本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

痛みが走り回っております。

2010-03-31 08:19:30 | 住職の活動日記
 29日朝から痛みが尋常ではありません。

髪の毛まで風が吹いたくらいで 『 ピリピリ 』 した痛みが

出てきました。

 行きつけの済生会病院へ 

今回は 『 救急外来 』 というところにお願いしました。



       





初めてでしたが、 「 来院手段 」 という欄には、

「 救急車・モービル・へり・自力来院 」 という項目があり、

一応、自力来院に丸印をつけました。

 すばやく対応していただいたのですが、 『 皮膚科 』 へ行って診察してください、

とのことでした。


  ( かかりつけということもあるのでしょうか、

    時間外というのに、意外と安かった 210円 です。 )

    そして、


 『 帯状発疹 』 という診断がくだりました。


歯の痛みから始まって、耳の痛み、そして唇・顔面・頭と移っていきました。

痛いということは、どうも散らばっているようで、

痛いところそのものよりも、別な場所で痛みを 『 感じる 』 ような気がします。

 痛みも結構エネルギーを使います。

もう、夜は何もする気が起きません。

そんな具合で、萎れておりました。


 さすがいい薬のようで、飲みだしたとたんに、

少しずつ痛みが消えていくようです。

 
 もう少しの辛抱でしょう。  
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今週の言葉 3/29~4/4 『 一人では何もできないが … 』

2010-03-29 23:06:34 | 今週の言葉
   一人では何もできないが

             一人が創めなければ 何もできない 

                                   イギリスのことわざ
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37,8度

2010-03-28 20:04:05 | 住職の活動日記
 先日からの 『 顎関節症 』 の痛みに加え、

喉やら頭やら痛みが走ります。

 そして、昨夜からの熱が下がりません。

 
今日は、不動護摩祈願に加え、 『 山伏問答 』 などなど

ブログのねたはたくさんあるのですが、悪寒と痛み、のため      します。


 でも、不思議なことに 『 不動護摩 』 のときは、熱があることなど

忘れて、痛みも熱も感じることなく、焚き上げることができました。


 それで、ついつい熱も下がったのだと思い、

そんな気でおりましたが、どうも悪寒が襲ってきます。

体温計で測ると、やはり  『 37,8 度 』 です。 




      



  これから銀太君と同じように、眠りにつきます。



      



 明日は熱も下がり、こんなになれればいいですね   
     

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でた~ !

2010-03-27 14:06:17 | 住職の活動日記
 久しぶりに私のアップです !



    


 
 『 顎関節症 』 ということで、治療には 『 マウスピース 』

の着用が必要ということです。

 今その、歯型を取っているところです。


  ま~ こんな顔で頑張っています。


 ( 仰向けに寝て撮る写真は、一つ利点は皺が伸びて、

   少し若い目に映ることです。)


  

     



 3月のデコレーションはやはり 『 雛人形 』 です。

でも、もう数日で次の4月のお飾りにバトンタッチです。




     




 見事な桜が満開です。


刺すような痛みが続く中、ほっと眺めると  

何とも綺麗です。




      



 今が一番の見ごろです。

しばし、桜に目をやると、痛みも少し和らぐようです。
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突如 襲ってくる 耳痛 !

2010-03-26 21:17:20 | 住職の活動日記
 


 今朝から、チクチクと刺すような痛さが耳を襲ってきます。

治まるのですが、また痛みが走ります。


 なんだろう ??  


 少し我慢しておれば治まるでしょう。

    …   …

でもその間隔がだんだん短くなってきたようです。


 夕方5時すぎ、 「 鳥谷先生のところへ行ってきたら ? 」

といわれても、耳の治療は痛そう

できるものならば、ここのまま沈静化するのを待ちたい。

顔がゆがむほどの痛さが走ります。  

仕方がない、腹をくくって診てもらおう、と電話して出かけました。


 金曜日ということもあり、鳥谷医院は待合所に座る所がないほどの

人・人・人で溢れかえっています。

 このときばかりは、できるだけ順番が遅い方が、と思いつつも

痛い !!

なんとかして、   と複雑な気持ちです。


 診察台に座る。

痛い方の右耳、ちょっと見ただけで、反対の左耳を見られます。

喉も鼻も見ていただき、

『 別に異常はありませんよ ! 』

最後にあごを見てもらいました。

両手で触って、

『 あ~ これは顎関節症です。  歯科医院で診てもらって下さい。 』


 耳でなくて、よかった  ホッ 


先ずそれが一番の安心でした。


 そういうと、先日から歯の方も知覚過敏のような痛みがあり、

治療中のところです。

 この歯の方もなかなかスッキリと痛みがとれず、

また自分でも、なぜだか、痛みの場所が確定できないままになっていました。


 痛みの原因はわかったものの、耳を刺すような痛み、なんとかならないものか、

これには集中力もなくなってしまいます。


 明日は朝から予定が一杯です。

  月曜日まで我慢です。

今日は早めに    です。
 
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『 筋トレ 』

2010-03-25 22:36:10 | 住職の活動日記
 この言葉は最近では若い体を鍛える方々の話ではなく、

お参りに行った先々で、私より少し上の方から出てくる話なのです。

『 筋トレ 』 してるおかげで膝の調子がよくなった、

腰の痛いのが直ってきた、  などなど、

 どうも、最近では 「 リハビリ 」 とは言わないようです。


そういうと、テレビで 『 ロコモーティブ・シンドローム 』 なる

言葉を聞きました。

 要介護にならないために、金をためずに、筋をためましょう、

ということで、日々の生活の中にちょっとした運動を取り入れていこうということのようです。

  ( 詳しくは ロコモーティブシンドローム で検索してみてください )


 私も以前から、 『 足袋 』 だけは必ず座らないで、

立ったままで履くことにしています。

 片足で立つということも、 「 一分間 」 というと簡単なようですが

この年になってくると、結構ふらふらしてきます。


 だから、二本足で立つということが、如何に大事なのか思い知ります。

片足ですと、3分というのはとても私たちには無理な長さです。

でも、二本足ですと10分でも楽に立っていることができます。


 この筋トレとは全然関係がないのですが、ふと

お釈迦さまの言葉を思い出したのです。

  
  「 友よ、ここに二つの芦束がある ( 芦草をたばねたもの )

    があるとしよう。

    この二つの芦束は互いにもたれ合っているときは、

    双方とも立っていることができる。

    お互いに相手があるからである。

    しかしどちらかの芦束を取り去ると、

    他の芦束も倒れるであろう。

    一つの芦束では立っていることはできないのだ … 」

 これは お釈迦さまが 『 縁起 』 ということの喩えとして

 お話されているところなのです。
  


 私たちも時分に置き換えて考えてみると

『 支えあう 』 、とうことがいかに大事なことか、

大きく考えると、 『 私がいる 』 ということは、

たくさんの支えがあればこそということです。


 しかし、ついつい元気な時は、自分ひとりで    と思い込んでしまいます。

 一人では弱いものです。

 支えあう力があればこそ、です。


 でも、二本あれば大丈夫ということではなく、

その一本もちゃんとしなければいけません。

だから、 『 ちょぼ筋トレ 』 も大事です。

 その内容は 「 ロコモーティブシンドローム 」 を見てください。

  ( お互いに 要介護 にならない為にも )   
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『 山伏問答 』

2010-03-24 22:33:00 | 住職の活動日記
 来る 3月28日 「 不動護摩祈願 」 のときに

『 山伏さん 』 がみえられ、「 山伏問答 」 をします、

というご紹介をさせていただいたのですが、

実のところ私自身もよくは知らないのです。

 ということで、  本棚を見てみると 『 修験道辞典 』 というものがあるではないですか。

 ( 修験のお寺ですから、あって当然なのですが 

   私が気がつかなかったのです。  )



     


そこで、その辞書で調べてみると、

『 山伏問答 』 とは

 護摩法要に先立って、そこの道場の奉行と旅の先達との間でおこなわれるものなのです。


  「 どこの修行者か、来山の目的は何かという問いに始まり、

    山伏の心得の一通りをわきまえているかどうかが尋ねられる。」

  その内容は、

  「 山伏の儀、修験道とは、

    開祖 役小角 ( えんのおづぬ ) は

    頭巾 ( ときん ) とは

    法螺の義は、

    手にする錫杖は、  …  」

 などなど約19項目にわたって問答が繰り返されるのです。


 歌舞伎の 『 勧進帳 』 では 「 武蔵坊弁慶 」 が


  「 それ山伏といっぱ役の優婆塞の行儀をうけ、

    その身は不動明王の尊容を象り、頭巾といっぱ五智の宝冠なり … 」


 と 「 勧進帳 」 の空読みをする場面がとくに有名です。


今月の28日、息の合った掛け合いの問答が見ごたえがあるのではないかと思って

楽しみにしております。

 この問答は玄関先にて行いますので、外からでも見られるます。

10名ほどの法螺の音も見事なものではないかと思っております。



    
      
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柳はみどり花くれない

2010-03-24 21:46:10 | 住職の活動日記
    昨日より雨が続いております。

2月の寒さに逆戻りしたような肌寒い日になりました。

花冷え、ということもあり、花の咲く時分はなにかと、こころうきうきするのですが、

季節は逆戻りしたようで、体にはご用心といったところです。


 今日は雨に濡れた姿が美しい 「 やなぎの新芽 」 が目に飛び込んできました。



     



 『 熊本城 』 のお堀がある通りです。

お堀の上は 『 千葉城 』 といって、今は 『 NHK 』 が建っています。

この通りをゆっくり散策してみたいと思いつつ、

いつも車で通り過ぎています。  

今日も車窓から、信号待ちのときに   

すると頭の中には、


 「 やなぎはみどり、はなくれない、風がふいたら、ナンマイダ~ … 」


という、わけのわからない歌が浮かんできます。

  昔はやりましたよね~ 

こういう歌も 「 老人語 」 かもしれません ??


 今の時期、柳のみどり、そして、桜のピンクの花がピッタリあてはまる

景色ではないでしょうか。



    



 新芽を吹いている 『 やなぎ 』 はとても風情があります。


     柳緑花紅



 『 散れば咲き 咲けばまた散る 春ごとの

            花のすがたは 如来常住 』

   

              一休禅師のうたです。


 「 ほーとけさまは どーこに どこにいらっしゃる 

      はーるは はなさくはなのか  … 」


というような歌を歌った記憶もかすかに残っています。


 昔の人たちは、こういう自然の働きを 『 はたらきさま 』 とよんで

自然の一つ一つの動きに、驚きと感謝の気持で眺めたのでしょう。

 そういう眼で見ると実にいきいきと輝いて、またいとおしくも見えてくるのではないでしょうか。



  
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「 バーニー 」 さん

2010-03-23 22:38:52 | 住職の活動日記
 先日お見えになった、オーウェンさんの友人 「 バーニー 」 さん、

私たちが聞くと 「 バーニー 」 という響きは

『 バーニーガール 』 の 「 バーニー 」 を想像してしまいます。

 1㍍98という身長の 「 バーニー 」 さん、えらく可愛らしい名前と思っていました。

 そのときには聞くこともできず、

『 ハロー バーニー 』 と言っていたのですが、

どうも気になり、先日 オーウェンさんに聞いてみました。

 やはり、日本人にはどうも区別がつきにくい発音です。


名前のバーニーは 『 BARNY 』 ( ヴァニー ) といった感じのようです。

バーニーガールのバーニーは 『 Bunny 』 ( バニー ) というように

聞こえました。

 この 「 R 」 という文字が書けばわかるのですが、

音となると、私たち年をとってくると聞き分けることができません。


 『 英語耳 』 というのでしょうか、

やはり若いうちに、その土地の言葉 ( 英語 ) に触れておくということはと

ても大事なことのように思います。


 先日の熊日新聞でしたか、 「 日本語が滅びるー 」 というタイトルで

一番先に目がとまりました。

 そういうタイトルの本を書かれた方もおられるようです。

私なりにずっと気になっていたことは、

『 安田理深 』 という方が、

「 日本語を西洋の言葉と太刀打ちできる言葉に鍛え上げなければ活けない! 」

ということ言っておられて、

そのことは既に40数年も前のことなのですが、

わたしの心の中をずっと一貫して、問題意識として続いていることなのです。


 お釈迦さまが話されていた言葉はインドの古い言葉で 『 サンスクリット 』

という言語です。

 もうこの言葉は現代のインドでは死語になっているようです。

このサンスクリットという言葉は名詞が 「 8格 」 に変化するのです。

非常に難しい言葉の一つです。

ものを思索するということになると、とても厳密な言葉として適切なのでしょう。

 人間の煩悩を108という数にまで分析して見つめることができたということは、

こういう言葉の厳密さがあったればこそと思います。


 言葉も 「 日常語 」 として普通に使う道具として、

また、専門的には 「 専門用語 」 があると思います。

そして、自分自身を探っていくには 「 宗教語 」 というか、思索できる

言葉が必要ではないかと思います。


 話がそれてしまって、

『 バーニー 』 さんのことを書いているうちに  …  

どうもすみません。
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お彼岸風景

2010-03-22 22:33:23 | 住職の活動日記
 昨日の彼岸の中日に続き、本日も雲ひとつない

         

まさに、お墓参り日和です。  また、   一番の花見日和です。

『 菩提樹苑 』 では、終日お墓参りの方々で賑わったようです。


 
       



 当院の彼岸会はまず、 『 三帰依文 』 を皆さんと一緒に唱えるところから

始まります。 




      



 施主の方々のお名前と戒名を読み上げるのと同時に、ご先祖さまへのお焼香をして

供養の誠を捧げます。




       



 そして堂内には 「 各家先祖代々や戒名 」 を書いた 『 献灯 』 が

数百もお供えされています。





       



 裏方さん方の心込めて作られた 『 お斎 』 です。

   ( ちょっとピントが甘いのはご勘弁、Dスナップの弱点 )

ちらし寿司、に護摩豆腐・お煮しめと全部手作りです。

今回から新たに 『 牡丹餅 』 もデビューです。

  ( お弁当のヒライの社長さんが美味しいですよ!

    とご法事のときに頂いたので、

    今回お接待に使わせていただきました。)



 お煮しめのアップです。




        


   生麩と菜の花、そしてお揚げさんの中には椎茸や人参などの野菜を包んで

  炊き合わせてあります。


   今回も皆様方にはとても好評でした。    

たくさんの方々のお参り有り難うございました。
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