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ラリーポイント制

2006年11月12日 22時01分29秒 | スポーツ
 世界バレー女子が盛り上がっている。昨夜のセルビア・モンテネグロ戦、2セット取られたときはもうダメかと思ったが、よく逆転したと思う。
 バレーボールがラリーポイント制になったのは、いつからだったか。もうすっかり定着したが、変わったばかりの頃は見慣れなくて変な感じだったっけ。試合時間が短くなって、あっという間に終わるような気がして・・・(そもそもそのために採用されたんだろうけど)
 次男はバドミントン部だが、この秋からバドミントンもラリーポイント制になった。やっぱり見慣れなくて落ちつかない^^; サーブのアウトでも相手のポイントになってしまうから、うっかりミスできない。サーブ権があるときだけポイントなら、弱いほうもサーブ権の交代をくりかえす間に粘れるけど、どんどんポイントが積み重なっていくこの方式では、強いほうが逃げきりやすそう。実力どおりの結果が多くなるかもしれない。
 実は、同じネットを挟んで対峙する球技でも、昔からラリーポイント制だったテニスや卓球と、最近ラリーポイントになったバレーボールやバドミントンでは、決定的な違いがあると思う。それは、サーブの攻撃力と、サーブ権交代の方式。
 テニスも卓球も、サーブだけでポイントが取れることが少なくない。テニスはミスも多いので2本続けてミスしなければ失点にならないことになっている。その攻撃力を生かすと同時に公平を保つように、サーブ権の交代はラリーの勝敗に関係なく、決められたサーブの本数またはポイント数で行なわれる。
 一方、バレーボールは最近こそスパイクサーブでかなりポイントが取れるようになったが、基本的にサーブをするということは、まず相手から攻撃されるということだった。だから、ラリーに勝ったほうにサーブさせて、相手にチャンスを与え、その上でサーブしたほうがラリーに勝って初めて点になってたわけだ。
 バドミントンも、サーブで攻撃は難しい。なにしろ、ウエストから上で打ってはいけない、打つときラケット面が手首より下でなくてはいけないのだ。つまり、テニスのように頭の上から打ち下ろせないので、せいぜいネットすれすれに越えていくとか、後ろのラインぎりぎりに持っていくくらいしかできない。(もしかして、ご存じない方多かった?)
 バレーボールもバドミントンも、ラリーポイント制採用にあたって、テニスや卓球のようにサーブ権を決められた本数で交代することは採用しなかった。このへんが前者と後者の、それぞれの競技の本質が出てるような気がする。
 次男がこの前の試合で、第1セット取られたが第2セットを取ってファイナルに持ち込んだという。「惜しかったね~。で、第3セットは何点取ったの?」「えーと~、何点だったかな・・・10何点か」あー、それじゃ勝てないっ!
 ラリーポイント制でセットを取る、試合に勝つには、セット終盤まで2~3点差でついていかないと逆転の可能性が低くなる。相手の点と自分の点を常に頭に入れて、集中力を続けていかないと~。まだまだ、修行が必要だ
コメント
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