散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20090829ギャラリー巡り

2009年08月29日 14時28分59秒 | ART
8月27日ラジオ&レコーズ。
本日は札幌市資料館→コンチネンタル→道新→時計台→STV北2条→大同→富士フィルムフォトサロン→紀伊国屋→スカイホール→さいとう→さっしん→三越の12か所。時間がなくなったため、いくつか行き残した。

■時計台ギャラリー「北海道二紀展」。全体的に見応えのある展覧会。

阿部正子「A・Ko・Ga・Re」:草の間に立つ小人を見るような作品だ。中空を魚が泳いでいる。
梅原賢伸「こだまする」:音楽を聴く今風の少年。
大沼清「彷徨Ⅰ」:落ち着いた静物画。味わいがある。

小笠原洋子「浮遊する船(いづこえ)Ⅰ」:廃墟の上に巨大な石の船。素晴らしいスケール感だ。
鎌田毅「夢の旅人」「旅人の夢」:夢に出てきそうな変なカーブが連続した建物。面白い。
久津間律子「melancholy」:向こうを向いて服を脱ぐ女性。メランコリックだ。

村上陽一「建築家の遺産Ⅰ」:独特の宗教画的おもむき。
笹森衣里「蟻のひつぎⅡ」:茶色の背景に青い炎を描いた抽象画。

■富士フィルムフォトサロン「仲間とつくる「組写真」コンテスト入賞作品発表展」。まったくどうにもならない作品もあったが、面白い企画だと思う。

金賞を取った「人生いろいろ」は桜井晴彦(チーム名失念)の、洋品店前で踊る人々が面白い。一体どういうシチュエーションなのであろうか。

山月会長野「フェイス」は木の節などを人の顔に見立てた作品だが、単純なものではない。かなりインパクトの強い表情を捉えているのだ。

体調を整える

2009年08月29日 12時23分13秒 | 食べ歩き

少し酒が抜けきらない土曜日。今日は多分辛いものを食べて、体に活を入れるのが良いだろう。ということで、大通の「C」で四川風坦々麺を食べる。想像より辛く、しかし無駄に辛すぎることなく、期待通りの効果が得られた。

その後は某所にて炭火を起こして焼肉を食べる。最後にサンマを焼いてみたところ、強い火力で上手く焼けた。


20090829最近読んだ本

2009年08月29日 07時31分42秒 | 読書
■「葡萄山司令部、陥落!?」鷹見一幸
シリーズをまとめ読みするならば良いのだが、少々単独で読むには説明不足の感あり。

■「おいしい店とのつきあい方」サカキシンイチロウ
予約から勘定まで、さらには常連になるまで、どうすればレストランとの関係をうまく構築できるかという本。すべてやろうとは思わないが、一読の価値はある(再読)。

■「さくら草」永井するみ
有名ブランドの服を着た少女が殺された。刑事二人組と洋服ブランドに勤める主人公それぞれが描かれ、ややポイントが分散がち。主人公の周囲の人物に疑いがかかるのだが、犯人は誰で狙いは何なのか? 

■「敵は海賊短篇版」神林長平
ほどよく楽しい短篇版。「戦闘妖精雪風」とのからみがある短篇は、非常に興味深い。

以下、図書館の3冊。
■「南京で本当は何が起こったのか」阿羅健一
これは大量虐殺否定側の本。私の感想は「実際見てないからなあ」。

■「エコノミスト歴史を読み解く」工藤晃
テーマが君が代、軍人勅諭、狂言とバラバラだが、1930年代のミッキーマウスの実像は興味深いと思う。不況で結構荒んだミッキーなのだ。

■「縄文都市国家の謎」井沢元彦
三内丸山遺跡のスケール感はすごいが、いまだに全貌が検証されていない模様。私も見に行ったことがあるのだが、「東北負けてない」という雄大な気持ちになること間違いなし。