さて、次は帯広のバー。前々回は年始休み、前回はバーテンダー全国大会のため休みと2連敗の「K」へ行こう。飲む気満々で行ったところ、またもや店のドアに張り紙があった。うーん、なぜか今日だけ休みなのだ…。
「K」3連敗でかなりガッカリ。しかし次は「MK」へ行ってみよう。ここも名店との噂が高い店だが、前回は「K」と同じくバーテンダー全国大会で休み。一度は行ってみたい店であった。
幸い開店していた店に入ると、店内はカウンターのみの隠れ家的雰囲気。テーブル席がないというのは、なかなか良いバーだと思う。1杯目は(嫌味たらしく)ジンフィズ。程よい酸味で、さっぱりした味わいだ。
2杯目は「あまりドライでなく」とお願いしてマティーニ。マギー審司をちょっとカッコよくしたマスターは「私はタンカレーでしか作りません」と言っていたので、お任せしてみる。そのマティーニの味は非常にバランス良く、しかしどこか今まで飲んだことのない味がする。
3杯目は「最近アクアビットスモーキーマティーニを良く飲んでいて…」と説明した結果、アクアビット+ラフロイグ10年+ベルモットのカクテルが登場した。少しラフロイグの香りが抑え目になって、落ち着いた味わいである。
4杯目はもうわがまま全開。「苦いカクテルが好きなんですよね~」と言うと、ジン+スーズ+ライム+ビタースのカクテル。「あまり苦いリキュールというのを置いていないんですよ。思いつきで作ってみました」とマスターK氏はお詫びしてくれたが、このカクテルの美味しさは一般的にも通用する味わいだと思う。
最初の構想では4杯と思っていたのだが、私の好みにピタリとくる味わいに「ここまでの4杯を総合的に考えて、最後に1杯お願いします」と、抽象的な注文だ。ここで登場したのがサイドカーならぬ、カルヴァドスを使ったアップルカー。この甘い香りと落ち着いた味わいは、ラストの1杯に相応しいと言えるだろう。
またいつ来ることが出来るかわからないのだが、再来をマスターに約束した。この店は札幌というより東京にあってもマスターの個性が生きた名店になるだろうと思う。
夜の帯広の町を少し歩いた。最高気温が18度だったらしい。お盆を過ぎると北海道の夜は涼しい(服装によっては寒い)。
「K」3連敗でかなりガッカリ。しかし次は「MK」へ行ってみよう。ここも名店との噂が高い店だが、前回は「K」と同じくバーテンダー全国大会で休み。一度は行ってみたい店であった。
幸い開店していた店に入ると、店内はカウンターのみの隠れ家的雰囲気。テーブル席がないというのは、なかなか良いバーだと思う。1杯目は(嫌味たらしく)ジンフィズ。程よい酸味で、さっぱりした味わいだ。
2杯目は「あまりドライでなく」とお願いしてマティーニ。マギー審司をちょっとカッコよくしたマスターは「私はタンカレーでしか作りません」と言っていたので、お任せしてみる。そのマティーニの味は非常にバランス良く、しかしどこか今まで飲んだことのない味がする。
3杯目は「最近アクアビットスモーキーマティーニを良く飲んでいて…」と説明した結果、アクアビット+ラフロイグ10年+ベルモットのカクテルが登場した。少しラフロイグの香りが抑え目になって、落ち着いた味わいである。
4杯目はもうわがまま全開。「苦いカクテルが好きなんですよね~」と言うと、ジン+スーズ+ライム+ビタースのカクテル。「あまり苦いリキュールというのを置いていないんですよ。思いつきで作ってみました」とマスターK氏はお詫びしてくれたが、このカクテルの美味しさは一般的にも通用する味わいだと思う。
最初の構想では4杯と思っていたのだが、私の好みにピタリとくる味わいに「ここまでの4杯を総合的に考えて、最後に1杯お願いします」と、抽象的な注文だ。ここで登場したのがサイドカーならぬ、カルヴァドスを使ったアップルカー。この甘い香りと落ち着いた味わいは、ラストの1杯に相応しいと言えるだろう。
またいつ来ることが出来るかわからないのだが、再来をマスターに約束した。この店は札幌というより東京にあってもマスターの個性が生きた名店になるだろうと思う。
夜の帯広の町を少し歩いた。最高気温が18度だったらしい。お盆を過ぎると北海道の夜は涼しい(服装によっては寒い)。