本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

「 クラウド 審判 」 !?

2012-07-31 21:01:30 | 住職の活動日記

 「 クラウド審判 」 なんて言葉があるわけではありません。

競技というものは、面白いもので、レフリー 審判の判断で

盛り上がったり、興ざめになったりしてしまうものです。

 ここ数日の 「 オリンピック 」 の判定がビデオによる判定に

重きが置かれ、試合そのものの盛り上がりに欠けるような気がします。

 フットボール ( サッカー ) では、審判が絶対の権限を持っているようです。

もうちょっとしっかり見て !!   とか、

そこで イエロー出すか !   という場面も多々ありますが、

試合の流れを止めない、観客を沸かす

というところではレフリーのカラーが出て面白いものです。

 先日の柔道では、

全く判定が覆ってしまうと言う場面がありました。

『 ジュリー 』  と呼ばれる、審判団がいるのです。

ずっとビデオを見ていて、主審に指示を出しているようですが、

その試合をとめてしまう間合いはなんとも興ざめです。

 それであれば、まだしも 「 相撲 」 のように

物入りが付いて、そのあと勝負の説明でもあれば、

見てるほうも納得がいくのですが、

何の説明もなく、雲の上の人からの一言で、

勝負の行方が左右されるとは  …  ??

なんかすっきりしないものが残ります。

 

 ここのところ 「 オリンピック寝不足 」 で、

体調不良です   が  、、

今夜も10時から  『 なでしこ 』  の試合です。

応援しなくっちゃ        

 

 

 

 

 

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今週の言葉 7/30~8/5 『 型を身につけ、本物に触れる … 』

2012-07-29 21:52:44 | 今週の言葉

    『 型 』 を身につけ、本物に触れ、

 

      感性を養っていけば、

 

        心が満たされ、

 

     美しく生きることができる。

 

 

 90年以上続く 『 理容米倉 』 。 その3代目、米倉宏さんの言葉です。

米倉さんの生き方には確固たる美学があり、そこには美しく、

生きるためのヒントが隠されているようです。

 

  「 理容師としての専門の知識や技術は、 『 型 』 として

    身につけなければならないものです。

    『 型 』 というのは先代からもらった貴重な財産。

   歌舞伎役者さんは、一生かけて自分の 『 型 』 を

   作り上げるために修行されるそうですが、

   理容師も同じなのです。

   そして、もう一つ大切なことは、

   感性や情緒を身につけること。

   そのためには、 私自身が 『 本物 』  を知らないと

   いけないと考えています。 」

 

 この言葉を聞きつつ、思い出すのは、

三浦先生がいつも口にされていた 『 型の大切さ 』  です。

 西京極幼稚園でも、園児たちに 『 型 』 を教えていかれました。

意味よりもまず 『 形 』 です。

お辞儀はこうするのですよ。並び方、座り方、歩き方まで、

日常生活でも何気ない動作の中にも 『 型 』 たたき込んでいかれました。

まして、保育発表会になると、

足先から、指先に至るまで厳しく指導が入りました。

なんでそこまで、と思われるかもしれませんが、

形を教えていくことで、その動きに美しさが出てくるのです。

 私の子どもも、小さいころは 「 米つきバッタ 」 というあだ名でした。

誰に対しても挨拶は90度くらい頭を下げてお辞儀をするので、

そういうあだ名が付いたのでしょう。

 

 私たちのお寺での修行も 『 型 』 を身につけていくことから始まります。

お参りするときの作法、日々の所作、一つ一つ 『 型 』 叩き込みます。

道元禅師も、

  『 威儀即仏法 』  ( いぎそくぶっぽう ) 

と、いうことが教えの中心です。

 「 形を整えていくことが仏さまの教えである 」

「 行住坐臥 」 すべての立ち居振る舞いが

仏さまの教えにかなっていなければいけない、

ということです。

 

 歌舞伎の世界でも、能の世界でも、

『 型 』  を身につけることが至難の業です。

顔の前に手をかざすだけで、悲しみの表情を表す。

なんでもない所作ですが、これが身に付くまでには

長い修行が必要なのです。

 

 最後に米倉さんは続けます。

 「 基本的な身だしなみも、毎日続けることでひとつの 『 型 』 になります。

  この 『 型 』 を持っている人は、

  品格が備わっている人が多いと感じます。

  また、 『 型 』  を身につけ、本物に触れ、

  感性を養っていけば、心が満たされ、暮らしを楽しめるのではないでしょうか。

  楽しいと感じながら生きることこそ、

  美しく生きることにつながるのではないかと思います。」

 

なるほどです  !!

 年とかではなく、

 立ち居振る舞いの所作が、『 自分の型 』 になるまで

修行していくことが、心も身体も喜ぶことでしょう。

 

 

 

   

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『 PPK 』

2012-07-27 21:17:23 | 住職の活動日記

 「 よかね~ !! 」

 「 おかあさんには もうしわけなかばってん

   あぎゃん 亡くなりかたしたかです。」

 

 最近、お参りに行くと、母と同世代の人から

よく聞く言葉です。

 「 PPK  」

 

 このごろは英語の3文字がはやります。

「 TPP 」  とか  「 AKB 」  とか  「 CEO 」  …  などなど

もっともっとたくさんあります。

 

 「 PPK 」  は単なる語呂合わせ

誰が言い出したかはわかりませんが、

「 ピン ピン コロリ 」 

死ぬまで元気で、最後は苦しまずにコロリと亡くなりたい。

 たしかに、本人にとってはいいかもしれません。

しかし、遺されたものには辛いものがあります。

なにもしてやれなかったという、悔いが残るのです。

せめて子どもとして看病の一つでも、

付き添って、食べさせたり、飲ませたりと、

そしてお別れの言葉でも言えれば、

それだけでいいのですが  …

 しかし、 「 死 」  ということは人間の計らいごとなど

お構いなしにやって来ます。

 

 最近届いた雑誌に

  「  ピン   ピン   キラリ   とした人生を 」

という見出しをみつけました。

 なるほど  ですね !

 「 ピン  ピン  コロリ 」  でなく、

「   キラリ  」  という表現はとてもいいですね。

 

 そいえば、母も  「 ピン ピン キラリ 」  とした

人生を送ったのではないか ?  と思います。

 90の年まで生涯現役で、亡くなるそのときまで、

為すべきことをして、次の計画に向かって、

日々歩み続けておられた。

 「 涅槃 」  とは何かが完成して、終わっていくのではなく、

目的に向かって歩みを止めないことが、 進行形のままで

終わっていくことが涅槃のような気がします。

 傍から見れば、道半ばかもしれませんが、

それはそれとして完成しているのでしょう。

未完成のままが完成、ということがあると思います。

 

 その日、一日為すべきことを為し終える

その時その時なすべきことを為し終える、ようなことが

人生を完成させていくのでしょう。

 時間の長短はあるとは思いますが、

短いは短いなりに精一杯いのちの限りをつくせば、

それはそれで人生として完成しているのです。

 一瞬、一瞬

    『 ピン ピン キラリ  』   

                  という人生を送りましょう。

 

 

 

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梅雨明け !!

2012-07-24 22:01:03 | 住職の活動日記

 やっと、熊本も梅雨が明けたようです。  

いきなり強い日差しが肌にジリジリと焼きつくようです。

 

    

 

セミたちも一気に巣立っていったのです。

 

   

 

 

もう朝から、うるさいこと !!

 「 静けさや 岩にしみいる せみの声 」

なんて、芭蕉の句どころではありません。

 セミたちも、本当は地中の中のほうが静かで安心できてたのかも  ???

この暑さに、悲鳴を上げているようにも聞こえます。

地上に出てわずかな期間を命がけで生きて、

次の命へつなぐのでしょう。

 

 そして、熊本では 「 地蔵盆 」 です。

夕方二軒ほどお参りしたのですが、その頃から雲つきがあやしい !!

5時半ごろより大粒の雨が落ちてきました。

 

   

 

急遽、一時避難です。

 

 涼しくなったと思いきや、一段と蒸し暑さが増してきたようです。

その後は順調に、

 

    

 

お参りも勤めることができました。

 

    

 

これから、子どもたちはおやつをもらって楽しいひと時を過ごすのでしょう。

 

 熊本は 「 地蔵盆 」 は夏休みの始まりです。

ところが、京都では8月の 「 地蔵盆 」 で、

夏休み最後の締めくくりのおまつりになります。

 いずれにせよ、町の辻辻で 『 お地蔵さま 』 は

子どもたちの安全を見守っていてくださいます。

こういう行事はいついつまでも残しておきたいもののひとつです。

 

 

 

 

 

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今週の言葉 7/23~7/29 「 99パーセント正直でも わずか … 」

2012-07-22 22:38:41 | 今週の言葉

  99パーセント正直でも

    わずか 1パーセントの不正直で

  一生を棒にふることがある

 

 この言葉も厳しい言葉です。

東寺での修行中も、

   「 ま~これくらいいいだろう !! 」

と、ちょっとずるしたことが、

   「 お前はそういう人間か ! 」

と、レッテルを貼られたことがあります。

心の中では、

   「 そうではないのです。

     それまでは、ずっと一生懸命やってきたのに、

     その時が、たまたま  だったのです。 」

          

と、いくら叫んでも、その評価はずっと付きまとっていました。

 

 世間の常識から見れば、百の中のほんの1に過ぎないのですが、

仏教的には、

 その1の起こる心を見逃さないのです。

仏さまというものは、「 金太郎飴 」 のようなものだと思います。

どこを切っても同じ金太郎さんが出てくる。

仏さまも同じで、どこから見ても、いつ見ても、誰が見ても

変わらない姿なのです。

それを象徴するのが 「 五重塔 」 でしょう。

どこから見ても変わらない姿をしている。

 だから、一点の誤魔化しもあってはいけないのです。

また、修行ということもその一点のごまかしを消し去っていく

という作業なのです。

 

 悔しかったけれど、

私の評価が変わるのには数十年もかかりました。

それは、自分の修行でもあったのです。

だからといって、今自分が 「 金太郎飴 」 か、といわれれば ??

 「 ビミョウ !! 」  というところです。

まだまだ、たくさんのウソもひた隠しているのです。

 

 人生にはたくさんの落とし穴があります。

ただただ、ごまかしのない人生を送るように心がけるべきです。

誤魔化しのない人生を送ろう !!

という決心がその人を正直な方向へと導いていくはずです。

 

 

 

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『 IKEA 』

2012-07-21 21:43:36 | 住職の活動日記

 スウェーデンの国旗と同じ配色の

ブルーの下地に黄色の文字で 「 IKEA 」 と、

この配色にしてもシンプルで目立つ力を持っています。

 オランダのダッチデザインもとても好きなものですが、

スウェーデンのデザインもシンプルで機能的で以前から興味あるものです。

 

    

 

 店内に入ると、えんぴつ・注文用のノート・使い捨ての紙のメジャーが

取り揃えてあります。

 ここらから、余計な無駄省いているという予感がします。

 

 ま~  …   店内の広いこと

だからでしょう、途中には休憩用の喫茶店があります。

それもセルフサービスで極力人の配置を少なくしているようです。

 

   

 

 

展示品を見終わると、あとは商品をこの倉庫のようなところから

取り出す、という仕組み、

あの大きな家具が実にコンパクトに梱包してあるのにはおどろかされます。

 

 そして、 「 IKEA 」  という世界企業、

作る所も世界中のようで、ここの企業を見ていると

地球という、大きな製造工場とそれを販売する市場とを

一つの国と見て商いしているように感じます。

 

 

    

 

 

カーと置き場の広いこと  

そのカートも家具を乗せるということで、スーパーのカートよりも

一回りも大きいのです。

 

 スウェーデンという国、北欧という立地条件にあって、

戦闘機は作るし 「 サーブ 」 ( SAAB ) という、

ここのメーカーは自動車もつくっています。

自動車といえば 「 ボルボ 」  ( VOLVO )  が有名です。

 確か 「 イノベーター 」 という会社もスウェーデンと思います。

ソファーや旅行かばんを作っています。

 『 イノベーター 』  という 「 革新 」 という意味からも

スウェーデンにはそんな気風が流れているのかもしれません。

 

 

 

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元気をもらった !!

2012-07-20 21:37:40 | 住職の活動日記

 池のほとりに根付いた雑草、

 

    

 

 池の水での湿り具合と生けのふちに着いたコケ、

ここにちょうど落ちた雑草の種、

そこから芽が出て、少しずつ大きくなっていったのです。

 目障り 、 と抜いてしまえばそれまでだったのでしょうが、

見てみぬ振りしておりましたら、だんだんと大きくなりました。

 最近では、その葉っぱが虫食いが目立ってきました。

なんかの虫でも付いたのでしょうか  ???

 

よく見ると、

 

    

 

バッタの子どもが二匹生まれていたのです。

      

雑草もバッタも自然の中から生まれてきたのです。

いのちの不思議を思います。  

 

 池の金魚も最近では青鷺も来なくなって、

日中も出てきて、エサをやると 「 ありがとう 」 といわんばかりに

尾っぽでバシャバシャと水しぶきを上げています。

 すっかり忘れていた金魚の卵、

雨も多く、流れてしまったのでは  …  ?   と思いきや  

  いましたいました 。

 

    

 

 

 数匹いるようです。

まだ1センチほどでしょうか ?

エサも食べることができません。

なめるようにエサを突っついています。

 

 青鷺にやられて、今では古老の大きな金魚が5匹ほどになっていました。

でも、またまたいのちが誕生していたのです。

 

 生まれては滅していくいのちなのでしょうが、

やはり、いのちが誕生していくということはうれしいことです。

 

 この小さないのちを見つけて、

今日は元気をもらいました。   

 

     ガンバレ    

 

 

 

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母の宿題

2012-07-17 17:12:56 | 住職の活動日記

 16日はお盆の送り火です。

この日は朝から、珍しくトンボが飛び回りました。

オハグロトンボという黒い羽根のトンボは以前から飛び回っていたのですが、

この日に限り、ふつう見かけるトンボが乱舞しておりました。

 ご先祖さまが本当にトンボに乗って、お浄土に帰られるかのようです。

お迎えにやってきたのでしょう。

ひとしきり飛び回ると姿を消してしまいました。

 今日はそのトンボの姿を見ることはできません。

 

 昨夜は 「 万灯会 」 の送り火法要も無事に勤めたのですが、

さて、そのあとの 「 盆踊り 」 が一苦労だったのです。

 いつもは母の先導で踊りだすのですが、  …  

昨年ごろから、きちりっと習っておかないと、と話していたのですが

まだ大丈夫だろう、と高をくくっておりました。

いざ、自分で踊ってみろ、といわれても、

どうも怪しいのです。    

前日は全員で、こうだったかしら、何か足りないような  ???

何度も踊ってみたのですが、思い出せません。

ま~  今月はこの形で踊るしかありません。

 

 皆さんの協力もあり、またお参りの方もすすんで参加していただき、

いつもよりかは賑やかに踊っておりました。

しかしながら、何をするにも母の存在の大きさを

今更ながら思い知らされます。

 

 なくしてみて、はじめてわかる !!

 

中学を卒業して、高校に入ってみると、

中学でもう少し勉強しておけばよかった。

大学に入ると、高校のときもっと勉強しておけば、 …

社会人になると、なんでもっとまじめにしてなかったのだろうと悔やまれます。

本当に卒業してからでは遅いのですが、

卒業してみないとわからないこと、思い知らされることが

たくさん出てくるのも事実です。

 

 母のことも、いつかは、そのうち

と思っていたことが、今日だったのです。

これから、ひとつひとつ、母が残してくれた宿題を

解いていかなければなりません。

 

 臨終とはよく言ったもので、

亡くなったことではないのですね。

死に臨んで、  「 いつか 」  ではなく、

「 いつでも 」  死に直面して生きているはずなのに、 …

のんきに生きている自分に対しての母の叱咤なのかもしれません。

 

 

 

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今週の言葉 7/16~7/22 「 いつでもどこでも そのことに … 」

2012-07-15 21:29:41 | 今週の言葉

     いつでもどこでも

 

     そのことになりきって

 

   一所懸命に生きる

 

        生きるのは自分

 

                  みつを 

 

 「 相田みつを 」 さんの言葉です。

簡単そうな言葉ですが、いざ実行するとなると、

なかなかそのようには出来ないものです。

 

 一生懸命ということも 「 一所懸命 」 と

『 所 』 という字を使っておられるところがミソで、

「 いつでも、どこでも 」 ということです。

 

 三浦先生からよく、

『 無住所涅槃 』 ( むじゅうしょねはん ) ということを

よく聞きました。

 その場その場でそのものになりきって実践する。

その頃の私は辛いこともあって逃げ出したい気持ちで一杯でした。

掃除をしていると、頭の中は遊ぶことばかり考えてしまい、

いざ、遊びに行くと今度は帰ってからの仕事のことばかり

考えてしまうのです。

 こころと身体がバラバラの状態で過ごしていました。

そのことを見透かされて、

 「 そのときそのときをそのものになって生きなければ

   辛さが増すばかりですよ ! 」

と、教えていただきました。

 

 先生もよく話しておられたのですが、

洛南高校を建てなおす時はもう高校のことしか目に入らなかった。

新幹線が通ったのも気が付かなかったそうです。

 しかし、先生には旅行にもよくお供をしましたし、

映画にも連れて行っていただいたりと、

仕事だけの人でもなかったのです。

 緩急といいますか、映画のときは映画に没頭して

旅先ではその景色をわき目も振らず眺めると、

そのものになりきっておられました。

 

 「 迷い 」 ということも、

心と身体が別々になっているときのことでしょう。

仕事のときは  …  あそびたいな~  と考えてしまうし、

遊びになると、どうも仕事のことが気にかかってしまう。

「 無住所涅槃 」 簡単には、

そのときそのときそのものになりきって安んじるということでしょう。

そこには集中力ということがとても大事です。

「 用事を頼むときは忙しい人に頼め 」

ということを聞きました。

忙しい人ほど集中して仕事をしているということで、

暇な人とは心が散乱しているということでしょう。

だから、頼んだことも忘れずに実行してくれるのです。

 

 庭を掃くときはほうきになりきり、

雑巾がけのときは雑巾になりきる。

そうすれば心は 「 軽安 」 になるはずです。

 

 いつでもどこでも そのことになりきって …

 

簡単そうでも、心に響く言葉でした。

 

 

 

 

 

 

 

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大雨警報の中  お盆棚経参り

2012-07-14 21:53:50 | 住職の活動日記

 今日も大雨洪水警報 

熊本は7月お盆のところもあって、雨の中いざ出発です。

本当にバケツをひっくり返したような雨 !!

 

    

 

幹線道路も片側一斜線は水が覆いつくして、かなりの交通渋滞を

引き起こしています。

 予定通り、お参りすることができません。

 

でも、でも

 

    

 

お待ちしていただきました。

 今年から、ここのお宅にやって来た柴犬の 「 さくらちゃん 」 です。

お参りが終わると、私の膝の上にやって来て、

すっかりおさまって、動こうとしません。

とても私のひざが気に入ってくれたようです。  

 

 どうも気になるのが、今までの主役の座を守っていた

 

    

 

しろちゃんです。

 ゴロンとしてみたり、近寄って来ては

クンクンとしきりに私のかばんに擦り寄ってきています。

 私の膝を 「 さくらちゃん 」 に占領されたのが気になるのでしょう。

3年前でしたか、肉球からはみ出している白い毛が

とてもかわいく    させていただきました。

 

 今日は鬱陶しい雨の中ですが、ほっと気の休まるひと時でした。

 

 

 

 

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