「医療サービス・ナショナル・イノベーション・システムのグローバル競争」
看護管理 2010年06月号 (通常号) ( Vol.20 No.6)pp528-533
1年間の連載で今回が6回目なので折り返し地点です。こないだ、とある病院の看護部長さんから、「ためになりますヨ!」といわれちょっと気をよくしました。
今回、次回は人工物から創発するイノベーションに焦点を当てています。いわゆる技術経営的なイノベーション論の視点からいろいろ書きました。
産業、医療機関、大学、公共セクターが諸制度を設計、運用、媒介させながら、サイエンス、テクノロジー、マネジメントの力動的な流れを共創、共進して、新しい医療サービスのイノベーションを創発させる振る舞いの生態的な全体像を医療サービス・ナショナル・イノベーション・システム(NISHS: National Innovation System of Health Services)と命名しました。
再生医療など先端医療における特許出願や国際標準化を含む体系的な知的財産マネジメントの重要性などについて書きました。
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