散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

帯広の夏(5)

2009年08月17日 22時14分53秒 | 飲み歩き・北海道内
さて、次は帯広のバー。前々回は年始休み、前回はバーテンダー全国大会のため休みと2連敗の「K」へ行こう。飲む気満々で行ったところ、またもや店のドアに張り紙があった。うーん、なぜか今日だけ休みなのだ…。

「K」3連敗でかなりガッカリ。しかし次は「MK」へ行ってみよう。ここも名店との噂が高い店だが、前回は「K」と同じくバーテンダー全国大会で休み。一度は行ってみたい店であった。

幸い開店していた店に入ると、店内はカウンターのみの隠れ家的雰囲気。テーブル席がないというのは、なかなか良いバーだと思う。1杯目は(嫌味たらしく)ジンフィズ。程よい酸味で、さっぱりした味わいだ。

2杯目は「あまりドライでなく」とお願いしてマティーニ。マギー審司をちょっとカッコよくしたマスターは「私はタンカレーでしか作りません」と言っていたので、お任せしてみる。そのマティーニの味は非常にバランス良く、しかしどこか今まで飲んだことのない味がする。

3杯目は「最近アクアビットスモーキーマティーニを良く飲んでいて…」と説明した結果、アクアビット+ラフロイグ10年+ベルモットのカクテルが登場した。少しラフロイグの香りが抑え目になって、落ち着いた味わいである。

4杯目はもうわがまま全開。「苦いカクテルが好きなんですよね~」と言うと、ジン+スーズ+ライム+ビタースのカクテル。「あまり苦いリキュールというのを置いていないんですよ。思いつきで作ってみました」とマスターK氏はお詫びしてくれたが、このカクテルの美味しさは一般的にも通用する味わいだと思う。

最初の構想では4杯と思っていたのだが、私の好みにピタリとくる味わいに「ここまでの4杯を総合的に考えて、最後に1杯お願いします」と、抽象的な注文だ。ここで登場したのがサイドカーならぬ、カルヴァドスを使ったアップルカー。この甘い香りと落ち着いた味わいは、ラストの1杯に相応しいと言えるだろう。

またいつ来ることが出来るかわからないのだが、再来をマスターに約束した。この店は札幌というより東京にあってもマスターの個性が生きた名店になるだろうと思う。

夜の帯広の町を少し歩いた。最高気温が18度だったらしい。お盆を過ぎると北海道の夜は涼しい(服装によっては寒い)。

帯広の夏(4)

2009年08月17日 19時54分17秒 | 食べ歩き
今朝は妙な夢を見てしまった。東京に修学旅行に行った夢なのだが、変な路線バスにのり、やけに細い道を行く。登場したのは中学校の同級生から、社会人になって出会った人までと幅広い。個人的なスターシステムのような登場人物だった。

それはさておき夕方になり、帯広と言えば焼肉「H」だ。また来てしまった。まずはキムチ、ナムル、ビール。それから肉が到着する。お盆すぐのせいか、今日の「H」はいつにもまして混雑状態だ。







さっそく上ジンギスカン、豚ホルモン、サガリ、上牛タンなどを焼く。肉も柔らかいし、味付けがまた旨いのだ。ホルモンも臭みがないし、なかなか食べられない質だと思う。





最後に豚ロース、ハーフ野菜クッパを追加。豚肉はさすが豚丼発祥の地だけあり、味わいがしっかりしている。クッパはいつも思うことだが半分量が嬉しいね。マイルドなスープなので、後半は辛みを足してみよう。まだアルコールは控え目にしておく。





よし、次だ。