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好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

迫ル 橋大輔×佐村河内守 曲に賭ける思い

2013年10月13日 23時29分13秒 | スポーツ

 NHK「サンデースポーツ」、今夜の特集は高橋大輔。
 現役最後のシーズン、ショートプログラムに選んだ曲は、聴覚を失い、病と闘いながら作曲を続けている佐村河内守の「ヴァイオリンのためのソナチネ」。
 この曲は、右腕を失いながらプロのヴァイオリニストを目指す少女に捧げられたもの。佐村河内氏が、その少女のヴァイオリン練習に立ちあうシーンや、耳鳴りや頭痛と闘いながら曲を作るシーン。その映像を見る高橋大輔は、「自分はスケートに打ち込んでると言っても、軽い」「この曲に対して誠意を持って」という。
 苦悩しながら、その先に希望を見つけていく姿を、ステップの体の動きで表現しようとする。振付の宮本賢二が要求する動きは、世界の高橋でも簡単にはできないほど難度が高い。
 ショーでプログラムを披露するとき、佐村河内氏が招待されていた。振動で音を感じながら、じっと高橋大輔の滑りに見入る。ショーの後、「命がけで作った曲を、命がけで表現してくれる、光栄だ」「日の丸を背負って世界で表現してほしい」と語る。それを聞く高橋大輔やコーチスタッフ陣、引き締まった顔。
 プログラム全部はまだ見てないけど、力強さと繊細さで迫ってくる曲だと思う。これは絶対名プログラムになる、予感
 関西大学での練習では、長光コーチに本田武史コーチ、宮本賢二氏の3人体制でチェックされている。その前をさりげなく織田信成や宮原知子が横切っていく。ジュニアの本田太一やノービスAの本田真凜もじっと見つめ、特に太一くんは同じ動きを試したりしている。偉大な先輩が鍛えられているところを毎日のように見られるって、これまた最高の環境かも。

 もう今週末はスケートアメリカ。ドキドキ

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JGP2013エストニア大会男女フリー

2013年10月13日 16時06分54秒 | スポーツ

 ジュニアグランプリ(JGP)シリーズ2013、第7戦(最終戦)エストニア大会。全競技が終わり、ファイナル進出6人/組が決定した。
 男子フリー/ジャッジスコア/映像)は金博洋(Boyang JIN)(中国)が210.85と自己ベスト大幅更新で優勝、2位に201.26でミハイル・コリャダ(ロシア)、3位に198.82でマイケル・クリスチャン・マルティネス(フィリピン)。フィリピン勢としては、JGP初のメダルを獲得
 宇野昌磨はきっかり1点差の197.82で4位、2大会連続の表彰台とはならなかったが、宇野選手も自己ベスト大幅更新、手応えをつかんだ大会になった。中村優は9位。。。いろんな意味で、あと一歩!
 ほぼノーミスで130.73、フリー3位の宇野昌磨の演技。

 トリプルアクセルも4回転もないが、後半のダブルアクセル+3回転トウループ+2回転トウループなど、いいところでビシッと決めた。ネイサン・チェン(米)が同様にトリプルアクセル・4回転なしで2大会優勝しているので、彼をお手本にパーフェクトを目指したかな。
 ルッツに踏み切りエッジのエラーがついてしまうので、今後はそこが課題だと思う。ルッツのほうがフリップより基礎点が高いから、SPからルッツを入れたりフリーでも2本入れたらもっと点が稼げる。トリプルアクセルも跳べるようになりたいけど、そこはシニアに上がるまでの、あと1、2年の間にということで

 優勝の金博洋はファイナル進出が決定。コリャダまたは宇野の優勝がならなかったので、日野龍樹はファイナル進出が決まった。進出6人は:
 ネイサン・チェン(米) 田中刑事 金博洋(中国) アドリアン・ピトケエフ(ロシア) アレクサンドル・ペトロフ(ロシア) 日野龍樹
 田中、日野、金博洋は昨年に続いての進出。昨年は日野が3位になったが、今年は田中刑事も表彰台に上がれるといいな

 女子フリー/ジャッジスコア/映像)はセラフィマ・サカノヴィッチ(ロシア)が164.48で優勝、2位に同じくロシアのエリザヴェタ・イウシェンコが159.86。大庭雅が3位で152.13。優勝すればファイナル進出の可能性も残っていた大庭選手はちょっと残念だけど、メダル獲得はよかった
 昨日はオンライン・リザルトにトラブルがあったようで、16番滑走のハンナ・ミラーの結果が出た後長時間更新されず、更新されたときにはあと2人くらいになっていた。さらに、一人ずつ次々アップされる映像が、これもハンナ・ミラーまでで止まっている。というわけで、上位陣のフリー映像はまだ見られない。
 
 サカノヴィッチが優勝して、エリザベト・トゥルジンバエワ(カザフスタン)が5位に終わったので、サカノヴィッチがファイナル進出となった。進出6人は:
 エフゲニア・メドベデワ(ロシア) ポリーナ・エドモンズ(米) アレクサンドラ・プロクロワ(ロシア) カレン・チェン(米) マリア・ソツコワ(ロシア) セラフィマ・サカノヴィッチ(ロシア)
 女子は昨年進出したメンバーは1人もいない^^; 昨年の6人のうち3人(ラディオノワ、ポゴリラヤ、宮原知子)はシニアのGPシリーズに出場、1人(アンジェラ・ワン)はポイント差で及ばず補欠。1人(ハンナ・ミラー)は1大会のみのエントリー、1人(リア・カイザー)は今季エントリーなし。なんだか1年でずいぶん変わる

 アイスダンスはヤノフスカヤ/ゴズノフ組(ロシア)が優勝、ナザロワ/ニキティン組(ウクライナ)が2位。この2組がファイナル進出を決めた。進出6組は:
 ヤノフスカヤ/ゴズノフ(ロシア) ハウェイク/ベイカー(米) マクナマラ/カーペンター(米) ポポワ/ヴラセンコ(ロシア) ナザロワ/ニキティン(ウクライナ) レイチェル&マイケル・パーソンズ(米)
 例年圧倒的にロシア勢が多いアイスダンスだが、今年は米国勢が3組となった。

 ファイナル(今年は福岡)までの7週間ちょっとの間に、さらに成長しそうなジュニア勢。日本のテレビではたぶん放送しないだろうけど、またYouTubeの映像で見るのが楽しみ

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