かんたろう

　“北風～小僧の、寒太郎～♪”と歌いたくなる季節が近づいてきたが、そっちじゃなくて中村勘太郎。今日の「徹子の部屋」に、中村勘太郎・七之助兄弟が出ていた。
　兄の勘太郎のほうが立ち役中心で、弟の七之助のほうが女形中心なのかと思っていたが、二人並んでいるところを見ると、七之助は意外と男っぽい顔立ちで、勘太郎は意外と可愛らしい。（中村屋は立ち役・女形両方をやるのが伝統）
　なんでも、七之助はスポーツ万能で、暇さえあればスポーツしているとか。「徹子の部屋」の打ち合わせのとき、ゴルフして、ちょっと時間がまだあるからボーリングして、それから来たのだという。学校の体育館で芝居をやったとき、芝居の前にサッカーして、芝居の合間にバドミントンしたとか、、、そう言われてしみじみ見ると、骨格も細いけどしっかりしている。
　一方、勘太郎はスポーツが好きじゃなくて、暇なときは寝ていたり（笑）　自分の周りに必要なものが全部そろっている状態が好きだとか。中日の落合監督の言葉「野球の身体は野球で作る」を引き合いに出して、「歌舞伎の身体は歌舞伎で作る」ように稽古を一生懸命やればいい、と考えるそうだ。そういわれて見ると、ほっぺのあたりがふっくらしていて、将来は体型もふっくらするのかな？
　どっちかといえば、私は勘太郎のほうが好き。NHK大河ドラマ「新撰組！」に藤堂平助役で出ていたときに、大人になった彼を初めて見た（子供のときは勘九郎関連の番組で見たことがあった）。沖田総司（藤原竜也）の陰で、なんか地味～な存在沖田の名前をかたって茶屋で遊ぶ場面なんか、妙に可愛かった＾＾；　が、伊東甲子太郎に従って新撰組を脱退、御陵衛士に加わった平助は、油小路事件で新撰組の隊員たちと相対する。なんとか平助を逃がそうとする永倉新八（山口智充）や原田左之助（山本太郎）に、それまで見せたことのなかった鬼のような形相で刀を構える。このシーンは、さすがに歌舞伎役者の真骨頂だったと思う。（ジャニーズ育ちではこうはいかない）
　このあいだも、勘太郎は「きよしとこの夜」に出ていた。お芝居の前宣伝かしら＾＾；　一度、ちゃんと舞台を見てみたい兄弟の恋人役とか（爆）

 

雀

　今朝、玄関を開けたら階段の踊り場に雀がいる。うちは2階建て集合住宅で、階段部分も屋内なのだが、窓から入ってしまって出られないらしい。窓は少し開いているのに、見えないのか、パタパタ飛び回るばかりで出られない。
　とりあえず、窓を全開にしてみた。私たちが見ているとまたパニクりそうなので、いったん部屋に入って、しばらくしてから見たら、もういなかった。
　しかし、近くで見るとけっこう大きかったような気がする。それにしても、びっくりした～