４回転ジャンプの評価

　熱戦、白熱、拍手、感動。

　男子フィギュアのフリーは、そんな表現で見ていました。

　ところが、すぽると！で、銀メダルのプルシェンコ選手のインタビューを聞いて、
　そんなに単純な話ではないことを知りました。

　「４回転ジャンプを跳ばなくても優勝できるのなら、誰も挑戦しなくなる」というようなことでした。

　高橋大輔選手もショートプログラムのあと、
　「オリンピックの優勝者は４回転を成功させているから、挑みます」と話していました。

　もちろん、ルール上、４回転を跳ばなければならないというのはないし、
　総合点で勝負するのですから、ライサチェクの優勝に何らの問題もないのでしょう。

　でも、プルシェンコの言い分もわかる気がします。
　４回転を跳ばないプログラムなら、きっと他の部分にもっとハイレベルを織り込めるのかもしれません。

　今後の動静に注目したいです。

「努力は裏切らない」（宇津木監督）

　朝のラジオ番組にソフトボールの宇津木監督が出ていました。
　堀尾アナの番組です。

　その中で、
　「努力は裏切らない」という言葉を取りあげていました。

　司会の田中雅美さんが、ご自分の経験で、
　努力をしても裏切られたという思いがあったと言ったところ、
　宇津木監督はずばっと、
　「それはまだ努力が足りなかったから」と言い切りました。

　なるほどね。

　努力というのは、単に練習量が多いとか、ハードなメニューをこなすというだけではなく、周囲の理解を得る努力とか、コンディショニングの努力とか、心理を学ぶ努力とか、無限にあるのでしょうね。

　「努力は裏切らない」という言葉は、よく聞きますが、
　ここまでズバッと切り込んだ話は初めてでした。

迫力のスーパーG

　朝から、オリンピックを見ました。

　スーパー大回転。
　super giant slalom

　迫力あります。
　どの選手が強いのか全くわからないのですが、
　滑りのすごさに、眠気も吹っ飛ぶという感じでした。

切れていたひもを使っていて……

　昨日の男子フィギュア、
　織田信成選手のアクシデント。

　すぽると！の中で、織田選手のインタビューシーンがありました。

　切れていたのだけれど、ひもを変えると感覚が変わるかもしれないので、つないで使っていたと。

　ランニングシューズも、ひもを変えると、結構感じが変わるので、その意味はよくわかります。

　演技中に切れるとは思っていなかったのでしょうが、完全に意表をつかれたわけではなかったのですね。

　生中継を見ていた時には、何が起こったか、本当にビックリしましたが、怪我をしたわけでもないし、これから先の活躍に期待しています。