
さあ、とりあえず本日の展覧会スケジュールを消化し、ホテルにチェックインだ。銀座のなかなか快適なホテル「G」へ。今回は部屋にパソコンが付いているらしい。本体が机の中に格納されているので、しばらく気がつかなかったが確かにパソコン備え付けだ。まあ、それは程々にして、まずは飲みに行こう。
日曜日の銀座は開いていないお店が多く、事前に調査しておいての来店となった。銀座5丁目の「TG本店」である。狭い小路を抜けて店内に入ったが、結構家族連れ(会社員は日曜日だけにいない感じ)が多く賑わっている。

まずはビールと、焼物8本のエンジョイコースだ。大根おろしをツマミに待っていると、焼物がやってきた。レバ、つくね、鳥しし唐、ねぎま、鶏精、ぎんなん、うずら、野菜焼きで、肉類は基本的にタレ味だ。ここで正直に言っておくと、それほど肉の味わいが感じられないなあ…。

追加で今度は塩味だ。鶏皮、砂肝、手羽先と鶏スープ、日本酒を追加。そうだなあ、全般的につくねと手羽先は味がしっかりしていたが、それ以外は物足りない感ありだった。この店のもう一つの名物が釜めしなのだが、そこそこ食べたのでこれ以上はいけない。


よし、次は日曜日もやっている銀座のバー「RF」へ行こう。ここでは迷うことなくハイボールだ。この店のスタイルは冷えたグラス、冷えた角で氷なし、炭酸、レモンピールという非常にシンプルなハイボールながら、ちょっと他に比べようのない美味しさなのだ。
夜の込む時間帯は椅子が撤去されているようで、60代の人々の間に立つことになったが、そこからすっかり盛り上がってしまった。右側のご夫婦は(最後に判明したが)川崎でおでん屋さんを営むお二人。今日は日曜ということで、店の休みの飲み歩きの日なのだ。左側の男性は、銀座生まれで現在町田に住む生粋の東京人。相当な遊び人の旦那である。
私を含めた4人で、昔の銀座の話を聞いたり、現在よく飲みに行く店、好きな作家の話、読書話、札幌のバーについて等で延々と盛り上がってしまった。恐ろしいことに、4名中3名が蔵書4桁以上(数千冊)ということで、常人ではない人たちが集まってしまったようだ。私も普段の飲みを超え、濃いめのハイボールを4杯。すっかり酔っ払いとなった。

ホテルに戻り、主食を食べていなかったのでざるそば、ギネスを一缶飲んで終了。こんなに酔って明日はどうなる事やら。18220歩。