この前本文に何気なく使ってあとで気付いたのだが、Channel[V]について今までここで書いたことがなかった。日本に住んでいる人は知らない人が多いかもしれないので、紹介しておこう。
Channel[V]は、アジアを広くカバーする衛星放送、StarTVの音楽チャンネル。StarTVは1991年(たぶん)香港の李嘉誠グループが始めた。ニュース、スポーツ、映画、音楽と各分野でアジア全域にバラエティに富んだ番組を放送、地上波の番組がそれほど充実していなかった各地で歓迎されたようだ。のちにオーストラリアのマードックグループに経営が変わった。
音楽チャンネルは、最初全部の地域に同じ番組を流していたので、台湾や香港のポップスもあればタイやインド、マレーシアもかかる、ごった煮状態だった。アーチスト名と曲名が英語(ローマ字)で出るだけなので、どこの人なのかわからない。Jin Cheng Wuという名前を見て、てっきりWuが姓だと思って呉や伍で探しても見つからず、いったい誰だろうと思っていたら、金城武だった! 顔立ちからいってフィリピン人だと思い、セブ島に旅行に行ったときショッピングセンターのCD屋で「クリスティナー」と名前を連呼したが、それらしき歌手が見あたらず、あきらめて買わずに帰った後でタイ人だとわかった・・・(もっとも、彼女は父がフィリピン人、母がフランス人だから、あながち間違いでもなかったわけだ)。タイの大スター、Birdことトンチャイ・マッキンタイもよく流れてたし、東京音楽祭に来たことがあるザイナル・アビディンもときどきかかった。もちろん、普通の洋楽も流れるから、なんとも国際的なチャンネルだった。J-popも流れるけど、これがなんというか、微妙に偏ってて、、、渋谷系の曲が多かったような^^; さねよしいさことか、、、どう考えてもオリコンチャート1位ではないだろうな、という曲が多かったのは、版権とかの関係だろうか?
経営が変わってから、番組も次第に変化した。放送開始当初は、香港の地上波番組との競合を避けるため、広東語の使用が制限され広東語ポップスも少なかった。マードックに移ってから、まず、全地域共通だった番組が北ビーム(中華系中心)と南ビーム(インド系中心)に分かれ、インドやタイのポップスが流れなくなった。各地域のポップスを地域ごとにまとめた番組が出てきて、J-pop、Chineseのほか、フィリピンや[門/虫](ビン)南語(福建南部の言葉で、台湾やシンガポール・マレーシアでも話される。一般に福建語といえばビン南語を指すことが多い)ポップスの番組も一時期あった。さらに編成が変わり、香港・大陸向けと台湾向けが分かれ、香港で見られる番組には大陸ポップスが非常に多くなった。一方で、広東語ポップスだけの番組も時間枠は少ないが定着した。そして、日本よりもずっと早くから始まっていた韓流ブームに乗って、韓国ポップス番組枠はしっかり確保されていた。
私が毎週必ず見ていたのは、チャイニーズポップスのチャート番組。北京語曲だが、北京語曲を歌っている歌手の英語曲も入ったりする(張學友&Regeneの「In Love With You」など)。大ヒット曲は何週間も何度も聴くので、長男が覚えてしまったり^^; 韓国ポップスに興味を持ってからは、韓国のライブ番組やポップス紹介番組を見て、Gigsだのカン・ソンだのを発見(?!) 韓国番組なのに北京語で歌ってる歌手を見て、あれは誰だ?と悩んでいたら、数年後にRyuだとわかったり。蘇永康が出る特別番組などは、せっせと録画(^^)
特に、これを見るという目的がなくても、ぼんやり見ているだけで楽しかった。Maroon5→ゴスペラーズ→王力宏→神話→・・・なんてのが日常だった。だから、日本に帰ってきて寂しいことの一つは、Channel[V]が見られないこと。が、実は住むところの立地条件がよくて大きいアンテナが買えれば、受信できないでもないらしい。今は社宅だからちょっと無理だけど、将来は??? まだ次にどこに住むか決めてないけど、これもチェック要件かも
Channel[V]は、アジアを広くカバーする衛星放送、StarTVの音楽チャンネル。StarTVは1991年(たぶん)香港の李嘉誠グループが始めた。ニュース、スポーツ、映画、音楽と各分野でアジア全域にバラエティに富んだ番組を放送、地上波の番組がそれほど充実していなかった各地で歓迎されたようだ。のちにオーストラリアのマードックグループに経営が変わった。
音楽チャンネルは、最初全部の地域に同じ番組を流していたので、台湾や香港のポップスもあればタイやインド、マレーシアもかかる、ごった煮状態だった。アーチスト名と曲名が英語(ローマ字)で出るだけなので、どこの人なのかわからない。Jin Cheng Wuという名前を見て、てっきりWuが姓だと思って呉や伍で探しても見つからず、いったい誰だろうと思っていたら、金城武だった! 顔立ちからいってフィリピン人だと思い、セブ島に旅行に行ったときショッピングセンターのCD屋で「クリスティナー」と名前を連呼したが、それらしき歌手が見あたらず、あきらめて買わずに帰った後でタイ人だとわかった・・・(もっとも、彼女は父がフィリピン人、母がフランス人だから、あながち間違いでもなかったわけだ)。タイの大スター、Birdことトンチャイ・マッキンタイもよく流れてたし、東京音楽祭に来たことがあるザイナル・アビディンもときどきかかった。もちろん、普通の洋楽も流れるから、なんとも国際的なチャンネルだった。J-popも流れるけど、これがなんというか、微妙に偏ってて、、、渋谷系の曲が多かったような^^; さねよしいさことか、、、どう考えてもオリコンチャート1位ではないだろうな、という曲が多かったのは、版権とかの関係だろうか?
経営が変わってから、番組も次第に変化した。放送開始当初は、香港の地上波番組との競合を避けるため、広東語の使用が制限され広東語ポップスも少なかった。マードックに移ってから、まず、全地域共通だった番組が北ビーム(中華系中心)と南ビーム(インド系中心)に分かれ、インドやタイのポップスが流れなくなった。各地域のポップスを地域ごとにまとめた番組が出てきて、J-pop、Chineseのほか、フィリピンや[門/虫](ビン)南語(福建南部の言葉で、台湾やシンガポール・マレーシアでも話される。一般に福建語といえばビン南語を指すことが多い)ポップスの番組も一時期あった。さらに編成が変わり、香港・大陸向けと台湾向けが分かれ、香港で見られる番組には大陸ポップスが非常に多くなった。一方で、広東語ポップスだけの番組も時間枠は少ないが定着した。そして、日本よりもずっと早くから始まっていた韓流ブームに乗って、韓国ポップス番組枠はしっかり確保されていた。
私が毎週必ず見ていたのは、チャイニーズポップスのチャート番組。北京語曲だが、北京語曲を歌っている歌手の英語曲も入ったりする(張學友&Regeneの「In Love With You」など)。大ヒット曲は何週間も何度も聴くので、長男が覚えてしまったり^^; 韓国ポップスに興味を持ってからは、韓国のライブ番組やポップス紹介番組を見て、Gigsだのカン・ソンだのを発見(?!) 韓国番組なのに北京語で歌ってる歌手を見て、あれは誰だ?と悩んでいたら、数年後にRyuだとわかったり。蘇永康が出る特別番組などは、せっせと録画(^^)
特に、これを見るという目的がなくても、ぼんやり見ているだけで楽しかった。Maroon5→ゴスペラーズ→王力宏→神話→・・・なんてのが日常だった。だから、日本に帰ってきて寂しいことの一つは、Channel[V]が見られないこと。が、実は住むところの立地条件がよくて大きいアンテナが買えれば、受信できないでもないらしい。今は社宅だからちょっと無理だけど、将来は??? まだ次にどこに住むか決めてないけど、これもチェック要件かも
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