JAXA宇宙センター(筑波、種子島など)の見学ツアーでは、文房具などの記念グッズとともに、宇宙飛行士が実際に食べている白飯やおにぎりなども販売している。
その中に「宇宙藻キャンディ」がある。2006年に国際宇宙ステーション(ISS)への搭載実験が行われた「イシクラゲ」という植物プランクトンを含有している。
イシクラゲは、淡水で生育する藻類で、別名は念珠藻。全国各地の空き地や草地などに、乾燥ワカメがこびりつくように自生する。雨が降るとクラゲのようにぬるぬるした状態になる。校庭などに発生すれば、除草の対象になっている。しかし、クロレラのように葉緑素(クロロフィル)を持ち、沖縄では「モーアーサ」と呼ばれて汁や炒め物に使われ、各地で食用になってきた歴史がある。
商品解説によれば、「宇宙藻キャンディ」には宇宙を旅したイシクラゲが1粒あたり1億2千万個(細胞)含まれるそうだ。青色を予想して開封したら、黄色い粒が10数個と緑の丸い粒が一つ入っていた。
□南雲つぐみ(医学ライター)「イシクラゲ ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年10月日21日)を引用
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その中に「宇宙藻キャンディ」がある。2006年に国際宇宙ステーション(ISS)への搭載実験が行われた「イシクラゲ」という植物プランクトンを含有している。
イシクラゲは、淡水で生育する藻類で、別名は念珠藻。全国各地の空き地や草地などに、乾燥ワカメがこびりつくように自生する。雨が降るとクラゲのようにぬるぬるした状態になる。校庭などに発生すれば、除草の対象になっている。しかし、クロレラのように葉緑素(クロロフィル)を持ち、沖縄では「モーアーサ」と呼ばれて汁や炒め物に使われ、各地で食用になってきた歴史がある。
商品解説によれば、「宇宙藻キャンディ」には宇宙を旅したイシクラゲが1粒あたり1億2千万個(細胞)含まれるそうだ。青色を予想して開封したら、黄色い粒が10数個と緑の丸い粒が一つ入っていた。
□南雲つぐみ(医学ライター)「イシクラゲ ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年10月日21日)を引用
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