくわかった。

ヴィロ・マートン/ダニイル・セムコ(ハンガリー) RD:53.03(17)
 「The Mask」♪ 黒。大人っぽい雰囲気で、一歩がよく伸びるスケートをノンタッチのステップで見せつけた。ペアのスロージャンプの前にやるような、女性のウエスト辺りをホールドするローテ―ショナルリフト。

<G3>
ララ・ルフト/ステファノ・ヴァレンティノ・シュスター(ドイツ) RD:51.17(21)
 「Sweet Charity」♪ 紫とピンク、紫と黒。パターンダンスでレベル3と2が取れるって強い。ツイズルはミスが出たが、肩に跨らせて回転、さらに下ろして回転のリフト。
 減点はリフトだった

カロリーナ・ポルテシ・ペローニ/ミカエル・クラステッキー(イタリア) RD:54.42(16)
 「アーティスト」♪ ブルーのドレス、タイとベスト。大きくて華やかなツイズルから、イーグルの膝に乗るリフト。洗練された動きから入っていくパターンダンス、最後に少しもたついてしまった。
 すでに女性が18歳なので、やはり大人の雰囲気が出ている。客席にはイタリアの選手たちも応援に来ていた。

アンゲリーナ・クドリャフチェワ/イリア・カランケヴィッチ(キプロス) RD:52.96(18)
 「Gypsy」♪ 赤、黒ジャケ。客席にキプロスの旗を持つ観客も。わりとシャープなフットワーク、ツイズルそろってレベル4だけど、回転数はちょっと違ったかも。女性を足下にくぐらせてからそのまま持ち上げるローテ―ショナルリフト。
 14歳と16歳、ベスト更新

アンナ・シュナイダー/フョードル・ワルラモフ(カザフスタン) RD:47.21(22)
 「ニューヨーク・ニューヨーク」♪ 赤、黒タキシードに蝶ネクタイ。きちっとホールドしてパターンダンスから。ツイズルは少し2人の距離が離れた。肩に横向きで乗せてから首に両手をかけるローテ―ショナルリフト。

マリア・ノソヴィツカヤ/ミハイル・ノソヴィツキー(イスラエル) RD:46.03(23)
 「メリー・ポピンズ」♪ 白ブラウス赤ベルト、黒ジャケ赤襟と肘当て。ツイズルまとめ、楽し気な雰囲気の中で丁寧に滑っていた。
 コーチはキャシー&クリス・リードがかつて師事していたガリト・チャイトさん。

<G4>
ミク・マキタ/タイラー・グナラ(カナダ) RD:60.87(10)
 「ヘアスプレー」♪ ピンク、ブルーのスーツ。無理なく自然に滑りながら、しっかりパターンダンスとツイズルのレベルを取れる強さ。曲が変わってからの弾けっぷり、ローテ―ショナルリフトも踊りの一部という感じ
 自己ベスト出るかと思ったけど…

ウーナ・ブラウン/ゲイジ・ブラウン(アメリカ) RD:59.50(11)
 「The Boy from Oz」♪ 赤紫、黒ベスト。小柄なせいか、全体にコンパクトな感じだけど、足元はきっちりしている。ツイズルの回転も速い。
 自己ベスト更新。

ルー・テロー/ノエ・ペロン(フランス) RD:55.44(15)
 「My Girl」「Hey Joe」♪ 紺にストーン、黒ジャケ。パターンダンスのレベルは取れなかったが、ツイズルは速さと回転を揃えてレベル4。ステーショナリーリフトで締めくくる。

エミリー・ローズ・ブラウン/ジェームス・ヘルナンデス(イギリス) RD:57.10(12)
 「トップ・ハット」♪ コーラルピンク、黒燕尾服。ボールルームダンスの大人の雰囲気たっぷりで 微妙にずれたけどレベルは取れてるツイズル、オーソドックスで正統派のダンス。
 コーチはペニー・クームズ、ニコラス・バックランド

カタリナ・ウォルフコスティン/ジェフリー・チェン(アメリカ) RD:64.77(7)
 「The Boy from Oz」♪ ゴールドと黒、黒燕尾服。スムーズで過不足ないパターンダンス、しっかりレベル獲得。ツイズルも華やかで正確、スプリットポジションを胸のあたりでホールドするローテ―ショナルリフト。完成度の高いプログラムだった
 当然、パーソナルベスト大幅更新。

 この時点で吉田/西山は15位以内でのフリー進出を決めている。フリーで第1グループと第2グループでは得点の出方が違うと思うので、まずはよかった

<G5>
マリア・ゴルブツォワ/キリル・ベロブロフ(ウクライナ) RD:55.98(14)
 「トップ・ハット」♪ ブルー、タキシード。長身の美男美女カップル。ゴージャスなツイズルは高いGOEをもらう。最初はスロー、だんだんビートが入ってくる曲とパターンダンスが合う。
 男性片足のストレートラインリフト、大人っぽい。

ダイアナ・デーヴィス/グレブ・スモルキン(ロシア) RD:66.53(5)
 「Aristocats」♪ 黒、タキシード。名前が全然違うがかのエテリ・トゥトベリゼコーチの娘が登場。日本では「おしゃれキャット」で知られるディズニーの曲が、色っぽい大人の曲に
 見事なツイズル、完全にものにしているパターンダンス、上がりながら男性の頭を跨ぎ越してポーズを取るリフト。
 ラストは゛はっちゃけた”ステップ、さすが。

エミー・ブロンサール/アイサ・ブアラギア(カナダ) RD:61.98(8)
 「キャバレー」♪ 黒、白シャツ。しっかり曲に入り込んでいるパターンダンスは、レベルが取れて当たり前 女性がスプリットポジションでエッジをキャッチしたまま、男性が低い姿勢をとるステーショナリーリフトが目を引く。
 歌詞が早口でまくし立てるところでツイズル、ばっちり。地力を見せつけて自己ベスト更新。

ナタリー・ダレッサンドロ/ブルース・ワデル(カナダ) RD:61.63(9)
 「Funny Faces」「ビクター/ビクトリア」♪ ブルー、白シャツ黒ベスト。スライディングなどからホールドしてパターンダンスに入っていく。しっかりレベルを取りながら、そのままリズムが変わってツイズルに、ほぼ構え無しで入れるのが凄い。
 片足を膝に乗せるステーショナリーリフト、きれい。

ナタリー・タシュレロヴァ/フィリプ・タシュレル(チェコ) RD:52.80(19)
 「パリのアメリカ人」「Crazy for You」「Puttin' On the Ritz」「That's Entertainment」♪ ピンク、タキシード。ツイズルの2つ目で女性がまさかの転倒 気を取り直してミッドラインステップ頑張る。男性の靴と膝に乗る形のカーブリフトはユニーク。
 終わった瞬間の女性のがっかりした顔 おそらくベスト10を狙っていただろうから、ショック大きそう。

<G6>
マリア・カザコワ/ゲオルギー・レヴィヤ(ジョージア) RD:69.98(2)
 「Beautiful the Carole King」♪ 黒、白シャツ黒ベスト。速さ、ユニゾンともにシニア並みのツイズル、伸びやかなミッドラインステップ。「Dream a little dream of me」のパターンダンスは心地よい。女性の背中の上のほうだけをホールドするステーショナリーリフトは華やかでアクロバティック。
 もう終わり?と思うほど、あっという間だった シーズンベスト更新。

アヴォンリー・グエン/ヴァディム・コレスニク(アメリカ) RD:68.27(2)
 「アラジン」♪ ターコイズブルー、オフホワイト。最初のポーズから曲の世界。軽快でスムーズなミッドラインステップは、レベルは3だが高いGOEを引き出した。フォックストロットに合うようにアレンジした「A Whole New World」でパターンダンス、滑らか。
 珍しくツイズルで2人のタイミングがずれて少し慌てたか、2人ともレベル3止まり。片足の太腿あたりをホールドするローテ―ショナルリフトはさすがの出来。

エリザヴェータ・シャナエワ/デヴィド・ナリズニー(ロシア) RD:70.03(1)
 「Bonnie and Clyde」♪ 赤と黒、白シャツに茶のベスト。なんというか、切れが凄い ちょっとムーディーな曲でフォックストロット、1も2もレベル4 リフトに入るような動きの一瞬持ち上げからツイズルに入って完璧にこなす。
 曲が変わってぐいぐいとステップ、片足を肩に乗せるスプリットポジションのリフト。ついに70点台出した。

アリーナ・ウシャコワ/マクシム・ネクラソフ(ロシア) RD:66.97(4)
 「シカゴ」♪ 黒。いきなり速いテンポでぶんぶん回るツイズル、パターンダンスの中でちょっと”ため”と作ったりするのが珍しい。ローテ―ショナルリフトもぶんぶん回す 

ロワシア・ドゥモージョ/テオ・ル・メルシエ(フランス) RD:64.88(6)
 「Ain't Misbehavin'」♪ 濃いピンク、黒シャツにサスペンダー。なかなかいい雰囲気があるカップル、パターンダンスはややレベルを取りこぼしたが、ツイズルはぴたりと合わせる。細かい所作や振付が洒落ていて、魅力的。

 結果、シャナエワ/ナリズニーがただ1組70点台に乗せてトップに立ち、カザコワ/レヴィヤが0.05点差の2位、1.71点差の3位にグエン/コレスニクがつけた。世界ジュニアで2018年3位、2019年5位の実績があるウシャコワ/ネクラソフが4位、デーヴィス/スモルキンが5位とロシア勢は3組ともトップ5。
 吉田唄菜/西山真瑚は13位、目標の10位以内は厳しいかもしれないが、1つでも上の順位を狙ってほしい
 フリー進出の20位と進出できない21位の差がわずか0.1点 無情だ・・・
 フリーは土曜の日本時間で19:45から。

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