エアコンや冷たい飲み物で冷えた体を温めるのには入浴が効果的だといわれる。夏は肩までお湯に長時間つかると、のぼせてしまいやすいから、半身浴がいい。今の時期なら風呂場の空気が暖かいので、ぬるま湯でも冷えて風邪をひくことも少ない。できれば20分以上入り、じわっと汗が出てくるのを待とう。その汗が芯から温まっているサインになる。
体は、中心よりも末梢が冷えやすいという。体の中心と末梢では0.2~0.3度の温度差があるそうだが、エアコンを使用して「冷えている」と感じるのなら、もっと温度差があるかもしれない。手足の先だけでなく、尻や首筋なども末梢に当たり、冷えを放置しておくと関節痛や肩凝り、痔の痛みなどの原因になるという。
家庭での半身浴は、たっぷりお湯を張った浴槽の中に風呂用のいすを鎮めて座るのがおすすめ。ゆっくり足を伸ばせて、最後にいすを外して肩までつかってもいい。入るときに肩に乾いたタオルをかけておくと体が冷えにくい。
□南雲つぐみ(医学ライター)「冷えをとる半身浴 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年6月24日)を引用
体は、中心よりも末梢が冷えやすいという。体の中心と末梢では0.2~0.3度の温度差があるそうだが、エアコンを使用して「冷えている」と感じるのなら、もっと温度差があるかもしれない。手足の先だけでなく、尻や首筋なども末梢に当たり、冷えを放置しておくと関節痛や肩凝り、痔の痛みなどの原因になるという。
家庭での半身浴は、たっぷりお湯を張った浴槽の中に風呂用のいすを鎮めて座るのがおすすめ。ゆっくり足を伸ばせて、最後にいすを外して肩までつかってもいい。入るときに肩に乾いたタオルをかけておくと体が冷えにくい。
□南雲つぐみ(医学ライター)「冷えをとる半身浴 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年6月24日)を引用