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まんまこと

2015年07月16日 23時24分59秒 | テレビ

 NHKの新番組「まんまこと」宣伝を先週からずっとやっていて、気になったのでまず原作を読んでみた。
 畠中恵「まんまこと」。書店の時代小説の売り場によく平積みになっている作家さんで、一度読んでみようかな~と思っていたから、いいきっかけになった。
 タイトルの「まんまこと」は、「まんま」+「こと」、つまり「飯」+「事」で「ままごと」みたいな話?と思っていたら全然違って 「まん」+「まこと」→「真真事」。ほんとうにほんとうのこと、という意味だった。
 真ん真ん中、というときの最初の「まん」と同じ使い方だろう。漫才の内海好江が生前、「江戸では『ど真ん中』じゃなくて、『真ん真ん中』!」と言ってたのを思い出す。
 江戸で、奉行所に持ち込まれるほどではない、ちょっとした揉め事や問題を裁定する町名主の跡取り息子が主人公。町名主は町奉行から町年寄と伝えられてきたお触れを町内に知らせたり、人別帳を管理したり、いろいろお仕事があるらしい。
 十六までは真面目ないい子だったのに、突然お気楽な遊び人になってしまった高橋麻之助。親友でやはり町名主跡取りの清十郎は女好き。同心の養子になって見習いの吉五郎は堅物。幼馴染の三人はいつもつるんで仲良くやっている。
 ぎっくり腰で寝込んだ父の名代で、嫁入り前に子を宿した娘のごたごたを裁定にかかる麻之助、そのお手並みは・・・という話から。
 麻之助はまだ若いのに人の気持ちがわかっていて、なかなか気の利いた裁定をしていく。調べごとのついでに清十郎のつてで遊郭に行ったり、腕の立つ吉五郎に立ち回りを頼んだり、三人の連携もいい感じ。
 清十郎の父の後妻となった幼馴染への思い、なぜか許婚になってしまった武家娘、女たちとの先行きも、、、どうなる
 言葉遣いに微妙に現代風の単語があるのが難だが、設定・人物・ストーリーは面白い。続編は「こいしり」「こいわすれ」「ときぐすり」と出ているようなので、読んでみようかな

 ドラマの麻之助は福士誠治。清十郎を桐山漣、吉五郎を趙和。次男が「(仮面ライダーWの)翔太郎が時代劇って、似合ってない~」と言いつつ、女の子に色目を使うところを見て「似合ってるかも」だって
 私は「てっぱん」に出てた趙和の同心姿にびっくり。こういう役どころもありだったか~。
 清十郎の父が石橋蓮司、すると次男が「(仮面ライダー)ディケイドの!」さらにドラマオリジナルキャラクターとして、火消しの頭取・伊吹吾郎が登場すると「シンケンジャー!」と喜ぶ。「何なんだ、このヒーローオールスターは」・・・普通と見方が違う
 次回予告で、「この声は、、、秋山蓮?ナイト?(仮面ライダー龍騎)」。松田悟志が登場するらしい。来週も楽しみにしそうな次男
 麻之助の長羽織、母・おさん(竹下景子)の着物の裾裏、衣装も粋で、目の保養にもなりそう。今後も要チェック(再放送は木曜午後2時5分から)

コメント
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