本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

金曜ドラマ 『 大奥 』

2012-11-29 07:19:18 | 住職の活動日記

 何気なく見ていたのですが、

見出したらなんとも面白い !!

 大奥が逆転するというストーリー

「 多部未華子 」 さん扮する女性の将軍

それを取り巻く、美男子軍という設定、

主役は、「 堺雅人 」 さん扮する

もともとは僧侶で還俗して大奥に仕える

「 有功 」 ( ありこと ) 

どろどろした大奥の中から純愛物語に

なっていくというのですが、

これが、なかなか見ごたえのある作品になっているようです。

 

 で、 気になったことが、

『 有功 』  ( ありこと ) という名前です。

最初は 「 ありこと 」 と呼んでいるので、

漢字の名前と一致しませんでしたが、

変な名前ぐらいにしか思っていませんでした。

 

 ところが、今読んでいるお経の中に

この文字が出てきたのです。

 「 功 」 という字も漢和辞典を調べてみると

1. いさお  。  2. 自分のてがら  。

とか出ていて、 3. 番目に 「 こと、 わざ、 しごと  。 」

ということが出ていて、

「 有功 」  と書いて  「 ありこと 」 と読むのでしょう。

 お経の中では

   「 無功用に修行すると 、 …

     修行が無量種であり、

     修行が無功用である。 」

  『 無功用 』  は ( むくゆう ) と読むのですが、

 それから、 『 功用 』  とは努力というような意味になります。

 そして、それの反対に、

  「 有量種 」  「 有功用 」 という言葉も出てきます。

    うりょうしゅ   うくゆう  という風に読むのですが、

 「 有功用 」  はまだ努力が未熟である、

 というような意味になると思います。

 

 『 有功 』  ( ありこと )  という名前が

ここのお経から出たかどうかは定かではありませんが、

もともとは僧侶という設定ですから、

どこかのお経の中からこの名前をつけたのでしょう。

 

 今朝、ちょうど、この言葉が出てきましたので、

  と、思っていました。

 

 

 

  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日は 、一番の冷え込みか !?

2012-11-27 16:59:59 | 住職の活動日記

 先ほどのニュースで、

明日は今日よりも冷え込みが強く、

 『 2℃ 』   

ということです。

 今晩から、十分注意いたしましょう。

毛布も一枚プラスです。

 

    バラに付いた虫

 

   

 

 

この寒さにも負けず、頑張っています。

日中に陽が出れば、活動を開始

日が落ちて、夜の寒さがくれば

じっと、寒さに耐えているのでしょう。

明日の寒さには負けてしまうかもしれません。

 

    

 

我が家の 『 アヤちゃん 』 

暖かいストーブの部屋でひたすらおねむです。

 

 

    

 

 

でも、夜はストーブも消しますので、

このイスで丸くなって      で~す。

 

  どうぞ、明日は寒さに気をつけましょう  

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「 右足を出せば 左足は自然と出る 」

2012-11-27 10:40:00 | 住職の活動日記

 「 右足を出せば 左足は自然と出る 」

本来は、苦労された方の、

その苦労を克服されたときの言葉でしょう。

 

 わたくしごとで、

最近不自由になって、身に染みることですが、

 

 孫が、お気に入りの歌に、

  『 右足を出して 左足を出せば 歩ける ~ 』

という、歌があり、

この歌に合わせて、それなりに上手に踊るのですが、

 

 なかなか、この歌のようになりませんでした。

11月9日 「 ギブス 」 をはめて以来、

指先の感覚はなくなるし、腫れ上がって、

足を付けば痛みが走りました。

 

    

 

 

おかげさまで、日にち薬でしょうか

足の腫れもおさまり、松葉杖なしでも

そこまでは歩いていけるようになりました。

そこまではよかったのですが、

 調子に乗って、歩き回っていたせいでしょうか ??

こんどは、腰に痛みが出てきました。

 写真のように、ギブスの踵には黒いゴムの台が付きました。

ということは、右足との長さが違う、

歩くときには、かなり変な姿勢で歩くことになります。

一昨日はどうにもこうにも寝ていても

変な痛みというか、どうしていいのやら

どんな風にしたら、腰のモヤモヤ感がなくなるのか、

  …

なんとか、自分なりに柔軟をやってみたり、 

したのですが、

 

 やはり、あまり無理せず

おとなしくということでしょうか     ??

 

 30日には病院です。

どうなっているのか、

ギブスも取れるか   楽しみですが

たぶん、足の方は痛みもありませんので、

回復してる、と信じています。

 

 はやく、

「 右足を出して 左足出せば

    歩ける~     」

となりたいものです。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『 得度式 』

2012-11-26 22:08:10 | 住職の活動日記

 不思議な縁あって、

得度をされました。

それも、関西からお見えです。

 いろいろ、自分の人生を見直されたかったのでしょう。

50歳ごろから、いろいろと人生のことを考え出すものです。

 

 『 得度 』

何気なく使う字ですが、

「 度 」  という言葉には 「 サンズイ偏 」 が略されていて

「 渡 」  という字と同じなのです。

迷いの世間から、ほとけの世界へ渡っていく

とういうことを 「 得度 」 とは意味しています。

 

 「 教告 」 というなかに、

在家は諸々の悪法を行じ、出家は悪法を離れる

在家は多忙のところ、出家は寂静のところ

  …

と、いうことを在家と出家の違いを述べていきます。

 

 こちら自身も原点に立ち返らされるようで、

読み上げながら、とても緊張するところです。

 

 得度式、 当院にて多くはないのですが、

当院全員で心を込めて、お待ち受けをして

式に臨みます。

 数日前から、式次第を作り、

こちら側としての式のリハーサルを練習し、

部屋作りから、食事の準備から、

当日は念入りに道内を清め、

式に臨みます。

 

 今日の得度式は、お一人です。

参列される方もお二人、

内輪みたいなものですが、

全員で緊張した面持ちで、

式を進めていきます。

 

 死して生まれる、

今までの自分に死んで、新しくほとけの子として生まれ変わり、

これからの人生に臨んでいかれます。

また新しい覚悟をされたのでしょう。

 

 すがすがしく、お寺を後にしていかれました。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週の言葉 11/26~12/2  「 人間の本当の幸せは … 」

2012-11-25 13:38:01 | 今週の言葉

  人間の本当の幸せは

 

    人と争い、押しのけて

 

 手に入れるものではない。

 

   みんなと分け合うことが 

 

    最大の幸福だ。

 

             北御門二郎

                    ( きたみかど じろう )

 

 先日、JR九州発行の 「 プリーズ 」 という雑誌で、

北御門さんのことを知って以来、

そのご生家があった水上村を訪ね、

いろいろとネットで調べたりと、

繰り返し読んでいました。

 そのなかで、

北御門さんが生前、語られていた言葉を

今週の言葉に選びました。

 

 北御門さんは1913年 ( 大正2年 ) 熊本県湯前町に生まれられました。

熊本の第五高等学校から東京帝国大学英文科へ進学。

17歳の時初めて読んだトルストイの民話

『 人は何で生きるのか 』 が彼の人生を大きく変えた、ということです。

「 たとえ自分が殺されても決して人を殺してはならない 」 。

トルストイの唱える 「 絶対非暴力 」 の思想に深く共鳴、

徴兵検査の前日に行方をくらませる。

 検査官の温情もあって  「 徴兵免除 」

「 情けなく、泣きたい気持ち 」 で

徴兵拒否者としての人生を歩まれた。

 「 鍬を持つより、ペンを持つほうがずっと似合うとる人でした 」

と、つまのヨモさんは一生かけて夫を支えつづけてこられた。

 

 北御門さんが本格的にトルストイの翻訳を始めたのは

52歳のとき、

 国内で出版されたトルストイの訳文に異を唱え、

自ら筆を執った。

 北御門さんの翻訳は、心で訳す、 「 心訳 」 と評され

多くの専門家やトルストイ読者の心をつかんだ。

 

  以上は 「 プリーズ 」 の中なら、 

『 中村ひろみ 』 さんの文を引用させてもらいました。

 

 仏教の中で 「 三大煩悩 」 といえば、

『 貪 ・ 瞋 ・ 痴 』  ( とん ・ じん ・ ち )

 学生の頃のゼミで、

 誰かが 「 ヒン シン ギ 」 と読んで、

 みなの顰蹙を買っていたことを思い出しますが、

「 貪 」 ( トン ) と  「 貧 」 ( ヒン ) 

  似ているようですが、

「 貝 」 はお金をあらわします。

お金を  欲しい、となると 「 貪 」 となります。

「 ひとりじめする 」 という語源から

金銭を独り占めしてむさぼることの意。

その反対に、 「 貧 」 の字は

お金を分ける、という形です。

「 まずしい、とぼしい 」  という意味になります。

辞書には、 「 貧 」 は 「 富 」 の反対、

財貨が多くの人に分けられて、

一人の所得が少なくなったこと、

財産のとぼしい意。 とあります。

 

 お経の中では 「 貪り 」 という煩悩は

水に喩えられるようです。

 解らないうちに静かに静かに、

人の心の中にしみこんでいきます。

 「 ま~ これくらいは  かまないのでは 」

 「 ま~ 一つぐらい 」

 「 ま~ 一杯ぐらい 」

 せっかくタバコやめたのに、

 「 一本くらい  … いいかも 」

 と、自分が自分に上手に妥協してしまうのです。

その反対に 「 瞋 」 という怒りは

激しいので、すぐに表に出てくるので、

結構わかりやすいのです。

 

 「 貪 」  と  「 貧 」

独り占めするか、分け合って使うか、

  …   

今の世の中、この一点で争いや平和の

分かれ道のような気がします。

 

 その中にあって、北御門さんの生き様、

苦しく困難な道であったでしょうが、

平和を願い、自然と共生された人生は

今一度、

私たちも考え直すべきときかもしれません。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今朝は一番の冷え込み !

2012-11-25 07:31:29 | 住職の活動日記

 今朝は今年一番の冷え込みではないでしょうか ?

勤行していると、だんだんと、冷えが

足元から上がってくるようです。

 しかし、今年は比較的温かかったようで、

市内では見事な紅葉は見ることができません。

 

    

 

我が家、本蔵院の紅葉もご覧のような感じです。

 

   

 

部分的には紅葉しているところもあるようです。

 

   

 

もっと鮮やかに出るかなと思ってストロボをたいてみましたが、

いまいち     というところです。

 

 急な冷え込み、体には注意して過ごしましょう。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『 SL人吉 』

2012-11-23 21:55:29 | 住職の活動日記

 八代で高速を降りて、そこからは 「 国道219号線 」 で

人吉へ向かいます。

 時間に制約のない、思いつくままのドライブ、

目的地へ高速で飛ばしていくのもいいですが、

地道を生活感の空気を感じながら、

のんびり走るのも楽しいものです。

 球磨川沿いは、たぶん紅葉しているのでは

という期待もあったのですが、   さほど …  

天気も曇り空、山肌に雲がたなびく景色も

心が落ち着くものです。

 

 といっていたら、横を 『 SL  』 が通り過ぎていきます。

あわててカメラを出し、

 

     

 

ちょうど、鉄橋に差し掛かりました。

追っかけろ !!!

 

    

 

鉄橋の上では 『 SL 』 は歩くようなとてもゆっくりしたスピードです。

 

    

 

 

これは、一緒に走れるのではないか  ??

 

    

 

車を飛ばします。     

といっても 「 SL 」 も結構ゆっくりしたスピードです。

鉄橋を渡ると、球磨川の反対の岸を走ってゆきます。

 

 

      

 

しかし、いま 「 219号線 」 は片側通行のところが何箇所もあり

とうとう、一緒に走ることは出来ませんでした。

 

 球泉洞のドライブインで休憩、

店内では、 「 食パン 」 を独りで買い占めている

おじさんに出くわします。

 「 おいしいんですか ??? 」

 「 ええツ  やみつきになりますよ ! 」

その言葉を信じて、

 すこし、譲ってもらいました。

 

     

 

店の奥には 『 SL 』 のちょっとした展示場もあります。

SL の一番頭についている ライトです。

まじかに見ると結構大きいものです。

 

    

 

石炭をくべる 「 スコップ 」 です。

この石炭をボイラーに入れるのにも

いろいろ技があるようで、また力も要るし、

大変な仕事だったようです。

 

    

 

「 鉄雄さん 」 には魅力的なプレートがたくさんです。

 

   

 

なかでも 『 D51 』 のプレートは垂涎の一品ではないでしょうか。

 

   

 

この写真の 「 ナンバープレート 」 のところに

「 D511058 」 が付いているのです。

 

 まあ、  まあ  のんびりと

車を走らせたものの、童心に返り

シャッターを押していました。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北御門二郎さんの空気にふれたくて !

2012-11-22 21:08:57 | 住職の活動日記

 「 北御門二郎 」 ( きたみかど じうろう ) さん、

熊本の方なのに存じ上げていなかったのです。

 

 西国巡礼の帰りの新幹線 

「 Please 」 という 「 JR九州 」 が発行している

が、席の前においてありました。

 何気なく眺めているうちに、

● 九州ものしり学 ● 

 ~ 孤高のトルストイ研究家 ~

『 北御門二郎 』

 という記事が目に飛び込んできました。

   熊本県水上村。 市房山の麓、

   球磨川の源流に近い山里で

   一人の研究家が

   91年の生涯を閉じた。

   田畑を耕し、家族を愛し、

   平和を願ったその一生は

   トルストイの生き方と重なる。

 

 トルストイの

  『 人はなんで生きるのか 』

が彼の人生を大きく変えた。

  『 たとえ自分が殺されても

   決して人を殺してはならない 』 。

 

 三浦先生も、この

  「 人はなぜ生きるのか 』

この問いが自分を大きく変えた、

と話しておられました。

 

 このトルストイを愛し、生涯を畑仕事と

トルストイの翻訳にかけられた、というご一生に

何か感じるところがあり、

 北御門さんの家を訪ねようと、車を走らせました。

人吉から西へ、 「 国道219号線 」 をひたすら

湯前町から、 「 388号線 」 を市房山のほうへ、

もう、宮崎県境に近いところです。

 役場でお聞きしたりして、

北御門さん宅を目指したのですが、

見つからず、  ??

しかし、よく考えれば、個人のお宅を勝手にお邪魔する

というのは、失礼な話ではないかと、

北御門さんの生活された付近の空気でも

感じることが出来たらと、

 

    

 

生憎の曇り空ですが、 正面がたぶん

「 市房山 」  1700メーター ( 九州で二番目に高い山 )

しかしながら、雲に覆われている市房山も

とても荘厳な感じがいたしました。

 

   

 

このような素晴らしい景色のなかで、

トルストイの翻訳をされていたのです。

自分の人生をかけて、徴兵拒否までして、

まさに命がけでトルストイの研究をされた。

憧れも感じます。

 

   

 

ちょうど市房ダムは紅葉が真っ盛りでした。

またここは、さくらの名所でもあり、春は大勢の花見客で賑うようです。

 

 この方の翻訳になる 「 トルストイ 」 を是非読んで、

また訪れたいと思い、

なにかしら、凛とした空気にふれて、

また一路、熊本を目指しました。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

逆修戒名 と エンディングノート

2012-11-20 21:22:00 | 住職の活動日記

 今日、 「 逆修戒名 」  の授与式を執り行いました。

 

 「 こんな厳粛な式とは思いもかけていませんでした。

   とても気持ちが落ち着きました。 」

 

 もう、12年前、菩提樹苑の永代供養墓 「 島崎観音廟 」 が

出来て、一番に申し込まれました。

 今年になって、急に奥さまを亡くされました。

お子さまもいらっしゃらなく、

急に心細さが募ってこられ、

自分が亡くなった後、どうしたらいいのか  ???

とたんに、いろいろな問題が出てこられました。

 

 施設のほうから 「 エンディングノート 」 を手渡され、

ご相談を受けていました。

 

    

 

ページをめくっていくと

 

   

 

まず、 「 私のこと 」  というところが出てきます。

 

   

 

そして、病気になったら、ということが書いてあります。

 

   

 

そして、お葬式はどうするのか、

その後の供養はどうするのか、お骨は ??

 

   

 

お寺どうするのか、  …

 

 先日お見えになったとき、

どうかここに書いてください、

ということで、お墓のこと、お寺のこと

その後の供養のことについて書かさせていただきました。

 そのような話しの中で、

 

  「 死んでから戒名を頂くのもいいですが、

    どのような戒名か自分も知っておきたい。 」

 

ということで、ご存命のときに 「 戒名 」 をお付けすることに

しました。

 

 この 「 戒名 」 のことを 『 逆修戒名 』 ( ぎゃくしゅうかいみょう )

といいます。

 「 逆 」  というじは、 「 さからう 」  というようなイメージですが、

「 まえもって 」  という意味もあります。

まえもって仏事を修して死後の幸福を祈る、

というような意味で、 「 逆修 」 というようにいいます。

 

 昨日から、得度式をするように本堂を荘厳しなおしました。

崇正と二人で式のリハーサルを何度もして、

「 逆修戒名 」 の授与式に備えたのです。

 当日は、

戒師の前に 「 受者 」 として向かい合って座り

三帰依文を一句ずつ唱和して、十善戒を唱え、

お袈裟と念珠を頂き、

「 戒名 」  授与いたしました。

 

 「 ほんとうに これで気持ちが落ち着きました。

   後はどうぞよろしくお願いします。」

 

とても晴れやかに、お帰りになりました。

 

 「 やがて  …  死は訪れる。」

その意識は暗いと思います。

意識は暗いのです。

 いつかではなく、

 「 死を   今   と捉える 」

事実は、いつかではなく、 「 いま 」 なのです。

事実に向き合ったとき、

その心は明るく軽くなるのだと思います。

 

 意識は、あれやこれや、思い悩むし、

重たく、暗いものです。

 しかし、事実は本当は明るいものです。

傍観者的に見てしまうと、悲しく辛いものに見えることも

その現場では、命は懸命に生きているものなのです。

だから、かえって明るいものだと思います。

 

 「 これからは、頂いたお袈裟とお念珠をもって、

   お参りに参ります。 」

そのお顔はとても清清しいものでした。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガンを防ぐ精神生活

2012-11-19 21:32:24 | 住職の活動日記

 整理していましたら、いろんなメモが出てきます。

この一文も何かの本に載っていたのでしょう、

以前、コピーして皆さんに配ったようです。

 

 『 ガンをふせぐ精神生活 』 

  1. 生きがいをもつ

  2. イライラ、くよくよしない

  3. 過去にとらわれず、淡々と生きよう

  4. 怒らない、恨まない、ねたまない

  5. 精神を集中する仕事を持つ

  6. 最後まで生きる希望を捨てない

  7. 人生を再発見する

 

 『 カ行の秘薬 』

   っかしない

   をつかわない

   よくよしない

   んかしない

   せこせしない

 

その反対に、

 『 ガンになりやすい性格 』  とは、

  - 緊張 ・ 怒り ・ 不安 を表現できず、

  ただ社会規範に従っていく性格 -

  ⇒ 過剰適応型性格

 

  1.保守的で習慣に固執するような状態であり

  2.内面で激しい性格や感情を持ちながら

  3.表面は社会に適応して

  4.温和そうにみえ、平穏で陽気な感じを人に与えるが

  5.しかし内心は全く不適応で

  6.自分の真の気持ちを表現できないような性格

 

さらに、ガンが急に進行する型

  1.自分の病気はガンでないと否定的な人

  2.自分のからだの状態を知らない人

  3.文句をいわない人

  4.医師や看護婦に態度がよくて、

    自分の感情を外に出さぬ人

  5.敵意や否定的感情を自分に向け、

    罪の意識の深い人

  6.受け身的な態度の人

  7.環境へ不信感がある人

  8.医師や看護婦への不信感の強い人  

 

 なんか、とてもあてはまるような、    

 どきっと、させられるような、   

     思い当たることばかりのような気がします。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする