語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【震災】東電解体案(古賀ペーパー)の古賀茂明氏にクビの宣告

2011年06月26日 | 震災・原発事故
 公務員制度改革を不十分だと批判し、大臣官房付という閑職に置かれたキャリア官僚・古賀茂明氏(55歳)【注1】に対し、松永和夫・経済産業省事務次官【注2】が6月24日ごろ古賀氏を呼び、正式に退職を求めた。退職を求める理由や再就職先は示されなかった。
 同省は10年7月、非公式に退職を求めたが、これを問題視した野党が国会で批判。うやむやになっていた。

 【注1】公務員制度改革批判は、『日本中枢の崩壊』(講談社、2011)で詳細に展開されている。なお、東電救済スキーム批判については、「【震災】東電の電気料金は半額にできる ~左団扇の東電~」、「【震災】原発>握りつぶされた「東電解体案」 ~東電の政治力~」参照。
 【注2】3月下旬、東電のメーンバンク三井住友の頭取にして全国銀行協会会長(当時)の奥正之頭取と秘かに話し合い、三井住友以下9行が東京電力に緊急融資した約2兆円の保証を与えた、あの松永次官だ(「【震災】原発>経済産業省の「電力閥」」)。

 以上、記事「政権批判のキャリア官僚に退職求める 経産事務次官」(2011年6月26日7時27分 asahi.com)による。
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