年の暮れというと、
なにかと人々の動きも気ぜわしく
普通の月末とは全く違った
装いを呈しています。
車も人も足早で、交通安全に
要注意です。
先日、札幌の友人からのメール
「歴尾将尽の候」と、
始めて聞く言葉で一応辞書で
ところが、漢和辞典にも出てこない??
同じページの「歳」という項目に
「歳尾」-年の暮れ、
とありました。
その次の「将尽」がない、
もしや、お寺さんなので「精進」の
変換間違いかな? と
メールで尋ねると、
「将に尽きる」と読むのですよと
教えていただいた。
なるほど、
こういう季節の言葉があるのだと
いろいろ調べてみると
四文字の時候の言葉というのがあって、
ちなみに、
正月は「鳳暦春回」とか、
まあ、鳳暦というのも、暦のことで
春が回ってきたということでしょう。
難しい言葉が並ぶ中、
知っている言葉も発見、
3月は「百花繚乱」、「柳緑桃紅」、
この言葉が時候の挨拶の言葉とは
知りませんでした。
7月は「九夏三伏」
8月は「初秋清涼」
なんとなくわかる言葉です。
ほかの言葉はやけに難しい言葉が
並んでいました。
そして、31日の除夜は
「今宵歳尽」
今、将に年が尽きる
ということでしょう。
明日からはお正月のお飾りの
準備に入りたいと、
28日は「納めのお不動さま」です。
心静かに力を込めて、
一念に焚きたいと思っています。