Number 871のOn That Moment「スポーツカメラマンが選ぶマイベストショット」
藤田孝夫さん
1998年バンコクアジア大会。
伊東浩司選手が100mで10.00を出した時の写真。
中間地点。
「ブラシ」で撮ったと書いてあります。
ブラシというのがどういう意味かわかりませんが、流れています。
1/60秒というシャッター速度ですから、スポーツシーンとしては動いている部分が流れています。
これはある意味芸術だと思ったけれど、まさか10.00というタイムが出るとは思っていなかったと。わかっていれば、ぴたっと静止した写真を撮っていたのかも。
ただ、流れているからこそ、伊東浩司選手の頭がぴたっと静止している感じなのが印象的。手や足の動きは十分感じるのに。
ぶれないとか、体幹の安定とか、たぶん、そういう要素がしっかりわかる大事なカットなのでは、そう思いました。
中間地点ですでに1人大きく抜け出しています。
藤田孝夫さん
1998年バンコクアジア大会。
伊東浩司選手が100mで10.00を出した時の写真。
中間地点。
「ブラシ」で撮ったと書いてあります。
ブラシというのがどういう意味かわかりませんが、流れています。
1/60秒というシャッター速度ですから、スポーツシーンとしては動いている部分が流れています。
これはある意味芸術だと思ったけれど、まさか10.00というタイムが出るとは思っていなかったと。わかっていれば、ぴたっと静止した写真を撮っていたのかも。
ただ、流れているからこそ、伊東浩司選手の頭がぴたっと静止している感じなのが印象的。手や足の動きは十分感じるのに。
ぶれないとか、体幹の安定とか、たぶん、そういう要素がしっかりわかる大事なカットなのでは、そう思いました。
中間地点ですでに1人大きく抜け出しています。