知人は数限りないが
友人と呼べる人々は数えるほどしかいない
そんな友人の一人が
マッキーこと牧浦博國氏だ
某高校の教諭である
ユニークに超がつくらいに
爆発的な先生だ
決して型にはまることなく
ただ気の向くままに自由奔放に
学生に夢を語るために生きている
奄美の島生まれで
生粋のシマンチュウだ
大学は東京だから
都会の生活を知らないわけではない
可愛らしい与論出身の奥様には5人の素敵な子供さんがいる
テレビもなければ
携帯も持たない
新聞も読まない
子供たちの思考回路を出来るだけ自然に向くように解放して
発想の自由をよしとする考え方だ
何者にも縛られることなく
旅が大好きな人間だ
そんな素敵な変人に
学院生のために講話を頂いた
満身の笑顔で
90分の講話の時間を
キラキラと輝く
夏の風ように通り抜けていった
みんな幸せになりたいのに
誰も幸せになれない世の中
宇宙が見えない
世界が見えない
人類の平和が見えない
見えるのは自分のことばかり
教育は滅茶苦茶
政治は混沌
経済はお金の亡者
自分の国は他国に取られ
間違った大声の叱責には怯(おび)えて屈し
果てしない宗教戦争
果てしない利権の戦い
聖人君主はどこにもいない
素晴らしいリーダーがいない
いや!!
リーダーの登場を阻止しようとしている
魑魅魍魎(ちみもうりょう)が大手を振って闊歩している
情けない世の中だと言うけれど
そんな世の中を創っているのは
誰でもない・・・結局は自分だ
責任転嫁だ
社会のせいにしたり
他人のせいにしたり
誰かのせいにしたって何も解決しない
全ては自分のせいだ
病気や何らかの理由で立ち上がれなければ仕方がないが
何不自由ない体と心を持っていて
誰かのせいにするのは卑怯者の言い訳だ
「天は自らを助くる者を助く」
こんな時代だからこそ
アリの一歩の勇気が必要だ
大義に通じる一歩が必要だ