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カレンダーコンペティション、だけど?!

2015年07月21日 23時30分32秒 | スポーツ

 「スケオタあるある」という本によると、「7月1日に“あけおめ”メールが飛び交う」とか
 フィギュアスケートの世界では、1年が7月1日に始まり6月30日に終わる。国際大会出場資格の年齢は、6月30日時点の何歳以上・何歳未満が基準になる。
 というわけで、“新年度”こと2015/2016シーズンが始まって約3週間。アイスショーでは新シーズンのプログラムがぼちぼちお披露目されている。誰がどんな曲で滑るか、誰の振付か、などの情報もあちこちから聞こえて、ワクワク
 ISUが認定する国際大会(カレンダーに掲載されるので「カレンダーコンペティション」と呼ばれる)のうち、シーズン最初の大会はたいてい8月くらいだが、今年はなんと7月半ばの週末に行われた 今季から昇格(?!)したらしい、フィラデルフィア・サマー・インターナショナル・コンペティションだ。
 今季最初の大会なので、改定されたルール(ジャンプやスピンの基礎点・GOEの変更、ステップの種類の変更など)でどんな採点になるのか、ジャッジスコアを見るのを楽しみに待っていた。(といっても、映像と同時に見られるわけでもないけど
 しかし、公式サイトにアップされたResultsは、、、順位と得点の一覧のみで、技術点と演技構成点の内訳すらない。もちろん、ジャッジスコアもない。(シニア女子にいたっては、SP結果のところにFS終了時の最終結果がリンクされ、SPだけの結果一覧が見当たらない。各選手のSP・FS個別の得点はわからなくなってしまった。)
 結果の各シートを見ると、テクニカル・コントローラーに岡部由起子さんの名前もある。一応、ちゃんとしたジャッジが参加して採点されたようだ。
 大会によってはジャッジスコアをサイトに掲載しないこともあるから、義務というわけではないのかも。ただ、選手たちは細かい情報がほしい 技術点は選手権出場に必要なミニマム・テクニカル・スコアに関係するし、ジャンプが回転不足かどうか、スピンやステップのレベルが取れたか、今後の参考にしたいだろう。
 選手たちにちゃんと情報が伝わって、ISUに大会全体の内容が報告されていれば、それで問題はないんだろうけど、ファンはちょっとじれったい カレンダーコンペティションは、条件を満たせば5位以内に世界ランクのポイントが与えられるはず。そこらあたりも気になる
 ジャッジが採点の基準にする「テクニカルパネル・ハンドブック」も今季の分がまだ発表されてなくて^^; 8月のアジアンオープンまでには出るかな? 今季はバンコクで開催されるアジアンオープンは、もうEntry/Resultのページも立ち上がっている。
 この大会は日本から毎年期待の若手が参戦、いい成績をおさめて飛躍するパターンが多い(町田樹、宮原知子、宇野昌磨などなど)。こちらを楽しみにしよう

コメント (2)
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