イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

クオータ制 quota system

2021-02-13 09:55:32 | Weblog
 昨日のBS1「報道2021」で、アメリカの議員は女性が少ないというのを特集していました。

 G7の中では、日本に次いで2番目に少ないと。
 
 日本は、あまりに少なくて、他の6カ国とは比較の対象にならないくらい。

 ただ、アメリカで女性議員が少ないのは、家事や育児の両立が大変とか、日本と似ている部分があると。
 それにしても、数字が違いすぎますが。

 フランスが一番多くて、クオータ制の効果が大きいと。政党助成金に反映するようになっているからと。

 クオータ制はしばしば聞く言葉ですが、わかっていませんでした。
 何となくクオーター制だと思っていました。quarter。1/4。せめて25%は女性議員をという最低ラインかな…みたいに思っていました。

 番組で特に説明がなかったから、すでに常識となっているのかも。
 調べてみたらquota systemでした。
 quotaは割り当ての意味。
 
 手元のジーニアス和英辞典(電子辞書)で、割り当てを調べてみたら、
 allotment
 assignment
 allocation
 quota
 share
 の順番で出ていました。

 同じく英和辞典でquotaを調べてみると、「割当て」となっていて、クオータ制を割当制というふうに言っても、やっぱり意味がわかりにくそう。
その表現は、内閣府の男女共同参画局のHPに出ているで、使われる場合もあるのでしょうが。

 カタカナ用語は、難しいです。

 解説の中で、森喜朗氏の発言も話題になりました。日本社会がそういう意識と海外から思われている面があると。

 それで思い出したのが、以前NEWS23で、森喜朗氏の発言について、街の声を聞いた時のこと。
 たぶん、2月4日の放送。
 
 「校長先生の話が長いことを考えると、女性だからというのは限らない」
 この方の話からすると、校長先生は男性だということになります。 
 やっぱり、そういうイメージが定着しているんだと思いました。
 女性校長が少ないのは確かですが、増えてきているはず。
 また、校長先生の話が長いというのも、この方の経験ではそうだったのかもしれないけれど、話の短い校長先生もおられます。内容があって、短くわかりやすい、そういう話をされる校長先生。
 
 森氏の発言、そして会見はいろいろな問題点を引っ張り出していることをあらためて感じました。

「箱根駅伝になぜ女子はないのか」

2021-02-13 09:30:24 | TV・映画
 一昨日のBS11「報道ライブインサイドOUT」で、森喜朗氏の発言に関連して、玉木正之さんが、もっといろんなところに疑問を感じなくてはならない、と主張してました。

 例えば、「箱根駅伝になぜ女子はないのか」

 もう1人のゲストの田中雅美さんは、競泳の場合は、そんなに男女で違うこともないし、練習も一緒だから、男女の違いというのか、差別だとかそういうのは感じてなかったと話していました。ただ、組織を考えれば協会のメンバー等で、男性と女性でかなり違っていたんだろうけれど、選手時代にそういうことを考えることはなく、その点は問題だったのかもと。

 玉木さんの話が、意表を突くというか、そういうところまで言うの?と思ってしまって、途中で見るのをやめてしまったから、その後どういう話になったのかわかりません。

 箱根駅伝は、関東学連が実施していることで、関東地区以外の大学は出場できないし、それによって男子の長距離選手は関東に有力選手が多数集まってしまうとか、箱根駅伝の盛り上がりによって、その後の競技人生にマイナスになってしまうケースがあるとか、問題指摘は以前からあります。
 テレビ中継が始まってから、注目度が急激に上がり、いろいろ言われるようになりました。
 
 しかし、なぜ女子がないのかというのは、今まで考えたことなかったです。
 現実的に、同日開催で女子の部というのは無理でしょう。
 同レベルで走ることは無理で、仮に区間距離を短くして人数を増やすとしても、中継点の確保とか、メンバーの確保とか無理でしょう。

 玉木さんが言いたかったのは、もともとクーベルタンが競技は男性、メダルを渡すのが女性みたいな考え方の人だったという、そういうことなんだと思うけれど、箱根駅伝を例示するとはびっくりでした。