ジュニアグランプリ(JGP)シリーズ2013、第7戦(最終戦)エストニア大会。日本からは男子に宇野昌磨、中村優、女子に大庭雅が出場している。宇野選手と大庭選手には、ジュニアグランプリファイナル(今年は福岡!)進出の可能性も。さて、ショートプログラムは?
男子SP(ジャッジスコア/映像)は、宇野とファイナル進出を争う選手たちが上位に。SP1位はミハイル・コリャダ(ロシア)、自己ベストを大きく更新する74.90。2位に金博洋(中国)、こちらも自己ベスト更新の69.06。3位に67.09で宇野昌磨が、これまた自己ベスト更新で入った。
コリャダと金博洋はトリプルアクセルを確実に決められるのが大きい。宇野はSPではまだトリプルアクセルを跳ばないが、レベル4のステップなどで完成度の高いプログラムを見せてくれた。
4位にやはりファイナル進出の可能性を残すマイケル・クリスチャン・マルティネス(フィリピン)が63.67で続いている。
・・・ところで、最終順位もこのままだと、日野龍樹がファイナル進出を逃すことに・・・悩ましい・・・
女子SP(ジャッジスコア/映像)は、今季1大会のみエントリーのエリザヴェタ・イウシェンコ(ロシア)が59.18でトップに立った。いったい、ロシア女子はどれだけ有望な若手選手がいるんだか、、、掘っても掘っても出てくる 2位に57.51で大庭雅 自己ベスト更新で素晴らしい。3位には56.38で趙子荃(Ziquan ZHAO)(中国)。今季スロバキア大会では12位とふるわなかったが、昨季のオーストリア大会では4位に入った実績もある。
4位から6位には、大庭雅とファイナル進出を争うセラフィマ・サカノヴィッチ(ロシア)、ガブリエル・デールマン(カナダ)、エリザベト・トゥルジンバエワ(カザフスタン)が続いている。さて、フリーはどうなる?
すっかり大人っぽくなった大庭雅選手の演技。
今回はペアにタラソワ/モロゾフ組(ロシア)というペアがいて^^; 有名コーチが組んだみたいな名前だけど、要するによくある苗字同士ってだけ? 例えば鈴木/高橋組なんてペアが日本にいたら、海外のファンたちは「アキコとダイスケが?」なんて一瞬思うのかしら(笑)
ペアはフリーが終わって、優勝は于小雨(Xiaoyu YU)/金揚(Yang JIN)(中国)。173.58と高得点をたたき出した。2位にダヴァンコワ/デプタット(ロシア)、3位にタラソワ/モロゾフ。この結果、ジュニアペアのファイナル進出は、中国の于/金組を除く5組がロシア勢となった
今夜このあと、男子フリーが行われる。どんな結果になるかな・・・