20200108最近読んだ本

■「裏世界ピクニック４」宮澤伊織
ホラーとSFと百合のバランスが取れた作品。

■「眼　茶廊法邑」法邑美智子
ギャラリー開設７年目の2011年に出版された、法邑ギャラリーでの展覧会を振り返る本。

■「紅蓮館の殺人」阿津川辰海
１冊にあり余るトリックと因縁を盛り込んだ濃密な作品。

■「マーダーボット・ダイアリー　上下」マーサ・ウェルズ
かつて故障のために大量殺人を犯してしまった人型ボットが、記憶を消去されて保険会社の警備の仕事につく。二度と事故を起こさないように自らをハッキングして、自由意思を持ったボットの一人語りがメチャクチャ面白い傑作。いや、人嫌いの性格は共感できるわ。

■「現代美術史」山本洋貴
最初の欧米編はまったく知っている作家が登場せず、読むのが辛かった。日本編は何とか分かる作家・作品もあり、東アジア編では先日見たばかりの「西京人」の話がでてきて、ホッとした。最後は戦争画について述べており、ここもある程度は分かる。

■「自生の夢」飛浩隆

■「殺し屋、やってます」石持浅海
殺し屋業を営む主人公が、その仕事の中で見つけた不可思議な謎を解く。相変わらず石持の作品は面白い。

ちょい飲みセットを試しに

今日は夕食を外で取ることにして、大通にある蕎麦居酒屋「Ｉ」へ。前回、酔っぱらって遅い時間にいったらかなり混雑していたので、仕事を早く切り上げた今日、再訪である。かなり早い時間で、一番目の客になってしまった。

ちょい飲みセット（980円）は飲み物２杯＋つまみ１品と飲み物１杯＋つまみ２品が選択でき、どっちがお得か良く分からなくなったのだが、前者にして焼酎の蕎麦湯割りを頂くことにした。柿の種のつまみが付いてくる気持ちが嬉しい。



さて、食べ物はどうするか。腹も減っているし、若鶏の唐揚げだな。



さほど待つことなく、唐揚げ４個がやって来た。ちょっとチキンナゲットっぽい歯ごたえだが、熱々でよろしい。下味もちゃんとついていたが、ちょっとだけ醤油をつけたりしつつ食べる。



蕎麦湯割りがなかなか良かったので、２杯目もそれにして、追加のつまみは舞茸の卵とじにしよう。今月は舞茸と海老がお勧め食材のようである。こちらもそんなに時間がかからずやって来たが、出汁で煮た舞茸がいいね。



というところで後は締めの蕎麦にしよう。ちょい飲みセットだとハーフ蕎麦ということだが、小食な私にはこれで十分である。



蕎麦はかなり硬めだが、硬め好きの私には許容範囲。汁は東京の辛いのと北海道の甘目薄目のものの中間くらいか。締めの蕎麦がピンとこないとせっかくのセットが台無しになってしまうのだが、これは良かったと思う。

　

またいずれ、来てみたい店である。