フィギュアスケート・ジュニアグランプリ(JGP)シリーズ第4戦、オーストリア大会。男子ショートプログラム(ジャッジスコア)、再生リスト。中村優&本田太一、頑張れ~
5 オレクシイ・メルニク(アメリカ) SP:57.39(6)
「Ancient Lands」♪ ウクライナ生まれ。冒頭のルッツでオーバーターンしてコンビネーションにできなかたが、ダブルアクセルとフリップはきれいに決めた。アメリカ育ちのせいか、やはり基礎的なスケーティングがきれい。
8 イワン・パヴロフ(ウクライナ) SP:67.43(2)
「Pardon」♪ 冒頭のトリプルアクセルは転倒したが、ルッツ・トウ3-3と3回転フリップには安定感。キャメルスピンでは足換え後に反対方向に回る。全身をしなやかに力強く使ったステップ、スピード感のあるスケーティング。
SPの自己ベストを大きく更新して、世界選手権のミニマムテクニカルスコアもクリアした。1歳先輩のヤロスラフ・パニオットといいライバルになりそう。
9 ヴィンセント・チョウ(アメリカ) SP:66.59(3)
「Crystallize」♪ 初戦のスロバキア大会で2位と注目の選手。アクセルはまだダブルだが、後半にイーグルから3回転ルッツ(両手上げ)+3回転トウループを見事に決める。細かいところが繊細で美しい。スロバキア大会のSPスコアは上回れなかったが、安定して力を出せている。
11 中村優 SP:55.84(7)
「リベルタンゴ」アストル・ピアソラ♪ 黒のストライプシャツで、タンゴらしい妖艶な動きから始める。トリプルアクセルに挑んで転倒、3回転ルッツは着氷が万全でなく無理せず2回転トウループをつけた。3回転フリップの転倒は口惜しい ステップでは腕や視線の動きでタンゴらしさを表現しようと頑張った。
全体に、もう少し元気があったらよかったのかな コーチは本田武史氏。
13 ドミトリ・アリエフ(ロシア) SP:75.61(1)
「Nothing the Same」ゲイリー・ムーア♪ 冒頭にトリプルアクセルを鮮やかに決めて波に乗る。エレキのメロディでゆったりと大きく表現するステップ、ラウンジポジションからの3回転フリップ。後半のルッツ・トウ3-3は少しオーバーターンしてしまったが、スケーティングはよく伸びている。自己ベスト大幅更新。
16 本田太一 SP:49.34(14)
「アーティスト」♪ 怪我から復帰して1年ぶりの国際大会。田村岳斗コーチがじっくり言葉をかけて送り出す。トウループ3-3とダブルアクセルは決まったが、3回転フリップはステップアウト。軽妙な感じの曲調でステップだが、もう少し軽やかさが出せるといいかな^^;
パンツにインしていたシャツが、だんだん出てきて最後には完全に出てしまったのが、ずっと気になった。。。細かいことだけど、印象という点ではもったいない。。。
22 李唐続(Tangxu LI)(中国) SP:58.41(5)
「Putting On the Ritz」「Bang Bang」♪ ラトビア大会に続いて今季2戦目。ルッツ・トウ3-3はあまり余裕がなかったが着氷、フリップとダブルアクセルは余裕をもって下りた。全体にスピード感があって、曲にうまくのれていた。自己ベスト更新。
24 ロマン・ガライ(フィンランド) SP:59.59(4)
「ブエノスアイレスの冬」アストル・ピアソラ♪ 183cmの長身。トリプルアクセルが決まると映える ルッツ・トウ3-3とフリップは少し乱れて減点され、キャメルスピンもやや不安定でマイナスになってしまったが、全体はまとまって自己ベスト大幅更新。
結果、ラトビア大会優勝のアリエフが大きくリード、2位パヴロフ、3位チョウ。日本勢は中村優が7位、本田太一が14位。
フリーの滑走順は、本田太一が第2グループの2番目、中村優が第3グループの3番目になった。一つでも上を狙って頑張れ~
フィギュアスケート・ジュニアグランプリ(JGP)シリーズ第4戦、オーストリア大会。日本期待の女子ショートプログラム(ジャッジスコア)、再生リスト。期待通りで予想外で
10 李香凝(Xiangning LI)(中国) SP:50.67(5)
「Spring Breeze(望春風)」Yuxian Deng(雨賢)♪ 曲のとおり春の雰囲気の衣装で、柔らかなメロディに乗って滑る。サルコウ・トウ3-2などノーミスの演技に会場が沸いた。
14 チェ・ダビン(韓国) SP:57.27(4)
「Mama, I'm a Big Girl Now」♪ オールドポップスの歌詞をうまく使った振付は、ラトビア大会同様に盛り上る。ルッツ・トウ3-3ほかジャンプをきっちり跳べば、ラトビア大会を0.06だけ上回る得点。鉄板のプログラムになりそう。
16 マリア・ソツコワ(ロシア) SP:62.97(2)
「Black Magic Woman」サンタナ♪ 今日もきっちり、ルッツ・トウ3-3と後半のフリップ、ダブルアクセルをこなした。こちらも鉄板、隙はない。0.24だけベスト更新
22 ディアナ・ペルヴシュキナ(ロシア) SP:58.26(3)
「Spiegel im Spiegel」「Ruska」♪ 昨季の日本大会5位だった選手、今季初戦からベストを更新してきた。ルッツ・トウ3-3、フリップと片手上げで跳ぶ。ステップは一つ一つの動きが大きく、しっかりエッジにのって一歩が伸びるスケーティングが目を引く。
24 ルトリシア・ボック(ドイツ) SP:47.99(6)
「パッチ・アダムス」♪ 振付はパスクワーレ・カメレンゴ氏。叙情的な曲をきれいに演じ、のびやかなステップが印象的。ルッツ・トウ3-3のトウループ回転不足と、フリップ転倒(回転不足)が惜しいが、ドイツ女子の次期エースとして期待されていきそう。
30 三原舞依 SP:63.55(1)
「ロンド・カプリチオーソ」サン=サーンス♪ スロバキア大会2位の実績は自信になって、今日もミスする気配がない。ルッツ・トウ3-3の1.20をはじめ、レベル4をそろえたスピンなど全ての要素でGOEはプラス。トータルで5点近く加点がついた。
音に動作やポーズをうまくはめながら、ステップ途中で一旦止まって速度を上げて動き出すアクセントもばっちり。3回転フリップを最後の要素にするリスキーな構成も、豊富な練習量を感じさせる完成度の高いプログラムに作り上げた。
終わって思わずガッツポーズ、得点を見て「あ、(ソツコワを)超えた」と喜んだ。
35 樋口新葉 SP:46.55(8)
「マンボ・ファンタジー」♪ 派手目の曲に合わせた鮮やかなオレンジの衣装。元気のいいステップから入り、いい感じと思ったら、レイバックスピンで何かアクシデントがあったのか、途中でやめるような形に
3つとも後半に持ってきたジャンプで、ルッツは2回転で開いてしまってコンビネーションにできず、フリップは決まったがエッジに!(アテンション)がついて少し減点。不本意な出来に、落ち込んでしまった・・・
とはいえ、レベル3のステップに加点が1.0。ジャッジ9人中8人が+2をつけている。ここは自信持っていい。
表彰台を狙うには10点以上の差をつめないといけないが、もう順位は気にせずに、フリーは思い切りやるしかない
結果、三原舞依がトップに立ち、2位ソツコワ、3位ペルヴシュキナ、4位チェ・ダビン。
フリーの滑走順は、樋口新葉は第5グループの最後。グループ最後はもしかして得意じゃないのかな?と思うけど、先々のことを考えたら慣れておかないといけない。第5グループの選手たちがある程度まとめたプログラムを見せた後にいい出来を見せれば、得点は出やすいかも。
最終グループは三原舞依が2番目。ソツコワが3番目で、先に演技ができるのは少し有利かな。優勝!と思わずに確実に2位を確保したほうが、ファイナルには近道か。
フリーはもう、日本時間で今日の深夜12時から始まる(Live)。みんな頑張れ~
フィギュアスケート・ジュニアグランプリ(JGP)シリーズ第4戦、オーストリア大会が始まっている。
最初の種目、アイスダンス・ショートダンスに、日本のチームが参戦 日本からJGP出場は、2010年の小松原美里/水谷心組以来じゃないだろうか。
今、整氷が終わって第3グループがウォーミングアップ中。このあと、第4グループに深瀬理香子/立野在(たての・ある)組が登場予定。
夏にカナダの地方大会で試合は経験しているけれど、ISUの大会は初めて。まずは練習の成果を発揮しておくれ
こちらで
バレーボールワールドカップ2015男子、日本vsオーストラリアをテレビ観戦
日本チームがセットカウント2-0とリード、第3セットもマッチポイント。しかし・・・
「オーストラリア頑張れ、ここから逆転したらカッコいいぞ」、、、え
長男は、はらはらドキドキの展開が見たいらしい。昨夜アメリカに負けた試合を見ていて、「日本は弱い」というイメージも植えつけられてしまっている。
長男がそう言ったせいなのか デュースの末、オーストラリアが第3セットを取った。
「もう弱いんだから、ワールドカップなんか出なければいいのに」、、、うるせー
つれあいも、サッカー日本代表の試合を見ているときなんか、「遅い、もっと速く!」「そこで打て!」「そこ、はずすかな~」てな調子で、ダメ出しし続けている。次男に「自分はできるの?」と突っ込まれて絶句したことがある
とはいえ、つれあいは中学の頃からの長い観戦歴で、それなりに目が肥えている。このレベルの選手ならできるはず、という意識でのダメ出しなのだそうだ。
そこへいくと長男は、、、客観的な分析として「日本は強豪国に比べたら弱い」と言ってるわけでもない。要するに、日本人だから日本を応援するとか、そういう気持ちは全然ないのだ。といって、、「××はこういうところがカッコいいから応援する」的な好みやポリシーがあるわけでもない。
私は、どんな競技でも、原則として日本チームや日本の選手は応援する。応援しないだけならまだしも、わかってないのにディスる人が傍にいられては腹が立つ
「私は応援するんだから、しないなら見るな」と長男に言うと、「じゃテレビ消して」。私は見るんだってば~~~
「リードしてたのに逆転されたのは、弱いよな」と同調する次男と共に、長男は部屋に引っ込んでいった。おかげで(?!)第4セットは日本がとって3-1の勝利
・・・テレビはもう、リビングでみんなで見るものじゃないのかも・・・
このあいだ食べたショートケーキは、苺じゃなくて葡萄のショートケーキ。
なんか高級な銘柄の葡萄らしいけど、名前忘れた(^^;
紫がかったクリームも、爽やかで美味しい(^-^) また食べたいけど、高いから…次はいつかな~
テレビ朝日、金曜夜11:15で放送中のドラマ、「民王」。遠藤憲一演じる総理大臣・武藤泰山と、菅田将暉演じるおバカな息子で大学生・翔の、心が入れ替わってしまったという設定で、毎回笑わせてくれる
このところリアルタイムで見てなくて、前々回の録画を見たら、劇中で懐かしい歌が流れた
泰山とは古いつきあいのライバル野党党首・蔵本とその娘・エリカも心が入れ替わってしまい 泰山(つまり体は息子)が蔵本(つまり体は女子大生)を、オッサンばかりの飲み屋に呼び出して話すうち、昔を思い出していきなり店のギターを抱えて歌いだす。
今時の若者が知っているはずもないフォークソングを、若者二人がノリノリで歌い、店内大合唱。♪青春貴族だ、俺たちは~♪ああ、これね
検索してみると、中村雅俊の初主演ドラマ「われら青春!」の挿入歌。大ヒットした「ふれあい」のB面だった。1974年ということは、ドラマは見てたかな・・・
YouTubeのコメントに、「本当にある歌だったんだ」というコメントが数件。今時の子どもたちは、ギターを弾きながらみんなで歌う、なんて経験はあまりなくて、ちょっと新鮮なのかも。
検索といえば、、、いつもクールで無表情にさらっと毒舌を吐いたり(総理の顔の)翔を叱ったりする、泰山の秘書・貝原(高橋一生)が、ネットをチェックする際にひょいと言った。
「検索を始めよう」
これは「仮面ライダーW」で、菅田将暉が演じたフィリップが、「地球の記憶」のデータベース“地球(ほし)の本棚”から情報を得るときのセリフ。キーワードを言うと何もない空間に無数の本棚が現れ、不要な本が消え、最後に1冊残るという設定。
ちょうど5年前に放送が終わってる番組だけど、同じ局なのでさりげなく突っ込んでる 次男によると、菅田将暉は最近ライダーだったことをあまり公言しないそうだが、脚本家さんはしっかりネタに使う。わかる人だけわかればいいし
まだ前回の録画見てないから、見なくちゃ
バレーボールワールドカップ2015女子、“火の鳥NIPPON”こと日本チームは7勝4敗の5位に終わり、リオデジャネイロ五輪出場権獲得は来年の最終予選までお預けとなった。
アメリカ、中国に連勝しないと望みがない状況だったので、アメリカ戦で負けた時点でなんだか大会が終わっちゃったような気分になったけど 実は優勝した中国も、2位になったセルビアも、余裕があったわけではなかった
最後の1試合を残した時点で、中国は8勝1敗で27ポイント、セルビアは8勝1敗で24ポイント。2敗で続くアメリカとロシアがともに最終戦を3-0で勝ち、アメリカは9勝2敗で28ポイント、ロシアも9勝2敗でポイントは27とする。
アメリカより1時間早く試合が始まったセルビアは、そこまで4勝6敗のアルゼンチンにまさかの苦戦 フルセットにもつれこむ。勝利数は多いがフルセットが多いセルビアは、3-2では2ポイントしか入らないのでポイント数が少ない。2敗で並んだら、アメリカとロシアより下になってしまう
なんとかフルセットで勝って1敗を守ったが、アメリカとロシアは「アルゼンチン頑張れ~」と応援してたかも
そして夜の日本vs中国。中国は勝ちさえすれば1位になれるが、仮に負けるとアメリカとポイントやセット率の争いになる状況。0-3、1-3の負けだとポイント27のままでアメリカの28ポイントを上回れない。2-3で28ポイントで並んでも、セット率が3.222とアメリカの4.143に及ばない。
アメリカはきっと「日本頑張れ~」と応援してたことだろう 第3セットと第4セットはそんなに点差が離れなかったし^^;
日本がアメリカに負けたあと、つれあいが「これはもう、中国に抜けてもらったほうがいいんじゃない? 最終予選でアジアの強豪が一つ減るし」という。たしかに、最終予選は上位4チームとそれを除いたアジア1位だから、そこに中国が参戦するとしないとでは、かなり違う
中国とセルビアではなく、アメリカとロシアが五輪出場権を得ていたら、その後の各大陸予選もずいぶん様相が変わるところだった。。。
アメリカは北中米、ロシアはヨーロッパの予選を戦うことになった。そこで1位になれなかったら、また最終予選に回ってくるわけで
日本のリオへの道はまだまだ険しい きっと行けると信じて頑張って
詳しいレビューはあとでゆっくり書くとして・・・
フィギュアスケート・ジュニアグランプリ(JGP)シリーズ第3戦、アメリカ大会、女子フリーで白岩優奈がフリー1位でトータル164.50として優勝 本田真凜もフリーは4位だったけど、156.44で僅差でかわして2位
とりあえずリンクします
白岩優奈 FS:108.24
本田真凜 FS:95.39
フィギュアスケート・ジュニアグランプリ(JGP)シリーズ第3戦、アメリカ大会、男子フリー(ジャッジスコア)、再生リスト。須本光希、山本草太は実力を発揮したか
11 須本光希 SP:56.35(9) FS:112.09(7) 合計:168.44(7)
「ピアノソナタ8番“悲愴”第1楽章」ベートーヴェン♪ 柔らかく指先を動かしながら滑っていく感じは、けっこう羽生結弦に似てるかも アクセルはまだダブルまでだが、ルッツ・トウ3-3、ルッツ・ループ・サルコウで3-1-2などを決め、3回転予定のループが2回転になった以外は大きなミスなくまとめた。
スピンとステップでレベルを上げて、曲想によって滑りの雰囲気も変えられるようになるといいと思う。
14 ダニエル・サモヒン(イスラエル) SP:58.53(7) FS:148.64(2) 合計:207.17(2)
「シャーロック・ホームズ」♪ SPではミスがあったが、フリーは絶好調 トウループで4-2、後半にも4回転トウループを決めた 4回転サルコウは転倒したが回転は足りているし、トリプルアクセルも片手はついたが回転不足なく着氷。後半のジャンプもまったくミスなし。
細かくきびきびと動くステップで終わり、スカーフをはずしてくるくる回しながらご挨拶 自己ベストに迫る高得点を出した。
18 トモキ・ヒワタシ(アメリカ) SP:59.84(6) FS:125.82(5) 合計:185.66(5)
「Two Little Ballet Shoes」「The Real Chaplin - A Symphonic Adventure」♪ チャップリンの曲で。挑戦したトリプルアクセルはダウングレードで転倒になったが、後半のフリップ・トウ3-3、ルッツ・トウ3-2などはしっかり跳んだ。つなぎでイナバウアーを見せたり、スピンで片手ビールマンをしたり、いろいろできる。足をもじもじさせる振付なども個性的。
順調に伸びたら怖い存在になりそう。
19 山本草太 SP:65.11(2) FS:138.57(3) 合計:203.68(3)
「ピアノ協奏曲第1番」チャイコフスキー♪ 気合の入った表情でスタート。最初のトリプルアクセルはやや着氷で乱れたが、4回転トウループをきれいに下りた 後半2本目のトリプルアクセルがダウングレードで転倒 3回転ルッツで片手をついたり、フリップにエッジのアテンション(!)がついたりはあったが、なんとかまとめた。ジャンプ不調なりにまとめられたのは大きい。
見せ場のステップをもう少し盛り上られたら、プログラム全体の好感度が上がると思う。とはいえ、昨季よりも表現の意識がとても高くなっているのが全体を通して感じられた。フリー2位のサモヒンとほぼ同じ演技構成点がもらえたのは、その証拠。
20 ヤロスラフ・パニオット(ウクライナ) SP:62.25(4) FS:129.79(4) 合計:192.04(4)
「Interview with the Vampire」♪ 冒頭から4回転トウループ、トリプルアクセル、フリップ・ループで3-3 後半ルッツで両手を上げたけど着氷でやや乱れたり、少しもったいなかったかも。スケーティングが滑らかで、ジャンプに高さがある。
21 ダニール・ベルナディネル(ロシア) SP:61.35(5) FS:118.58(6) 合計:179.93(6)
「四季」ヴィヴァルディ♪ 基本的な技術はきちんとしているが、ノーミスというわけにはいかず^^; ルッツが1回転になり、フリップはエッジエラーeがつく。それでも後半にルッツ・トウ3-3やダブルアクセル+2回転ループなどを決めてきた。レベル3のステップの加点が0.71は、4人のジャッジから+2をもらっている。
フリーはスロバキア大会とほぼ同じスコア。
22 ネイサン・チェン(アメリカ) SP:77.13(1) FS:159.63(1) 合計:236.76(1)
「交響曲第3番(オルガン付き)」サン=サーンス♪ 130点ちょっとを出せば優勝できるプレッシャーの少ない状況で、地元アメリカで最終滑走。大きく加点がついたトウループ4-3に4回転トウループ、トリプルアクセル2本と気持ちよく跳びまくる。3連続コンビネーションが後半のルッツ・ループ・ループ3-2-2、これも得点源だ。
元々スケーティング力が高いので、ステップもレベル4で加点1.50。強いて課題を挙げるなら、スピンのレベルが3どまりだったことくらい。
宇野昌磨のジュニア男子歴代最高得点に迫る高得点で優勝。当分、ジュニア男子はこの選手を中心に回っていくことになりそう。
結果、優勝はネイサン・チェン、2位サモヒン、3位山本草太。須本光希は7位。表彰台の3人が200点台と、ジュニアの得点レベルはずいぶん上がっている。フリーで4回転が当たり前になってきてるし^^;
表彰式で、チェンとサモヒンが親しげに話していたが、元々知り合いなのか。アメリカ国歌が流れる間、サモヒンも胸に手を当てていたので、アメリカ市民権も持っているのかも。
山本草太はポーランド大会、須本光希はスペイン大会と2試合目のエントリーが決定。山本選手はここで優勝のチャンス十分、ファイナル目指して頑張れ~
フィギュアスケート・ジュニアグランプリ(JGP)シリーズ第3戦、アメリカ大会。日本時間の早朝から女子ショートプログラム(ジャッジスコア)。
2 エカテリーナ・ミトロファノワ(ロシア) SP:57.34(4)
「ボレロ」ラベル♪ ルッツ・トウ3-3、エッジにアテンション(!)がついたが3回転フリップをきっちり着氷。メロディによく乗りながらステップを踏み、曲の終わりとぴたりと合わせてスピンを止めてフィニッシュ。
5月に13歳になったばかりでこの名曲だが、この年齢なりにできることを、技術的にも表現力でもしっかり見せつけた。
6 ページ・リドバーグ(アメリカ) SP:58.68(2)
「ムーラン・ルージュ」から「ボレロ」♪ 昨季全米ジュニアで8位の選手。3回転フリップ、トウ・トウ3-3、後半のダブルアクセルと、距離の出るジャンプがきれい。曲調が速くなるところでうまく盛り上げるプログラム。基本的な技術がしっかりしている。ノーミスで高得点が出た。
7 白岩優奈 SP:56.26(5)
「虹の彼方に」♪ 晴れやかな水色の衣装で、振付はトム・ディクソンとキャシー・リード。ぐいぐいとスピードにのって滑り出し、3回転フリップ、ルッツ・トウ3-3ときれいに決める。溌溂とステップを踏んでいたが、途中で転倒 でも大きな中断にはならず、スパイラルを見せたあとにダブルアクセルを軽やかに下りた。
スケーティングのスピード感と、少女らしい可愛らしさ。ジャンプの技術も素晴らしい。この夏は地方大会のサマーカップで優勝して、今季はブレイク間違いなし
9 ニナ・オーレット(アメリカ) SP:50.97(6)
「パイレーツ・オブ・カリビアン」♪ ハワイ出身でアジア系。3回転ルッツの着氷で膝を深く曲げてこらえ、片手上げの2回転トウループにつなげた。フリップにはエッジのアテンション(!)。144cmと小柄な体をよく動かしている。
11 本田真凜 SP:61.05(1)
「スプリングソナタ」ベートーヴェン♪ 振付はマリナ・ズエワ。柔らかく腕をつかってバイオリンを奏でる仕草から入り、わりと珍しい3回転ループ+3回転トウループのコンビネーションを決める。ビールマンスピンや全身を使いながらのステップ、3回転フリップも鮮やか。
スパイラルやイナバウアーなど、つなぎでも魅せる。指先や腕だけでなく、視線や肩も使っての表現ができている。ノーミスで終わって、ほっとした顔で胸に手を当てた。
得点にはコーチと二人で「おおっ」。
16 ヴィヴィアン・リ(アメリカ) SP:57.37(3)
「Le Vent, le Cri」♪ スロバキア大会3位の選手、今大会はどうかな? 両手上げ3回転ルッツに続けた3回転トウループが、ステップアウトで手をついてしまった。フリップはエッジエラーeがつく。しかし軸がまったくぶれない、回転の速いスピンは見事。キレのあるステップはレベル4でGOE+1.10
スロバキア大会の得点には届かなかったが、今大会も表彰台圏内。ファイナルに届くか。
21 ヴァレリヤ・ミハイロワ(ロシア) SP:50.63(7)
「Primavera」♪ スロバキア大会5位の選手、今大会は表彰台に乗れるか? ルッツ・トウ3-3は決まったと思ったが、トウループが回転不足判定。後半に跳んだ3回転フリップとダブルアクセルは問題なし。スピンとステップもきっちりこなす。
ノーミスに見えた演技で、本人は満足そうに小さくガッツポーズしていたが、回転不足や加点があまりついてないせいか、それほど点は伸びなかった。スタート遅れの減点1はもったいない(これがなければ6位で、フリーは最終グループに入れた)。
結果、本田真凜がトップに立ち、2位リドバーグ、3位リ。白岩優奈が5位。フリーの最終グループは、日本2人アメリカ3人ロシア1人ということになった。
個人的には、コンビネーションジャンプ失敗で8位になったキム・ナヒュン(韓国)の巻き返しも期待 そして本田、白岩のダブル表彰台に期待大
フィギュアスケート・ジュニアグランプリ(JGP)シリーズ第3戦、アメリカ大会、女子ショートプログラム途中ですが^^;
白岩優奈選手と本田真凜選手、素晴らしい演技だったんで、とりあえずリンクします
白岩優奈 SP:56.26
本田真凜 SP:61.05
フィギュアスケート・ジュニアグランプリ(JGP)シリーズ第3戦、アメリカ大会が開幕
最初は男子ショートプログラム(ジャッジスコア)、再生リスト。山本草太、須本光希が登場!
3 山本草太 SP:65.11(2)
「ポエタ」♪ 今大会優勝候補の一人だが、早い滑走順を引いた。宮本賢二振付のフラメンコで、髪をポマードで固めて大人の雰囲気を醸し出す。冒頭のアクセルがパンクで1回転に しかしルッツ・トウ3-3、3回転フリップは軽やか。激しいリズムを刻むステップでは、腕や指先、頭の動かし方など、細かいところまで神経を使って表現した。
ミスがあってこの得点、演技構成点も満遍なく評価をもらっている。フリー頑張ろう
4 ダニール・ベルナディネル(ロシア) SP:61.35(5)
「Cornish Rhapsody」♪ スロバキア大会に続いて、早くも2試合目に出場。ダブルアクセル、ルッツ・トウ3-3と安定して決める。フリップはエッジエラーeがついてしまったのが惜しい。姿勢に工夫のあるスピンは3つともレベル4、スピード感のあるステップも見せて、前回よりいい点が出た。
11 須本光希 SP:56.35(9)
「Paganini 5」♪ 打ち込みの入るアレンジでバイオリンがエネルギッシュな曲。ルッツ・トウ3-3、きれいなスプレッドイーグルからのダブルアクセルが決まる。丁寧にスピンをこなし、ステップのスピード感も悪くない。3回転フリップも決まって、翼を広げるようなフィニッシュポーズ。
14歳の中3。ジュニアに上がった昨季は西日本で14位と全日本ジュニアに進めなかったが、全国中学校スケート大会で5位と健闘。今季はアジアンオープントロフィーのジュニアで優勝と急成長している。
まだまだ淡々と滑っている感じだけど、これからが楽しみな選手。フリーでもアジアンオープンよりいいスコアを出して、順位を上げられるといいな
13 ヤロスラフ・パニオット(ウクライナ) SP:62.25(4)
「Maybe I, Maybe You」♪ 17歳だけど、すでにヨーロッパ選手権と世界選手権に出場して、ウクライナの第一人者になっている。トリプルアクセルを頑張って着氷、フリップとルッツは両手を上げて跳んだ。つなぎの動きや細かい動作での表現力は、経験を積んでいるだけのものがある。
16 ネイサン・チェン(アメリカ) SP:77.13(1)
マイケル・ジャクソン・メドレー♪ 昨季のプログラムをさらに練り上げてきた。トリプルアクセル完璧 踊りまくるステップのムーンウォークで歓声が起こる。後半のルッツ・トウ3-3、フリップも余裕。当然のように高得点を叩き出した。
スピンで意外とレベルが取れてなかったが、そこを修正してきたら80点台もあるのか インタビューで昨季悩まされた怪我についてきかれ、「ほとんどは成長痛でだいたい治った」ような話をしていた。今季ジュニアの中心になりそう。
18 アンソニー・バウチャー(アメリカ) SP:62.32(3)
「ゴッドファーザー」♪ 初めて見る選手だと思ったら、国際大会初出場らしい。体格どおりの大きな動きで、ルッツ・トウ3-3、フリップと決める。アクセルはダブルだが、ゆったり動いていても映える。スケーティングにも安定感。
現在18歳、昨季全米ジュニアで9位。アフリカ系は少ないので、ちょっと目立つ。フリーがどこまでできるか。
22 トモキ・ヒワタシ(アメリカ) SP:59.84(6)
「I Feel Good」ジェームス・ブラウン♪ こちらは明らかに日系というか日本人? もしかすると日本国内の大会に出場した経験もあるかも。まだ小柄だが、切れよくルッツ・トウ3-3を着氷。フリップはパンク でも元気よく踊っていた。
得点には口惜しそうだが、全米ジュニア5位の実力をフリーで発揮できるか。
結果、ネイサン・チェンが2位以下に大差をつけてトップに立ち、2位山本草太、3位バウチャー、4位パニオットと5位ベルナディルも60点越えと高レベルの争い。須本光希は9位につけた。
ヨーロッパ選手権10位のダニエル・サモヒン(イスラエル)はトリプルアクセル転倒などが響いて7位。19歳でJGPデビューのニコラス・ヴルドルジャク(クロアチア)も悪くなかった。フリーの熱い戦いに期待
フィギュアスケート・ジュニアグランプリ(JGP)シリーズ2015第2戦、ラトビア大会。遅くなってしまったけど、忘れないうちに女子フリー(ジャッジスコア)、再生リスト。坂本花織選手、青木祐奈選手、頑張りました
22 李香凝(Xiangning LI)(中国) SP:46.52(9) FS:100.03(6) 合計:146.55(6)
「マイフェアレディ」♪ 水色のドレスに、おそろいの長手袋で上品に決めている。冒頭の3回転ルッツは回転不足だったが、ほかのジャンプはどれも力まずにすいっと跳んでいった。スピンも、キャメルでしっかりした姿勢がとれるし、ビールマンも速い。順調な成長ぶり
27 マリア・ソツコワ(ロシア) SP:62.73(2) FS:121.72(1) 合計:184.45(1)
「ロミオとジュリエット」プロコフィエフ♪ 冒頭のルッツ・トウ3-3から、フリップ・ループ・サルコウの3-1-3、ダブルアクセル+片手上げ2回転トウループなど、どのジャンプも安定感抜群で、昨季より筋力がついてきたようだ。ステップもいい感じに踊れている。モダンバレエ的なプログラムはこの選手に似合っていると思う。
28 坂本花織 SP:58.75(3) FS:112.20(2) 合計:170.95(2)
「カラーパープル」♪ 目の前で高得点が出たが、気にせず自分の演技に集中できた! 得意のフリップ・トウ3-3、3回転ルッツ、ダブルアクセル+3回転トウループと流れの中できれいに決めていく。ループの転倒は惜しかったが、流れを切らさずにステップに入り、スピンもしっかりレベルが取れた。
ジャッジスコアに、転倒したループ以外にマイナスがなく、0も最後のダブルアクセルだけ。スケーティング自体もとても滑らかになっている。
スコアを見てにっこり
29 青木祐奈 SP:56.67(5) FS:89.56(10) 合計:146.23(7)
「ピアノ協奏曲第2番」ラフマニノフ♪ ジュニア1年目でこの曲を滑る挑戦 SPで決めたルッツ・ループ3-3をフリーでも着氷したが、ループは回転不足となった。中盤のトウループが中途半端に開いて2回転で転倒。終盤ダブルアクセルで転倒、やや時間を取られてスピンに入るのが遅れ、コンビネーションスピンとして認定されなかった。頑張ってステップをこなしてフィニッシュ。
浅田真央のプログラムの記憶がまだ新しいので、、、つい脳内で比較してしまう 音と振付がぴったりというわけでもないので、これから練り上げていく必要がありそう。振付は元アイスダンス全日本チャンピオンの都築奈加子。
30 アンバー・グレン(アメリカ) SP:53.21(6) FS:106.75(4) 合計:159.96(5)
「レ・ミゼラブル」♪ 最初にフリップトウ3-3、ルッツ・トウ3-3と大技の連続。後半サルコウで乱れ、ダブルアクセルで転倒してコンビネーションジャンプは最初の2つだけになってしまった。ドラマチックにステップを踏み、曲より早くフィニッシュポーズしてしまって苦笑い
やはりアメリカ勢は、全体をまとめてくる力がある。
31 アリサ・フェディチキナ(ロシア) SP:63.49(1) FS:104.10(5) 合計:167.59(4)
「Nos souvernirs (Memory)」♪ ミュージカル「キャッツ」のフランス語版♪ フリップ・トウ3-3、ルッツと前半は好調。ダブルアクセル+3回転トウループ+2回転トウループを下りたが、トウループ2つが回転不足になった。その後まさかの、パンクが2つ(ルッツ、ループ) このあたりは、ジュニアデビューの13歳
とはいえ、スピンの入り方がとてもスムーズだし、スケーティング技術や曲の解釈など演技構成点が高い。才能ある選手なのは間違いない。
32 チェ・ダビン(韓国) SP:57.21(4) FS:111.08(3) 合計:168.29(3)
「レ・ミゼラブル」♪ アンバー・グレン選手とは使う曲が少し違って、「彼を帰して」などが入るボーカルなしのオーケストラ編曲。ルッツ・トウ3-3、きれいなフリップをはじめ、予定通りに跳べた模様。ダブルアクセル+3回転トウループや、3連続の2回転ループで回転不足になったけど^^; あとはステップにもう少し迫力が出るといいと思う。
自己ベスト更新、JGP3年目で初の表彰台
結果、優勝はソツコワ、2位坂本花織、3位チェ・ダビン。青木祐奈のJGP初戦は7位だった。
2大会連続して、日本勢女子は表彰台に乗った。第3戦は白岩優奈、本田真凜が出場、続いて頑張れ~
テニスの全米オープンは、毎年この時期にニューヨークで行われる。ということは、日本との時差が13時間。ほぼ昼夜逆転
現地11時開始のday sessionは、日本の真夜中0時。現地夜7時のnight sessionは、ちょうど朝8時となる。見たい試合が何時に始まるかで、夜更かしして夜中から見始めたほうがいいのか、早起きして朝から見るほうがいいのかが決まってくる
全米オープン2015、第4日に登場する日本の選手は、西岡良仁と奈良くるみ。どちらも13番コートで、西岡vsトマス・ベルッチ(ブラジル)(第30シード)が11時(日本時間0時)から。女子シングルス1試合をはさんで、奈良vsシェルビー・ロジャース(アメリカ)が予定されている。
スポーツナビのテニスページでは、奈良の試合を4時半ごろと予想。。。もっと早いかもしれないし、ずっと遅くなるかもしれないし^^;
両方見ようとしたら、徹夜しかない そして今日(日本時間では明日)から始まる、フィギュアスケート・ジュニアグランプリ(JGP)シリーズ第3戦アメリカ大会には、山本草太など期待の選手が登場。男子SPが明朝6時半からで、、、徹夜は無理
さて、どうしよう