Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

バドミントンのTV放送

2006年11月20日 18時01分02秒 | スポーツ
 深夜にバドミントン全日本選手権の放送があって、ついつい見てしまった。
 女子ダブルスは、最近、強くて美人のペアとして一般のメディアにもときどき取り上げられる“オグシオ”こと小椋・潮田組が、抜群の強さを見せつけて優勝。男子シングルスは佐藤翔治がジャンピングスマッシュを随所に決めて優勝。
 ラリーポイント制になってから初めての全日本だそうで、私も高レベルの試合をラリーポイントで見るのは初めてなので面白かった。佐藤選手は試合後のインタビューで、「ラリーポイントになったので勝つのは難しいと思ってた」と言う。試合中の解説で「佐藤選手はミスが続くことがあるので、ラリーポイントでは相手に連続得点を与え、展開を苦しくしてしまう」と言われてたので、なるほど~と思った。そうはいっても、ダブルスもシングルスも、実力が劣るほうは1点でもリードし続けていかないと、なかなか最終的にゲームを取るのは厳しいようだ。
 ダブルスで何度かサービスフォルトを取られた選手がいて、それだけで相手の得点になるのは本当に厳しいと思った。打ってアウトになるのはまあ確率として仕方がないが、「ウエストより上」「手首より上」などのフォルトを取られると、その後のサービスを積極的に打てなくなる。そうでなくても攻撃性ゼロに近いバドミントンのサービス、思いっきり相手の攻撃の餌食になってしまう。。。次男にもしっかりサービス練習するように言っとこう
 放送を見ていて少し気になるのは、アナウンサーの実況。「うまく間を抜いた」「これは厳しい攻撃」「強烈なスマッシュ」といろいろ工夫して表現しているが、決まったショットの1、2本前のあたりも説明できたらもっといいんだけど・・・。スマッシュが決まる前には、相手の体勢をうまく崩すようなコースを突いていたり、間を抜く前には2人の連携を混乱させたりしているのだ。本当はそのあたりを、解説者がさっと指摘できればスムーズなんだけど。何しろ、バドミントンはあまりにもTV放送のチャンスが少ない。はっきり言って、バドミントンという競技をよくわかった上で実況できるアナウンサーはいないし、訓練を積む機会もないに等しい。
 アジアではけっこうバドミントンの試合は放送される。香港にいるときは、衛星放送のスポーツチャンネルでときどき見た。日本のように細かい実況もあんまりしてないが^^; もう少し日本でも放送回数が増えないかな~。
 TV東京にテニスの実況が得意なアナがいて(たしか藤吉とかいう名前)、その人がたまたまバドミントンの実況をしたときはかなり上手かった。あのアナウンサー、もう引退しちゃったかな。ぜひあの技術を後輩に伝えてほしいんだけど
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする