本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

御神籤  ( おみくじ )

2012-08-30 22:33:26 | 住職の活動日記

 「 おみくじ 」  馴染み深い言葉ですが、

漢字で書くと 「 御神籤 」 と、とても難しい文字になります。

「 籤 」 という字は、神意を問う竹片、という意味です。

最近では、いろいろなみくじがあって、昔ながらの

六角形の筒を振って、中から竹の棒を出すという

御神籤は少なくなったように思います。

 

 熊本には 「 元三町 」 ( もとみちょう ) というところがあります。

国道3号線を南へ、ちょっと前までは熊本市の最南端の町でした。

 

     

 

坊主の悪い癖で、 「 元三 」  という地名は

「 元三大師 」 ( がんさんだいし ) と、一緒になって

「 がんさん 」  と読んでいたのですが、

どうも、地名になると

 

    

 

「 もとみ 」  と読むようです。

 

「 元三大師 」  と何か関係があるのでしょうか ??

この近くには、曹洞宗の立派なお寺、

「 大慈禅寺 」 があります。

 

 この 「 元三大師 」 は日本では御神籤の祖といわれている方です。

正月3日に生まれたということで、

通称 「 元三大師 」 として有名になった方です。

 

 遠く中国では、やはり日本の御籤のようなものが残っています。

 

    

 

みなさん本堂の前で、一生懸命祈りながら、

竹の棒が入っている筒をふって、一本棒を出すのです。

よく見ていると、日本の御神籤のように筒に小さな穴がないので、

( 全部開いている状態です )

仕方が悪いと、全部出てしまいます。

何回かやるうちに要領がわかってくると、

上手に1っ本だけ出てくるのです。

そして、日本のように御籤札はなく、

その番号を覚えていて、本堂の裏にいる人に

尋ねると、聞きたいことの内容を教えてくれるということです。

教えてくれる方にも人気があって、

よく当たる方とそうでない方とがあって、

よく当たる方は人気で順番待ちということです。

 

 そういえば、私が東寺の御影堂にいた頃、

ずいぶん使い込んだ御神籤の筒がありました。

昔からのおばあさんはめったな時にしか御神籤を引かないのです。

それも、お大師様の前に行って、一心に祈りながら

札を出します。

そして、御籤札はもらわれなくて、

私のところへ来て 「 〇番 」 とおっしゃるのです。

そうすると、私がやおら種本を出して、

その内容を答える。

というやり方で、御神籤を引かれていたのです。

1番から100番まで書いてあるその本はずいぶん古びたものになっていたので、

昔はやはり、今のような御籤札をもらうのではなく、

自分の出した番号札で、その内容を聞かれていたのでしょう。

 

 意外なところで、御神籤のルーツがつながったような気がしました。

 

 

 

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「不殺生」  あちらを立てればこちらが立たず !?

2012-08-29 21:53:16 | 住職の活動日記

 朝は確かに秋の風の装いです。

でも、日中はまだまだ厳しき残暑です。

 

 庭の 「 芝榊 」 ( しばさかき )  いつもの虫がつきました。

殺虫剤で一気に殺してしまうのも忍びなく、

毎朝 10匹、捕っては隣のツタの中へ 移っていただいていました。

ところが、虫の勢いは力強く、葉っぱを食べていくスピードが

とても早い、

そこで、20匹にしたのですが、

とうとう、気がつけば 「 丸坊主 」 になってしまいました。

これでは 「 芝榊 」 が死んでしまうと、

見る限り、「 虫さん 」 を取ってしまいました。

その甲斐あってか、

 やっと最近、新芽が見え始めました。

 

 

     

 

 

 虫を殺虫剤で取ってしまえば、

一瞬で終わって、榊も丸坊主にならずにすんだのでしょうが、

中途半端な  「 セッショウ  セッショウ 」  という心が

芝榊を枯らしてしまう寸前でした。

 

 

    

 

 

隣にやられた 「 虫さん 」 たちも、

おいしくはなかったと思うのですが、

ツタの葉っぱを食べていたようです。

 

 あちらを立てれば、こちらが立たず、

       

 

 生けの小キンギョたちも、

日増しに大きくなっています。

 小さい間はエサを食べることができず、

一粒のエサを舐め回すように食べています。

そして、エサをどうにか食べれるようになると

一気に大きくなってきます。

 今7匹ほどすくすく育っています。

しかし、エサといっても何かの魚のすり身です。

 久しぶりに、様子伺いでしょうか ?

青鷺がやってきました。

  ( しめしめ  ずいぶん大きくなってきたな !

    もう少し大きくなったら、頂くことにするか。)

と思っているのかもしれません。

 

 一生懸命大きくしても、私にはかわいい金魚ですが

青鷺には、おいしいエサにしか見えないのでしょう。

 

 「 セッショウ  殺生 」

( 殺して生きる )  とも読めます。

 やなせたかしさんの 「 僕らはみんな生きている 」 の

歌詞に出てくる、

 「 ぼくらはみんな生きている、 生きているから悲しんだ 」

の、意味が何となく響いてきます。

 

 キリスト教も仏教も、たぶんほとんどの宗教は

「 不殺生戒 」  を言っていると思います。

キリスト教と仏教とではその範囲が違います。

キリスト教は 「 人の命を取ってはいけない 」  ですが、

仏教は 「 生きとし生けるすべての命を取ってはいけない 」 と

人間のみならず、虫にいたるまで、

あらゆる命をとってはいけないといっています。

 生きることは、生きている命を頂くことです。

他の命を頂かなかったなら、

自分の命を殺生してしまいます。

 「 食べれば殺生、食べなかったら自分を殺生してしまう 」

このどうにもならない矛盾の中に生きることが、

宗教という、生きる意味を深く考えざるを得ない、

そういう問題を突きつけられているのです。

 

 スカッと爽やかに生きるということはないのでしょう、

なにかしら、心のそこに重たいものを引き下げて

生きていくのが、人間の本当の姿のような気がします。

 

 

 

 

 

    

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「 G.G デー 」   … ?  

2012-08-27 21:46:47 | 住職の活動日記

 テレビで流れていました。

「 敬老の日 」  をちょっとかっこよく、

「 G.G デー 」  と言うらしいのです。

「 GRAND  GENERATION  DAY 」

の略で、十分に成熟した世代、という意味でしょうか。

 私たち世代 「 団塊の世代 」 もいよいよ敬老の仲間入り、

これから老人世代が圧倒的人数を占めてきます。

 ですかr、敬老といわれるのではなく、

新たな価値を創造していきましょう、との願いを込めて

「 G.G 」 グランドジェネレーションといったのでしょう。

 

 その傍で、孫の 「 紗和ちゃん 」

「 じーィ、じーィ 」  といって私の膝へやって来ます。

「 G.G デー 」  グランドジェネレーションかもしれませんが、

今の私には、

 「 ジーィ  ジーィ  デー 」

 ( 爺ィ  爺ィ  デー )

に聞こえて仕方ありません。  

 

 

 

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今週の言葉 8/27~9/2 「大きな仕事を成し遂げるのに … 」 

2012-08-26 21:39:44 | 今週の言葉

    大きな仕事を成し遂げるのに

 

      最も必要なのは

 

      物に対する

 

    愛情と努力とであります。 

 

                    平澤 興 先生

 

 今週の言葉は、いつも愛読の書 「 平澤先生 」 の

『 人生を豊かにする言葉 』  の中からの抜粋です。

この本は平成22年に㈱新潟日報事業社より出版されました。

 新潟の同じ村からは、「 曽我量深 」 ( 明治8年~昭和46年 )

という明治の頃の宗教家と、

畑は違いますが 「 平澤 興 」 ( 明治33年~平成元年 )

という大脳生理学の先生が

出られたことは、とても興味深いことです。

 

 掲示板に書く都合上、勝手に割愛しましたが、

全文は、

 

  「 大きな仕事をなし遂げるのに

    最も必要なのは必ずしも才ではなく、

    むしろ多くの場合、

    物に対する愛情と努力であります。

    偉大な仕事には、

    必ず偉大な愛情と努力とがあります。 」

 

 というようになっております。

 

 今、菩提樹苑では朝の朝礼で全員で、

今週の言葉を唱和しています。

 ということもあり、元気を持って貰いたいとの気持ちもあり、

この言葉が 「 今週の言葉 」 なのです。

先日の 「 本蔵院の全大会 」 でも、

悩んでいる人がいるように見受けられました。

 ( 自分には才能がないのではないか ?

   反省してもまた同じ間違いを繰り返す。

   まだまだ未熟者である。 )

とか、たくさんの悩みを抱えておられます。

 

 しかし、歩みは遅くとも、

誠実に仕事に対しての愛情と努力しかありません。

誠実さと愛情を持って努力していれば

必ず、仕事に対する実感は掴み取ることができます。

 

 平澤先生も努力の人です。

毎朝3時に起きて勉強されたそうです。

勉強しても勉強しても、己の未熟さを痛感され

ノイローゼにもなられ、

ふるさとに帰り、雪山をさまよっていたとき、

ベートーベンの言葉が原語で響いてこられたそうです。

 「 たとえわが肉体に如何なる欠陥があろうとも、

   わが魂はこれに打ち勝たなければならない。」

という内容だったかと思います。

 

 辛いことがあろうとも、愛情と努力と誠実さをもって

乗り越えて欲しいと願っています。

 

 

 

 

 

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地蔵盆

2012-08-24 14:08:44 | 住職の活動日記

 8月24日 「 地蔵盆 」 です。

京都の街角では町内のお地蔵様がきれいにお化粧されて、

子どもたちを見守っておられることでしょう。

 いつもの 「 日限りのお地蔵さま 」 では、

一年に一回のご開帳ということで、

お地蔵さまの掛け軸がお祭りしてあります。

 

    

 

淡彩ながら、表情豊かに描いてあります。

 子どもたちをやさしく見守っておられます。

もう一幅は

 

    

 

閻魔様の画です。

 閻魔さまが裁いておられるというより、

子どもたちのけんかでしょうか、注意されているようにも、

 

 

    

 

赤鬼も、

 「 いじめちゃだめよ !! 」  と、いっているようです。

 

お地蔵さまも、その顔はその心がにじみ出てくるようです。

 

   

 

 

 今日一日限りの、お飾りのようです。

是非是非、お参りしてみてください。

       です。

 

 「 日限りのお地蔵さま 」  は水道町にあります。

    熊本市中央区水道町5-8

    353-1087

 

 

 

 

  

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く~も よ !!  

2012-08-22 07:56:59 | 住職の活動日記

 異常な暑さが続きます。 

空の様子も不安定です。

一転にわかに掻き曇り  … 

という状態が発生しています。

 

   

 

お天気だったのに、

なんか  黒い雲がやってきました。

 

 

   

 

 

これは来るぞ !!   という感じです。

 ゲリラ豪雨というか、スポット的に

激しい雨が降るようです。

 

 そのような雲も、上から眺めてみると

 

 

    

 

 

このような美しい 「 雲 」 なのかもしれません。

 

 もっと上に上ってみると、

 

   

 

なにかしら、 「 地球は青かった !! 」

という言葉も飛び出してきそうな雲の様子です。

 

 同じ雲でも上から見るのと下から見るのとでは

ずいぶんと違いがあるものです。

                               

 

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「 必由 」  ( ひつゆう )

2012-08-21 22:10:31 | 住職の活動日記

 「 必由 」  どうも、気にかかっていた言葉です。

どことなく、仏教の香がするような  !?

しかし、熊本には 「 必由館高校 」 という学校があります。

仏教系の私立かと思っていましたら、

公立高校なのです。

近年この名前に変更になったようで、

調べてみると、この地に熊本・米田家の家塾 『 必由堂 』 という

学問所があったことから、それにちなんで、

「 必由館高校 」 と名付けられたようです。

 

 そして、ここ数日前、

お経の中に  『 必由 』  という言葉

があることを知りました。

しかし、いろいろ仏教辞典とか調べたのですが、

「 必由 」  という単語としては見当たりません。

 読んだ本の中では、

 「 必は必然です。

   必然に由る。

   あるいは必然が自由なんだといっていい。

   必然が自由なんだと。

   必然と自由じゃない。

   必然をもって自由となす。 」

とあります。

 

 自由という言葉も簡単そうで難しい言葉です。

民主主義の三原則は、

 『 自由・平等・博愛 』  です。

簡単に考えると、

自分の思うようになることが自由のように思います。

しかし、よくよく考えてみると、

自分の好きなようにできる、ということはいいことのようですが、

自分の好きなようにできる、ということほどつまらんものともいえます。

止めようと思えば止められる、

やろうと思えばやれる、と

自由になると、  …

最近この年になると 、自分の自由になるというくらいのこと

自分の考えなんか、たかが知れてる。

そんな風に思います。

 やりたくなくてもやらんならん、

やれるかやれないか、

やりたくないかやりたいかを越えてやるという、

自分の興味ではどうにもならない、

そこに本当の自由というがある、

使命のようなものがあると思います。

好き嫌いを越えてやるというところに、

本当のが出てくると思います。

 なんでも、自分の自由だと、いってしまっても

そこには何も力が出てこないでしょう。

 人間、不思議なもので拘束されるときに自由が動くのです。

型にはめる、ということがあります。

顔の位置はこう、手の動きはこう、と

規制されたところに、歌舞伎にしろ能の世界にしろ、

まず型を覚えこんでいくことから始まります。

型が充分身に付いたところで、そこから

本当の個性が出てくるし、美しいものです。

 そこに、自由には出来ない、

というところに 「 必由 」 ということがあるのです。

自由すべからず、ということが 「 必由 」 ということです。

 せんならんことを嫌々するのではない、

喜んで引き受ける。それが自由です。

そして、必然です。

そこに 「 必由 」  ということがあると思います。

 

 必由  非常にいい言葉です。

 

最近感動した言葉です。

 

 

 

 

 

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今週の言葉 8/20~8/26 「 人生で大切なことは 成功する … 」

2012-08-19 17:21:41 | 今週の言葉

   人生で大切なことは

 

    成功することではなく

 

       努力することである

 

 オリンピックも盛大裡のうちに無事にその幕を閉じました。

今週の言葉は 「 クーベルタン男爵 」 の言葉です。

この前文がとても有名な言葉として、よく知れ渡っています。

 

    オリンピックで重要なことは

   勝ことではなく

   参加することである。

 

 結果ということが、やはり取りざたされますが、

仏教的にはその道程がとても大切なのです。

 以前、洛南高校の体操部を日本一に導いた

『 辻野監督 』 は 「 一位でなければダメだ。! 」

「 二位以下はすべて一緒 !! 」

と、語っておられました。

 勝負の世界では、そういうことなのでしょう。

 

 人生においては 『 大器晩成 』 ということもあります。

川柳には、

 「 大器晩成  定年過ぎてもまだ成らず 」

という、笑えない句もありました。

 

 お釈迦さまは、

   「 初めも美しく  中も美しく  最後も美しく 」

人生を歩みなさい。とおっしゃています。

 その志も美しく、その修行も美しく、最後まで美しく 」

と、いうことでしょうが、 とても難しいことです。

が、仏教ではその課程が大切なのです。

 

   「 いつの日に 行きつくべしや

       そは知らず

     ただ われは行く 一筋の道を 」

 

佐々木信綱という方の歌です。

 悟るとか、悟らないとかは問題ではないのです。

歩み続ける方向を見出すということが、重要です。

クーベルタン男爵の言葉のように、

「 努力する 」 という、

「 努力し続けても悔いないものを見出す 」

ということが大事なのです。

 

  もし、「 なでしこジャパン 」 が金メダルを取っていたら、

  テレビ報道関係はたぶん 「 なでしこ 」 一色になっていたでしょう。

  今朝のテレビでも 「 張本さん 」 も、

  「 日本一 、世界一 にならなければ、相手にされない。」

  と、おっしゃっておられましたが、

  やはり勝負の世界はそうでしょう。

 

しかし、人生の勝負は努力し続けるか否かが勝負なのです。

 

 

 

  

 

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残暑お見舞い申し上げます。!!

2012-08-18 22:15:36 | 住職の活動日記

 残暑お見舞い申し上げます。

 

 暦の上では 「 立秋 」  もすぎ、

手紙の書き出しは 「 残暑お見舞い 」 というところです。

でも事実は、一段と暑さが厳しくなってきているようです。

 

 この暑さを吹き飛ばすかのように、

おもしろい形の残暑見舞いが、天より翔臨してきました。

 

    

 

 真ん丸いスイカの形をしています。

そして、 「 うちわ 」 にもなるのです。

何気なく見ておりましたが、よく見ると

( たぶん、その道の方が見られると )

この一枚のなかにいろいろな技が隠されているのではないでしょうか。

 裏を返すと、スイカの真っ赤な実が出てきます。

 

    

 

 

そこには、すかしのように 「 カブトムシ 」 が描かれています。

 

当院のお檀家さんの 『 池田紙器工業 』 さんからの

残暑お見舞いでした。

 

    

 

 

技が光っていますね。 

 ( これも箔押しの技 ? でしょうか )

 

 社長さんの思いが伝わってくるような一枚です。

 

                          

 

 

 

 

 

 

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お盆の風景

2012-08-16 22:40:55 | 住職の活動日記

 今日の送り火でお盆も終わりました。

ふと、頭に浮かんできたのが、

「 五木の子守唄 」  です。

  『 おどま盆ぎり、盆ぎり  盆からさきゃ おらんど  … 』

このごろ、この歌を口ずさむと、涙が出そうになります。

三浦先生も、

  『 水は天からもらい水 』

というくだりが気に入っておられました。

 

 13日には 「 恵楓園 」 で精霊さまの迎え盆

 

    

 

 

いつもながら、立派な荘厳です。

昨年と変わった点は、いす席になり土足のまま

お参りできるようになったということです。

足も悪くなった方も多く、バリアフリーということでしょう。

 

   

 

納骨堂も明かりが灯り、ここでもお参りして、

視線を感じましたので、

 

    

 

 

その隣に立っている教会のマリア様もご一緒にお参りされているようでした。

 

そしてその日は、

 『 ペットのお寺 サラの苑 』  でも、

「 六灯会 」  の六道の仏さまに明かりをお供えする

お盆のお参りがありました。

 お参りの方もとても多く、7時と8時の2回お参りをします。

自分の仔たちの明かりを探しては、

お参りして、記念撮影をされています。

 

    

 

それぞれの場所には、お地蔵さまが見守ってられます。

 

 

    

 

ご本尊 「 阿弥陀さま 」 の両脇にも並びます。

 

    

 

 

それから、お参りしたお宅でも、お盆の棚が綺麗にお飾りができています。

 

   

 

 

キュウリの馬さん

  

 

帰りのお土産を一緒に持って帰る ナスの牛さん

 

   

 

 

16日は8時から 「 万灯会  送り火法要 」  です。

 

   

 

本堂にも沢山の献灯が並びました。

お経の間中灯り、ちょうどお参りが終わる頃、

お明かりもだんだん消えていきます。

 

 無事に勤めることができ、

 後片付けは 「 アヤちゃん 」  が主役です。

 

    

 

 

みんなの中心に来て、 本人はお手伝いか差配してる … つもり  ?

遅くまで、皆さんの頑張りを見つめていました。

 

   

 

 

  「 みなさん  ごくろう  ニャン !! 」

 

 

 

 

 

 

 

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