Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

タンゴ・ミキサー

2012年10月18日 05時33分10秒 | 

 このあいだBSプレミアムで「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」を放送していて、ついつい見てしまった。
 お人形のように若く初々しいクリス・オドネルと、ある種嫌味なくらい金で好き放題しているのに、なぜか憎めなくなってしまうアル・パチーノ。軍服を着て自殺しようとする大佐と、止めようとする若者の壮絶なやりとりは、記憶の中にあるよりずっと緊迫のシーンだった。
 そしてクライマックスの、全校集会での演説。校長がチャーリーに大学推薦か退学かを迫ったことを暴露したとき、生徒たちがはっきりと嫌悪のオーラを出す。前に見た時はその辺をあまり感じなかったんだけど、初めて見たからなのか吹き替えのせいなのかはわからない。
 大佐の言葉を聞きながら、チャーリーの表情がうるんでいく。どんな処分が出ても、この大佐の言葉があればこれからの人生やっていける、みたいな感じ
 この映画の有名なシーンは、大佐が若い女性とレストランのホールでタンゴを踊る場面。もっと上手に踊ってたような気がしたが、実はほどよく素人くさかった(笑)。曲は「ポル・ウナ・カベサ」。浅田真央のエキシビション、2012/2013シーズンの宮原知子ショートプログラムなど、フィギュアスケートでもおなじみ。
 ダンス一曲踊り終わって席に戻ったあたりで、次にバンドが演奏していた曲にも聞き覚えがある。中学の体育で、フォークダンスの曲にあった記憶が
 サウンドトラックのトラックリストには覚えのある曲名がない。タンゴなんとか、、、フォークダンスだから、「オクラホマ・ミキサー」みたいに「ミキサー」がつくかな? と思って検索してたら、中学校向けフォークダンス曲のCDに「タンゴ・ミキサー」または「タンゴ・ミクサー」というタイトルで収録されているのがわかった。
 さらに検索していくと、オリジナルは「Adiós Muchachos」、「ポル・ウナ・カベサ」と同様、カルロス・ガルデルの作曲。そうだったんだ~ ルイ・アームストロングが英語で歌ってるのもある
 フォークダンスというと「オクラホマ・ミキサー」か「マイムマイム」で、いい加減飽きる…と思ってた頃に、珍しくタンゴで、ちょっと振付もお洒落で、体育でこの曲がかかるのがすごく楽しみだったっけ(肝心の振付はもう思い出せないが^^;) ちなみに「ミキサー」というのは、パターン1回ごとにパートナーを変えていくダンスのことであるらしい。
 今時の中学の体育は、ヒップホップなど「現代的なリズムのダンス」が必修になって、フォークダンスなんかはあまりやらないのかな

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仰げば尊し

2012年03月07日 14時17分56秒 | 

 卒業式の話を書いたついでに検索したら、いろいろ出てきた
 ウィキペディアによると、長らく作者不詳と思われていたのが、つい昨年アメリカで、原曲らしい楽譜が発見されたのだそうだ。オリジナルのタイトルは「Song for the Close of School」。内容から見ても、まさに卒業の歌。日本語詞をつけた人は、その気持ちに忠実に作ったんだろう。
 忘れられてたアメリカで、あらためて卒業式に歌ってる映像。日本のようにみんなが知ってるわけじゃないから、合唱ではなく独唱。

 

 それとは別に、「Graduation」というタイトルの英語詞で歌われる曲もあった。これは学校というより、人生を歌ってる感じ。

 

 最近では、中国人の歌手が日本語で歌っているバージョンが、ネットにアップされている。ジェイド・イン(殷瑜琼)の作品で、公式サイトでフリーダウンロードできる。この人は自分の歌をネットにアップして話題になり、日本でカバーアルバムやオリジナルアルバムをリリースしているようだ。(普段は中国で別の仕事をしているらしい)

 

 台湾では、おそらく日本統治時代に歌われて浸透した曲に中国語詞をつけたものが、今でも学校の卒業式などで歌われるという。それは初めて知った

 

 様々なバージョン、聴き比べてみてね

 

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The greatest love of all

2012年02月14日 00時25分55秒 | 

 ホイットニー・ヒューストン急死のニュースを聞いて驚いたが、48歳という年齢を聞いて、そんなに若かったか・・・とさらに驚いた。
 洋楽をほとんど聴かなくなって久しいので、芸能活動から遠ざかっていた時期があったことを知らなかった。結婚して娘をもうけたが、麻薬に溺れたり、離婚したり、いろいろ大変な時期があったんだ・・・
 歌手デビュー前はモデルもやっていただけあって、すらりとしたプロポーションだった。「ベストヒットUSA」など、ミュージックビデオを流す番組が出始めた頃で、「How will I know」のビデオとか、可愛くて印象に残っている。
 ケビン・コスナーと共演した映画「ボディガード」と、主題歌で大ヒットした「I will always love you」が有名だけど、私は「The greatest love of all」が好きだった。「No matter what they take from me, they can't take away my dignity(何を奪われても、私の尊厳は誰にも奪えない)」というくだりが特に。
 しかし、この曲のオリジナルを歌ったのはホイットニーではないということを、今回初めて知った。モハメド・アリの伝記映画のために作られた、ジョージ・ベンソンの歌だったのだそうで
 
 ホイットニーの雄大な歌唱も、一つ一つ語るようなジョージ・ベンソンの歌も、それぞれいいな

 香港では、陳百強(ダニー・チャン)が広東語でカバーしている。タイトルは「至愛」。ほぼ原詞のイメージどおりに書かれた広東語詞だが、一つ当時としては新しい(と思われる)試みをしている。
 「盡力去幹創出新[ロ既]路(全力で新しい道を切り開いていく)」というくだり。形容詞と名詞をつなぐとき、広東語では形容詞+「ロ既」+名詞となるが、歌詞では一般的に北京語に準拠する書き言葉を使うので、形容詞+「的」+名詞が使われる。「的」は広東語で[dik](ディッk)と発音される。
 「ロ既」は広東語で[ge](ゲ)という発音なので、歌のなかでは美しくないと考えられているのだと思う。今でも、ラップなど完全に話し言葉を使う歌詞以外は、「的」しか出てこない。
 この曲でも、ほかの部分では普通に「的」を使っているのに、ここだけ「ロ既」なのはどうしてなのか。何か特別な意味をこめていたのか。当時はどんなふうに受け止められていたんだろう?・・・今度香港の友人に聞いてみよう・・・
 香港では1986年にヒットしたが、そのわずか7年後に、彼は世を去った。
 

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「別將音量收細」蘇永康(ウィリアム・ソー)

2011年08月24日 17時45分50秒 | 

 11月に香港コロシアムで行われるソロコンサートのテーマ曲。
 作曲・プロデュースは黄韻玲(ケイ・ホァン)。台湾のシンガーソングライターで、張學友(ジャッキー・チョン)や林憶蓮(サンディ・ラム)、莫文蔚(カレン・モク)など多くの歌手に曲を提供している。日本で知られていそうな曲としては、映画「君といた永遠」の主題歌になった「心動」だろうか。歌ったのは林曉培(シノ・リン)。
 そういえば蘇永康は「君といた永遠」に、映画監督の話を聞いている脚本家の役で出演していた。黄韻玲との仕事は、台湾ドラマ「光森林」の挿入歌「一個人的星光」で経験している。
 なんかバラードのイメージが強いケイだが、こんなジャズ調も書ける才女なのだった
 そして作詞は黄偉文(ワイマン・ウォン)。独特で洒落てて、いかにもワイマン!な詞。しかし、黄偉文といい林夕といい、蘇永康には小難しい詞を平気で書いてくれるような・・・
 編曲の鍾興民は、台湾の超・有名な音楽人で、周杰倫(ジェイ・チョウ)始め大物アーティストの編曲やプロデュースを務めている。
 実力派音楽人が結集した渾身の作、かな まずはお試しあれ



作曲:黃韻玲
填詞:黃偉文
編曲:鍾興民
監製:黃韻玲

傳來什麼歌 潛入腦內
環廻立體聲 沿路覆蓋
誰將開關制扭開 讓訊息中耳內超載
從前亦曾視為幻聽 很危殆

要是能尋獲最喜歡那電台
我又為何害怕早晚亦照開
關不到那幻想 准它繼續高漲
人望我就似病發 其實中獎
關不到那音響 通宵繼續點唱
調頻像遊蕩無定向 太舒暢
如聽到古怪聲響 不必拼命關上
何妨又從亂彈亂唱 找營養

要是能尋獲最喜歡那電台
我又為何害怕一世亦照開
關不到那幻想 准它繼續高漲
人望我就似病發 其實中獎
關不到那音響 通宵繼續點唱
調頻像遊蕩無定向 太舒暢
如聽到古怪聲響 不必拼命關上
何妨又從亂彈亂唱 找營養

談請動真心 循例按捺
同遊現真身 循例遮蓋
何必跟牌理出牌 合理得將趣味掩蓋
自腦袋裡消去雜音 不含愛

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君は薔薇より美しい

2011年05月29日 23時56分42秒 | 

 ジョナサン・ウォン(王梓軒)の日本デビューシングル「君は薔薇より美しい」がYouTubeにアップされた♪


 なんだか、香港で見るよりずっと“いい子”のキャラになってる

 ついでに元祖の布施明バージョン。こちらはレコードから?


 当時の生演奏映像。


 NHKのジャズっぽいアレンジ。


 作曲はミッキー吉野だったかな。この曲、やっぱりカッコいい

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「那誰」蘇永康(ウィリアム・ソー)

2011年04月12日 23時54分51秒 | 

 ファン待望の蘇永康(ウィリアム・ソー)広東語新曲のオンエアが始まった。
 タイトルは「那誰」。直訳すると「あれは誰」。広東語では「誰」は「邊個」というので、このタイトルはとても北京語っぽい感じがするらしい。といっても、広東語曲の歌詞の中では「誰」を使うのが普通なんだけど。
 作曲は頡臣(Jason)。英語名を北京語読みで漢字を当てたのかな。初めて見る名前だ。作詞はおなじみの黄偉文(ワイマン・ウォン)。編曲は最近売れてるJohnny Yim。プロデュースも若手売れっ子の舒文@Zoo Music。
 さっそくYouTubeにアップされたので、貼っちゃいます。


 歌詞は最後のほうが拾いきれてないようなので、こちらの4月11日投稿にある写真を拡大してご参照ください。

 さっそく聴いた。。。蘇永康だ~~~~
 メロディラインもほどよく耳に残るが、細かいところは実は意外と難しそうで通好み。蘇永康にすごく合う曲であると同時に、この曲を上手く歌いこなして魅力を引き出すのは蘇永康、という印象。
 ヒットするといいな

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2つのOnly One

2011年04月08日 03時36分12秒 | 

 Twitterで知った、SMAPが歌う「世界に一つだけの花」中文版の「世界上唯一的花」。


 いつの間にこんなの録音したの?と思ったが、元々中国デビューを準備していたようだ。こちらの記事によると、3月18日にavexから中国で配信開始。収益の一部は東日本大震災の義捐金として寄付する予定。
 中文詞を書いた林明陽は、alanの中文曲の作詞を手掛けているプロデューサーだとか。きちんと脚韻を踏みつつ、日本人にとってあまり難しい音が入らないように工夫している感じ。
 皆さんの発音は、、、歌詞が画面に出ないとちょっとわかりにくいかも^^; わりとそれらしいのはキムタクかな? 剛くんにとっては韓国語より難しいのかな。とはいえ、みんな頑張ってます

 中華圏でカバーされたバージョンとしては、張棟樑(ニコラス・テオ)の「Only One」。


 この曲はデビューアルバム収録なので、MVに出てくる姿も若い 録音は2004年頃だろうか。こちらは力強い感じの歌詞になっている。

 どちらがお好き?

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日本応援ソング

2011年03月28日 00時53分59秒 | 

 震災以降、世界各地で「日本がんばれ」と応援する声やメッセージがたくさん届いている。
 台湾のチャリティ番組に、多くの芸能人のみならず馬英九総統が出演、4時間あまりで20億円以上の寄付金を集めたことは、ニュースで知った方も多いだろう。(番組の後も寄付はどんどん集まり、合計金額は60億円に達するとか・・・台湾にどんなに感謝してもしたりないこちらのブログに、この番組の様子がまとめられているので、ぜひご覧ください!
 テーマソングとして作られた曲「Believe相信愛」がこちら。
 
 出演している歌手の方たちについて、やはりこちらのブログに説明とリンクが詳しいので、ご参照ください。
 正直、私は顔を見てすぐ誰だかわかる人が少なくなってしまったけど、こうして集まって、一生懸命歌ってくれてることが嬉しい

 台湾のイベントにも出演したジュディ・オングが、今度は香港でジャッキー・チェン等とイベント「愛心無國界311燭光晩會 Artistes 311 Love Beyond Borders」を企画。4月1日(金)夜7時(香港時間)からビクトリアパークで開催される。4月1日といえば、不世出の香港明星・張國榮(レスリー・チャン)の命日。日本とも縁の深かった彼を偲びつつ、この時間を共有したい。
 こちらもテーマソングを制作中。kizuna311という企画で渡辺謙が朗読している宮澤賢治の「雨ニモマケズ」を元に、中文詞を潘源良が作詞。北京語版、広東語版、日本語版と3つのバージョンの録音が進んでいるそうだ。
 中文タイトルは「不要輸給心痛」。歌詞はこんな感じ。「輸」は中国語で「負ける」という意味なので、「不要輸給~」は「~に負けないぞ」になる。完成を待とう。

 タイからも応援ソング。歌っているのは国民的スターのBirdことトンチャイ・メーキンタイ
 
 なんと後半は日本語! 人混みの中で「スマイル アゲイン Smile Again」と書いた紙を持ってくるっと1回転する、首にバンダナを巻いた人がトンチャイ本人。若い頃と全然変わってない 1992~3年頃、香港でChannel[V]を見るとよく流れていた。

 「がんばれ」「がんばって」も多いけど、「You are not alone」「Pray for Japan」などの言葉に、共にあろうとしてくれる気持ちを感じる。
 感謝。私も、今つらい思いをしている人たちのために、何かしよう。できることを。

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叔母に愛を・・・?!

2011年02月05日 23時57分14秒 | 

 ♪オ~~~、オアリアラヨ、オバ、オバ、オバ♪
 ♪お~~~、叔母に愛を、叔母、叔母、叔母♪
 ・・・え~~~~~~

 ボサノバ(ジャズサンバというべきか)の名曲、「Mas que Nada」に、なんてことを
 NHK「どれみふぁワンダーランド」、思い切った面白いアレンジで古今東西の名曲をセッションしてくれるが、Rag Fairの土屋礼央くんが日本語の歌詞をつけてしまった。
 たしかに、「オバ、オバ、オバ」という音を繰り返されると、「叔母、叔母、叔母」に聞えるけど^^; 「英語に聞える日本語」だの「リズムに聞える地名」だの、いろいろ気になることがあるらしいので、この曲の歌詞も前から気になってたんだろう。
 それにしてもやりたい放題してくれちゃってる

 セルジオ・メンデス&ブラジル66のアレンジが有名だが、オリジナルはジョルジ・ベンだそうだ(今知った)。
 映像を貼っておきます。



 オリジナル歌詞はこちら。ギターコード付きです。

Mas que nada
Jorge Ben Jor

Tom: Am
intro: Am7 Dm7 G7

(Am7 Dm7 G7)
Oh.............O Ariá raiou oba oba oba
        Am7                E7(b3)
Mas que nada sai da minha frente
              Am7
Que eu quero passar
   E7(b3)               Am7
Pois o samba está animado
        Abm6(b13) E7    Am7  D7(9)
O que eu quero é sambar
       Dm7        G7          Am7  D7(9)
Este samba que é misto de maracatu
                   Dm7
É samba de preto velho
  G7          Am7     D7(9)
Samba de preto tú
         Am7      E7(b3)                Am7    
Mas que nada    um samba como este tão legal
E7(b3)          Am7      Abm6(b13) E7   Am7   D7(9)
Você não vai querer que eu chegue no final
(Am7 D7(9))      
Oh......... Ariana oh  obá obá obá

 あとで「叔母に愛を」の歌詞を文字に起こしてアップするぞ♪ 全く~~~

<追記>
 アップしました。こちら

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蛍の光

2010年12月31日 23時50分12秒 | 
 「蛍の光」で紅白が終わる。
 最近は卒業式でこの歌を歌わないから、今の若い人は紅白で覚えるのかもしれない。
 合唱団の人たち、歌手たちに混じって楽しそうに歌ってた。今夜も演奏は三原綱木とニューブリードだったのかしら♪
 指揮はここ数年平尾昌晃。前は宮川泰だったけど。そのうち宮川彬良にバトンタッチする?!

 「ゆく年くる年」が始まった。もう新年になる。
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トイレの神様

2010年12月31日 22時52分49秒 | 
 今日初めて、ちゃんと聴く。(うちのトイレの神様、、、鬼になってるかも^^;)

 「鴨なんば」なんだ、「鴨南蛮」じゃなくて、、、
 植村花菜、後味のすっきりしたいい声。淡々と歌うのがいい。
♪いつも味方をしてくれてたおばあちゃん残して ひとりきり 家 離れた♪
♪ちゃんと育ててくれたのに 恩返しもしてないのに いい孫じゃなかったのに♪
 子どもは育ったら巣立つんだから、それでいいのだ。と、親目線で思う。
 ・・・もうすぐ巣立つんだな、うちの雛たちも。あ、一羽はもう若鳥になって外にいるし。(餌だけもらいに来てるけど?!)

 原曲9分52秒を、歌詞を残して間奏を削り、7分55秒にしたそうな。アレンジは千住明さん。オケがしっかり盛り上げて、紅白らしい華やかさが加わった。よかった。
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Take Five

2010年12月15日 15時43分00秒 | 

 4分の5拍子、なんてリズムをどこから思いついたんだろう、、、
 「テイク・ファイヴ」ジャズの名曲。デイブ・ブルーベック・カルテットが1959年に発表。作曲者のポール・デスモンドのアルトサックスが印象的。
 

 フィギュアスケートでも時折使われる。今季はパトリック・チャン選手がショートプログラムに使っている。


 小塚崇彦選手も、2008/2009シーズンのショートプログラムで使用。ストレートラインとサーキュラー、ステップ要素を二つ続ける構成が、単調なリズムを繰り返す曲調と相まって、独特の雰囲気を醸し出していた。  


 村主章枝選手も、2007/2008シーズンのショートプログラムで滑っていた。黒い手袋がお洒落


 カーメン・マクレエがヒットさせたボーカルバージョンもあるそうな。
 ・・・やっぱり小塚バージョンがいい!(贔屓

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踊り明かそう

2010年11月17日 12時28分04秒 | 

 “I could have danced all night”
 could+have+過去分詞、仮定法過去完了とかいうやつ。“実際にはやらないけど、やっていいならできちゃう”、ということで、「一晩中だって踊っていられる(くらいいい気分)」という意味。
 ミュージカル「マイフェアレディ」で有名なこの歌のタイトル、「踊り明かそう」と訳したのはなかなか素敵。舞台や映画ではヒロインのイライザが歌う。ブロードウェイの初演ではジュリー・アンドリュースが、映画ではオードリー・ヘップバーンの吹き替えでマーニー・ニクソンが歌った。
 ジャズ系のミュージシャンにも好んで歌われている。NHKアーカイブスで広田三枝子が歌うのを見たことがあるが、カッコよかった♪ 近年ではなんといってもJamie Cullumのバージョン。原曲では“I only know when he began to dance with me”のところを“when she~”としているのは、歌い手が男性だから。
 織田信成が今シーズンのエキシビションに使っている。先日のスケートアメリカでも披露したが、スケートカナダのときのほうが出来がよかったので貼っちゃいます

 渋くてカッコいいステップ。こんな大人っぽい滑りができるようになったんだ~。(昔は「スーパーマリオ」とかやってたのに)
 登場の紹介で、“brand-new dad”って言われてる(^^) 終わって戻るときは「織田はリー・バーケルコーチにつくことになってカナダに帰ってきました。お帰りなさい、ノブ」と暖かいアナウンス。いいなぁ
 (dadといえば、お母さんの織田憲子コーチは、grandmaになっちゃったわけですね
 小塚崇彦も2006-2007シーズンにエキシビションで使ってた。まだエキシビション慣れしてない頃の、ちょっと照れてる感じがまたよかったんだけど、映像探しても見つからない(少し振付が違うバージョンしかなかった)。HDDレコーダーや焼いたDVDに残ってないか探したが、これも見つからない。。。残念

<グランプリファイナル後の追記>
 エキシビションで「踊り明かそう」を滑る織田信成に、「僕も使ってた曲なんですけど・・・」と小塚崇彦が言ったところ、「知らんかった~!」だったそうな。
 高橋大輔・織田信成・小塚崇彦で表彰台を独占した2006年NHK杯で滑ってたのに、見てなかったの?と思ったが、考えてみたら、自分の番が終わるまでは、ほかの選手のエキシビションをゆっくり見てはいられない。2006/2007シーズンの小塚選手は、シニアデビューの年。NHK杯以外は、フランス大会6位、全日本6位(意外!)、アジア大会4位と、まだそれほどいい成績もなく、エキシビションを滑る機会も少なかったので、織田選手も目にすることがなかったかもしれない。
 競技で使う曲は、けっこうあちこちで“かぶって”いるけど、お互い気にしてない感じ。よく使われる曲は決まってくるし、ほかの選手のプログラムを見て「あの曲でやりたい!」と希望することも多そうだし。逆にエキシビションナンバーのほうが、選手の個性を強く出して、観客を楽しませるのがメインのショーだから、かぶらないように気をつけるのかも。
 それにしても、小塚版「踊り明かそう」の映像、どうして消しちゃったんだろう…どこかに落ちてないかな…

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アンセム=hymn?

2010年09月28日 23時46分10秒 | 
 宇多田ヒカルが、ペプシNEXのCMに出演というニュースを朝テレビで見た。なんとエディット・ピアフの「愛の讃歌」をアップテンポのジャズアレンジで、しっかりフランス語で歌っている。
 元々ゆったりと歌われる曲を、こんなに速いテンポにしちゃうのもありなのか!とびっくり。意外といいかも♪ 28日から「Hymne à l'amour~愛のアンセム~」として着うた等で配信開始だそうだ。
 日本では、岩谷時子の日本語詞で歌う、越路吹雪のバージョンが一番有名だろうか。美輪明宏はこの詞を「元の歌とは何の関係もない」と言っていた^^; 日本語詞では“きれいごと”すぎるらしい。フランス語詞では、「愛のためなら盗みもする」とか、「いずれ私たち二人とも死んで神のもとで永遠に」とか、実はけっこう過激?!
 ところで、宇多田バージョンで気になるのが、「愛のアンセム」というサブタイトル。フランス語のオリジナルタイトル「Hymne à l'amour」を英語に直訳すれば「Hymn to love」になるようだが、、、“national anthem”(国歌)などのanthemは本来教会音楽の聖歌、讃美歌という意味。“sports anthem”(応援歌)などの使い方もあるので、応援歌的な気持ちをこめてアンセムにした?! 何より、hymnだと日本人には発音しにくいし
 「愛の讃歌」という一般的な訳を使いたくなかったのかもしれないけど、サブタイトル無しでも別によかったのでは・・・どうなんだろう
 着うた配信でダウンロードする気はあまりないが、「SINGLE COLLECTION Vol.2」に収録予定らしいので、そっちでじっくり聴くことにしよう
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リクエスト

2010年09月21日 00時59分58秒 | 
 先日行ったレストランは、グランドピアノを置いていて生演奏をしている。店の人が曲のリストを持ってきて、「お誕生日のお客様に曲をプレゼントします。どの曲がよろしいですか?」
 誰でも知ってるような曲ばかり10曲ほどのリストから、「星に願いを」をチョイスした。「お誕生日スペシャル」のお客様が何組も来ていたようで、あちこちのテーブルを回っていく。
 数分後、さっそく「星に願いを」が流れた。自分のリクエストが演奏されるのって、ちょっと嬉しい 「これは『ピノキオ』だよね」と次男が確認。小さい頃さんざんビデオを見せたので、ディズニー映画の中で歌われた曲は、だいたい頭に入っている♪
 続いてリストにあった曲から、「トロイメライ」「虹の彼方に」「遥かなる影」などが流れる。季節がら(?!)「枯葉」を選んだ人もいた。つれあいは「誕生日の歌に『枯葉』ってどうなのよ」と突っ込む^^;
 「リクエストきかれたときに、とっさに何の曲にしたらいいか、わからないよなぁ」海外のちょっとしたレストランなどで、急に言われて困ったことがあるらしい。そこに「イマジン」が流れてきた。「『イマジン』はいいかもしれない」と一人で納得しているつれあい。
 「虹の彼方に」は人気らしく、何度も流れる。そういえば、次男は「オズの魔法使い」を映画でも見ていないし、本でも読んでいないという。英語の文章で定番になっている表現が出てきたりするから、今度レンタルしてきて見せようっと
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