吹上砂丘に、久しぶりに愛犬ララを連れて行った。車を走らせながら、ここは日本だったんだと思わせる景観に遭遇した。吹上の町の一軒一軒に国旗が掲揚してある。祝祭日に、こんなにもたくさんの国旗が民家を飾っている光景を見たことがない。日本が日本に変わっていく。そんな不思議な思いがした。国旗を掲揚することに抵抗を覚えるように教育されてきたからだ。憲法記念日だから、当然と言えば当然のことだが、ほとんどの日本人は、記念日を祝うというより、休みを楽しむと言うのが本音だろう。日本国憲法は、国民が国家を管理するために創ったのか?国家が国民を管理するために創ったのか?外国(戦勝国)が日本を監視するために創ったのか?もう一度、英語で創られた原文の日本国憲法を熟読しながら、憲法の真意を熟考する時が来た。夕日が沈む砂浜を、愛犬ララが走る姿を眺めながら、日本の平和の姿を考えてみた。