散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

夜の信頼店

2020年01月24日 19時37分32秒 | 飲み歩き・琴似界隈
さて夜になって、琴似の街に戻って来た。今年初の居酒屋「D」へ。一白水成を燗してもらい、マカロニとツナのサラダでスタート。燗酒は最初少し熱めだが、寒い外から来た身にはピッタリくる温度だ。



いつもの刺身盛り合わせ。左手前から、鰯、カツオ、しめ鯖、たち(鱈の白子)、にしん、南蛮エビ、タコ頭の7種。今日は鰯の脂ののりが素晴らしかった。食べると青魚の身の周りに口どけのいい脂がたっぷりついているように感じられる。



酒を冷たい紀土に切り替えて、つなぎに真鱈子醤油漬けをつまむ。



そして焼きあがって来たのは、ミニサイズの宗八カレイだ。私も現金なもので、先に酒のつまみとして、香ばしく焼きあがった縁側部分をバクバクと食べてしまう。しかし、その後に食べる身の部分もほんのりとした上品な塩味で、これは美味い(そして骨が取ってあるので食べやすい)。



最後に洋酒(グレンリベットナデューラ)を頂き、つまみセットを出してもらった。つまみは鴨、スモークサーモン、マリボーチーズ、ナッツ。鴨は一品料理としてもあったので注文しようかと迷っていたのだが(量が多いと困る)、ありがたいことにちょうど良い量がやってきた。





ついもう少し飲みたくなりウイスキーを注文したところ、マッカラン12年のミニボトルに入った謎のウイスキーと竹鶴12年が来た。竹鶴12年は昔は「余市に比べると…」なんて思っていたが、今飲んでみるとモルトの味もしっかりする贅沢なウイスキーだ。



マッカランの方は酸化防止のために「マッカラン18年を入れたような気がするんですが…」とマスターが言うあやふやな内容だが、しっかり美味かった。私もマッカラン18年なんてほとんど飲んだことが無いので、中身がそうなのかどうかは分からずである。

ということで、今年も一年、この店にはお世話になる予定だ。


20200124ギャラリー巡り

2020年01月24日 17時04分20秒 | ART
本日は資料館→札幌デザイナー学院→大通→北海道文化財団アートスペース→富士フイルム→らいらっく→三越→スカイホール→さいとう→ARTスペース201→HUG→STV北2条→STV時計台通→大丸→紀伊国屋の15か所。

■札幌市資料館「専門学校札幌ビジュアルアーツ写真学科 卒業制作作品展」。
谷江俊輔「衰退」:夕張の写真はまあ想像がつくといえばつくのだが、SL館の見る影もない無残な姿には驚いた。

資料館の建物の前ではつららづくりが…、あまり進んでいないようだ。



■札幌デザイナー学院「第29回卒業制作作品展」。
高橋梢太「CHLANDNI EXHIBITION」:さまざまな周波数の音で黒い紙の上に置いた粒子が作る形を表現したもの。周波数によりピッチが変わるのは当然だが、かなり形そのものも違うのがどういう理屈なのやら。
高橋柚帆「オリジナル絵本『よるをゆく』」:いつからこのような夜歩きにときめかなくなったのか(→明け方まで酒を飲むようになってから)。

■アートスペース「寺島デザインポスター展2019「おいしいポスターたち」」。スタイリッシュなポスターが多く、感覚的に一番「美味そう!」となるのは展覧会案内のこれであった。



■ARTスペース201「群青」。
Yasushi Ito「There’s a Place」:雪祭りの写真があるので「あ~あ」と思ったが、函館の大門、立石と思われる写真は素晴らしい雰囲気だ。
長内正志「憶録情」:函館という街も非常に様になるところである(行きたくなった)。
田中季里「(無題?)」:BLUEは別世界への入口なのだろうか。
久藤エリコ「(無題?)」:切り絵が立体作品になっており、どんどん面白くなっている。

創成川の東から見る大通方面。





■STV北2条ビル「北遊ビ きたのくにのかるたとはなふだ」。大通公園で行われるイベントを花札のデザインで表現したもの。



■STV時計台通ビル「北遊ビ きたのくにのかるたとはなふだ」。こちらは北海道各地の美味いものを盛り込んだカルタだ。

 

そういえば、道特会館から南に出たところにあるビルにFree Information Galleryというのがあった。道路に面した入口はシャッターが下りており、ビル内から入る入口は持ち主の会社さんの入口のようでメチャクチャ入りにくい。どういう運営形態なのかなあ。



夕方琴似に戻ると、アイスキャンドルが点灯していた。


ビストロカフェにて

2020年01月24日 13時29分39秒 | 食べ歩き
今日は平日なので、普段行かないところで昼食を取ろう。ギャラリーがあるので見には行くものの、何も飲み食いしたことが無く、ちょっと心苦しく思っていたビストロカフェ「H」へ。13時になろうかとしている所なので、空席も割とあった。

メニューを眺め、週替わりランチの鶏胸肉のソテーブラウンソースで行こう。珍しくパンを選択し、飲み物は各種選べる中から赤ワインだ。ここは値段の加算なしで赤ワインを選ぶことができるのだ。

まずはサラダ、パン、赤ワイン。サラダにはグレープフルーツが入っているのが、私の普段行く店とはちょっと違うかも。



そしてメイン。鶏胸肉も大振りのカットが3個。それからきのこ、パプリカ、蕪、じゃが芋、ブロッコリーなどの野菜も入っている。そしてそれをまとめるブラウンソースはなかなかの味だ。



うーむ、水準が高いなと思ったが、今調べてみると以前はかなり名の知れたフレンチレストランの人が店をやっているようだ。それからギャラリーが併設されていることもあり、フロア担当の方とカウンター席に座った常連氏の会話は札幌のアートシーンにまつわるものだった。

惜しむらくは土日は少々値段が高いんだよな。もっとも飲み物注文だけの人もいるようなので、そういう使い方もあるかと。