汚染水タンク、地震でずれ

　13日夜の地震で、福島第一原発での汚染水を保管しているタンクがずれたと東京新聞のWEBに出ていました。

　最大5cmほど。
　少なくとも20基ほど。

　汚染水は漏れていないというのだけれど、地震のエネルギーがどれほど大きいかをあらためて感じました。
　5cm動かすというのは、どれくらいの重機で可能なんでしょう?

　地震後の情報では、原発に異常なしだったように思うけれど、発表が遅れた?
　同記事によれば、
　『東電は地震発生翌日の14日午後1時頃に最初のずれを確認したが「水漏れや設備の損傷ではない」として即時に公表せず「情報が整理できた」として18日に発表した』
　と出ていました。

　14日に確認した時点で、速報としてでも発表した方がよかったんじゃないかと思うけれど、東電の方針は、他のことでもあるけれど即時発表はないということなのかな?

感染予防と集金業務

　朝刊の折り込みチラシに新聞販売店のものがありました。

　チラシというのかお知らせ。
　新型コロナウイルス感染予防のため、購読料の集金業務を減らしたい。
　口座振替やクレジット決済に変更して欲しいと。

　集金業務が大変であろうことは、感染対策とは関係なく、容易に想像できます。
　でも、なぜこのタイミングで?

　「新型コロナウイルスの流行が収束するまで」と書いてあるけれど、現在収束に向かっているとは考えていない?

　昨年の12月あるいは、今年の1月初めくらいならわかるけれど、現在はその頃からみたら、かなり感染者数が減ってます。

　その頃との違いとして読み取れるのは、
　『新潟県内でも変異種の確認がされるなど、今後の感染が懸念されております』

　実は、現在発表されている数字以上に、感染状況が厳しいのかな、そんなことを感じてしまいました。
　緊急事態宣言解除に向けてとか、オリンピックのことに関連してとか、できる限り感染状況が改善されているような報道になるよう心がけましょうというようなことが、新聞関係者には伝わっているとか?

　そんなこともないと思うけれど、ちょっと不思議なタイミングです。

言うことを聞く人、指示に従う人

　橋本聖子氏が、以前森喜朗氏の発言に対して、総理からの指示で森氏に話したという会見があったなぁと思い、チェックしてみました。
　NEWS23、たぶん2月4日の放送。
　
　　
　森氏の発言内容と、橋本氏の立場を考えれば、真っ先に問題指摘をしてもおかしくないと思うけれど、それはできない。
　でも、放っておくわけにもいかない。
　総理の指示があって、私が話をさせていただいた。そんな印象を受けた記憶があります。

　その後、川淵三郎氏が後任と報道されたときに、二宮清純氏が「最悪の中での最善」と話していました。「報道1930」だったか。
　実行力もあるし、政治色がないという点もいいと。

　それが一転、取り消されたときには、同じく「報道1930」だったと思うけれど、川淵氏は「無観客のオリンピックなどやる意味がない」というような発言をしていたとか、中止の判断をする可能性がかなりあると考えて、透明性に欠けるという理由で、白紙にしたのではないかと。

　最近（といっても7年以上）の傾向として、国（政府）の言うことを聞く人、指示に従う人は、ポジションが与えられ、逆に批判的な立場をとったりすると、役職から外す、そういうものが感じられます。
　
　今回も、そんなことでの選考だったのかなというのを、以前の橋本氏の発言から感じました。