本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

声の力 !

2009-12-31 10:06:25 | 住職の活動日記
 今また、崇正と二人で 「 十地経論講義 」 というのを読み返しています。

この講義は昭和46年~、東寺の宝菩提院というところで、

安田理深先生が三浦俊良先生を始め、洛南高校の先生方を中心に

講義されたものです。

 弘法大師が 「 十住心論 」 を説かれていますので、

その教えの原点を求めるという形で、龍樹菩薩の 「 十地経論 」 を

選び、講義されました。


 今やっと、第一巻は読み終えたのですが、

崇正の 「 安田先生 」 の 『 声 』 を聞いてみたい、ということが

発端なり、  …

そういえば、本になった元のテープがあるはず、と尋ねてみると

確かに残っていました。

 「 そのテープはどうされるのですか ? 」

 「 段ボール箱に入れて保管してます。」

当然劣化していきますよね。

 ということで、話が進み、

そのテープが京都から熊本の地にやってきました。

そして、テープからデジタル化していく作業が始まったのです。

CD・メモリースティック・ハードディスク、この三種類の

記憶媒体に残しておけば、永久とまではいかないにしても、

残っていくはずです。


 お釈迦さまの死後、そのお話しになった事が口伝えに人々の記憶から

お経という形になってきたのです。

 文字もさることながら、「 声 」 で聞けるということは

とても凄いことです。


 安田先生の声のデジタル化が今、半ばというところです。

29日から前半の分を頂き、聞き始めました。

 文字で読んでいくのも大事なことですが、

やはり、「 声 」 を聞くということが、遥かに大きな感動を伝えるのです。


 先生が話しに乗ってこられる様子が手に取るようにわかるのです。

ついつい引き込まれてゆきます。

『 声の力 』 確かに、意味を理解しようというのではなく、

伝えようとされる、そのこと自身が伝わってきます。


 私自身も40年前に聞いたことが甦ってきます。

文字なった、解析しながら読んでいくということも、分別ということで

大事だと思うのですが、

声を聞き、分かる分からんを越えて、そのときの雰囲気が ( ズボット )

入ってくるという、その 『 力 』 に驚いています。
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『 あてと褌は前からはずるる ! 』

2009-12-30 23:01:27 | 住職の活動日記
 今週の言葉にとも思ったのですが、

ちょっと一般的でない言葉もありますので、遠慮しました。

( 若い方の中にはわからないかもしれません、が

  それはそれとして、あえて解説はいたしません。 )


 菩提樹苑の慧亮部長の座右の銘なのです。

慧亮部長も15年ほどでしたか、京都の東寺で 「 三浦俊良先生 」 の

門下で薫陶を受けて、楽しい? 学生生活を送られたのです。

 三浦先生と暮らす中で、一番心に響き、今でも心の底に残っている言葉が、

この 「 あてと褌は前からはずるる 」 なのです。


 今日、内容は同じだと思うのですが、

品位がよい文に出会いましたので、慧亮部長の座右の銘も合わせて紹介しようと

思った次第です。


   「 恵みは 期待しない時に おとずれ

          私欲が出ると あてがはずれる 」


 ちょっと似た感じもします。  が、

慧亮部長の座右の銘の方が、スッパッと切れ味がいいようです。


 三浦先生の言葉は実践からにじみ出てきた言葉で、

どぎついところもありますが、言い当てていて実に妙なのです。

 東寺の 「 宝菩提院 」 というところで、寝食を共にし、

三浦先生の元を育って行った方々は200名を越えるのではないでしょうか。

それぞれに、なかしらの言葉を頂いて、その言葉を宝物として、

いろいろな場所で活躍しておられることと思います。


 三浦先生も、出会った子に期待をして期待をして、なかなか

思い通りにはならなかった、  という連続だったと思います。

けど、その子の本来性を伸ばす道を探し、手を差し伸べてこられたのです。

 期待しても期待通りにはならない、ということを知りつつ、

縁のあった子どもたちに期待をして、願い続けてこられたのです。


 慧亮部長にとっても、自分が期待通りに育たなかった  ( 三浦先生の )

その思いを込めての、座右の銘なのでしょう。


 それは私としても同じことです。

たぶん ? 先生の意に反して、自分にあった殻に納まったのでしょう。

本当の仏弟子ではないのです。


 世の中、絶対に自分の思うようにはならないものです。

 期待したことは、絶対に外れるのです。


けど、星に願いを      です。

『 祈るしかない ! 』 

と、いうことが現実の姿ではないでしょうか。


 お酒飲むたびにでてくる、慧亮部長の

  『 あてと褌は前からはずるる 』

 の、座右の銘、なんとか書けたように思います。   
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お正月を控えて !!

2009-12-30 17:58:35 | 住職の活動日記
 あと、一日で今年も暮れようとしています。

お正月を控えて、一年のお礼と来年もよき年でありますよう、 

ご先祖さまへのお参りが続きます。


 サラの苑では、


    


 今年最後のご挨拶です。

 お参りの方も多く、お出迎えで忙しいサラちゃんです。

 いつ、お見えになってもいいように、スタンバイ状態で

 お待ち受けをしています。


菩提樹苑では、



    


花売りのテントを外に建てての販売です。

 『 お正月用のお花 』 をお墓にお供えされる方が多く、

どこの駐車場も満杯状態です。

 寒い中、タオルで拭き上げておられる方もあちこちで目にします。


あいにくの小雨交じりの天気なのです。


   


 雨に向けてしっかり洗車してワックスをかけましたので、

気持ちがいいほど水をはじいてくれます。


 私も今日も明日もお参りが続きます。


     


 ここのお宅の 『 ワンコ 』 はまるでぬいぐるみのようです。

遊んで!!、としきりに肩のところに飛び掛ってきます。

お参りのときはおりこうさんで、横でじっとしているのです。



     



 お寺ヘ帰ってくると、目にとまったのが、このハゼの木です。

今頃また紅葉している。

 一度、真っ赤に紅葉したのですが、 …  葉を落とし、

また新芽が出てきて、紅葉したのです。

 気候も、暖かかったり、寒くなったりと、めまぐるしく変っていきました。

自然の働きとして、それに応じて 「 このハゼの木 」 も

一生懸命対応してくれているのです。


 自然の力、また、一切の力の集まりを感動を持って眺めています。
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ブッダの教えに …

2009-12-28 22:21:42 | 住職の活動日記
 『 納めの不動 』 も無事に勤めさせていただきました。

護摩の時は夏物の下着でも汗びっしょりになります。

「 火 」 というのは不思議な魅力があります。

心が落ち着くというか、神秘性もあり、力も感じるのです。

こうやってお参りができ、感動を覚えるのも、

お参りの方々のおかげなのです。

 一人で焚くよりも、一緒にお経の声が響き渡る中

お護摩が焚けるということは最高に幸せなことです。


 悲しい出来事もありました。

早朝の電話、   …    枕経です。

お邪魔すると、イギリスの方です。

「 仏教で  いいのですか ? 」

「 故人の意志で、仏陀の教えに従います。 」

という遺言なのです。

 何回かはお会いしたことがあるのです。

「 OBON 」 お盆の行事が心に留まられたようです。

とても不思議な感じでした。

 日本という国をとても愛しておられたようです。


いろいろたくさんのことをお聞きしました。

そして、とても頭をひねって考えました。

日本の好きだった風景、日本での自分のスタンス、

そんなこんないろいろ、故人のお人柄を考えながら、

『 戒名 』 をつけさせていただいたのです。


 明日がお葬式です。

「 ブッダの教えを頂き、その教えに自分を帰する。」

その儀式を執り行うのです。


 当院にはもう一人、ロシアの方がいらっしゃいます。

ご主人の法事を勤めさせていただいたのですが、

親戚の方は一人もいらっしゃらなくて、全員心ある友人方が集まっての

ご法事でした。

 話していても、皆さん和気藹々でとても気持ちのよいご法事でした。

このロシアの方も菩提樹苑の永代供養墓が気に入って、

「 主人と共に熊本を眺めながら安らかに眠ります。」

とおっしゃっていました。


 今日のイギリスの方も仏教に帰依して、そして日本の土になっていかれる。

心して、明日は勤めなければいけません。

キリスト教の方が仏教に帰依してお葬式をあげる、

それなりの覚悟があったことと思います。
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今週の言葉12/28~1/3 『 アノネ 仕事はなんでも いい

2009-12-27 21:24:29 | 今週の言葉
            アノネ

          仕事はなんでも

          いい

          じぶんの仕事に

            打ち込んでいる

            姿はみんな

          すばらしい

                          みつを


 年末から年始にかけての今週の言葉となりました。

正月らしいものをと思ったのですが、

世の中、そんなにのんびりしている訳にもいかないようです。

 歩みを止めてはいけない、との思いから、

『 相田みつを先生 』 の言葉を選びました。


 本蔵院・菩提樹苑・サラの苑、という三つの場所があることは

それだけ多種多様な仕事があるのです。


 私も、本山にいるときはあらゆる仕事をさせてもらいました。

事務の仕事から、皿洗い、草取り、ペンキ屋さん、看板作り、

はたまた、とび職まがいに五重塔の天辺に上がりハトの糞の掃除、

苦手だったのは 「 修学旅行生の案内 」 …

私は体を動かしている方が好きでした。


 今思うと、どれもこれも、自分の肥やしに成ってきたように思います。
  
   「 この仕事は自分に合いませんので、 」

ということをよく聞きます。

 しかし、どんなに探しても、自分に合う仕事は世の中にはないようです。

どんな仕事でも興味を持って、どうやったら、他の人が喜ぶだろうか

そんな気持ちでやれば、必ず自分に合う仕事になってくると思います。


 『 相田みつを先生 』 の 

「 いちずに 一本道 いちずに 一 ツ 事 」 という本の中で、こう述べておられます。


  朝起きて顔を洗うことも、庭掃除することも、ご飯食べることも、

 お茶を飲むこともすべて仏道。お経を読んだり、座禅することだけが

 修行ではありません。

  草を刈るときには草を刈ることになりきる。

 なりきるということは、

 草と鎌と自己が一つになることです。

 仕事は何でもいいんです。

 本腰を入れてそのことになりきる。
                ・ ・ ・ ・


 一年の締めくくり、そして新たな一年の始まり

切れているようで、連続している。

だらだらと連続しているのではなく、

 そこには、死して生まれ変わる、という

過去の自分に死して、新たな自分に生まれかわっるという、

心新たに未来を誓うというところに、

『 お正月 』 という意味もあるのではないでしょうか。


 今与えられていることにさらに真剣に取り組みましょう。 
 
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磨く !

2009-12-26 23:19:14 | 住職の活動日記
 今年最後の 『 お不動さま 』 に向けて、

一年間の感謝を込めて、仏具を磨きだしました。



     


 一番磨きにくい 『 五鈷杵 』 ( ごこしょ ) から始め、

次に磨きにくい 『 柄香炉 』 ( えごうろ ) を磨いてゆきます。



    



 写真の 「 柄香炉 」 は呼んで字のごとく、香炉に柄がついたものです。

そして 『 錫杖 』 ( しゃくじょう ) これも磨きにくい、

最初に磨きにくいのに取り組むと、あとは比較的簡単なのです。

 だんだん磨いていくうちに、汗ばんできます。

ストーブを消し、一枚脱いで、しまいに半そでのTシャツ一枚になっても

暑いくらいなのです。

 手だけを動かすという簡単な単純作業なのですが、

汗をかいてくるということは結構な運動になっているのでしょう。


 一昨日でしたか、   ほのかに温かく

このときもTシャツ一枚で 「 スマート君 」 を磨きました。



     



 洗車に出すのはもったいないというか、スマート君はほとんどガラスの部分が多いのです。

 自分で洗った方が素早く出来てしまいます。

いつもは、撥水洗車用の洗剤で洗うのですが、今回初めて

「 ワックス 」 をかけて磨きました。



     



 やはり綺麗になります。  ピッカピカ    です。


物を磨くということもとても大事なことですが、

それよりも、 『 自分を磨く 』 ということもとても大切なことです。

今日も話の中で 『 オーラが出るまで自分を磨け ! 』 のようなことが

話題になりました。


 『 現在、今ある境遇は自分が求めたものだ。 』


という言葉もあります。

 今自分の前にある仕事に真剣に取り組むことです。

「 もとめたものだ 」 ということがわかると、

自分が自分に由って立ち上がることが出来ると思います。

「 自由 」 とは、自分が自分に由る、という意味もあるのではないでしょうか。


 今日は 「 ピカール 」 という白い液体の研磨剤で仏具を磨いたのですが、

最近は 「 テカール 」 という、液体につけただけで汚れが取れるという

薬剤も出てきています。

簡単でいいのですが、もう一皮剥けない感じです。

やはり、汗をかきながら、「 磨き上げていく 」 ことが大事なように感じました。

 人も同じです。

汗を出して、心の内側から磨き上げていくということが大切です。

ご精進を祈っています。

曇ってきたら    どうぞ    です。
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『 アバター 』

2009-12-25 23:21:03 | 住職の活動日記
 

 「 アバター 」 という言葉を聞いて、ずっと気になっていたのです。

今公開されている映画の題名なのですが、

似たような言葉で 「 アヴァターラ 」 というサンスクリット語があります。

学生時代に確か仏教学で習ったのです。


 インドの 『 アヴァターラ 』 という思想が

日本に入ってくると 『 本地垂迹説 』 という 「 神仏習合 」 という
          ( ほんじすいじゃくせつ )

日本の古来の神様と仏さまは本来同体であるという、考え方が

特に平安時代、真言密教では特に重要視されたのです。


 『 アバター 』 ( AVATAR ) という言葉は

すでに英語として、使われていて、コンピューター用語としてもあるようです。

意味はやはり、インドのサンスクリットが語源になっているようです。


 この映画の監督 「 ジェームス・キャメロン 」 はさすが

凄いところに目をつける。

 神と人間という題材はもう出尽くしたのではないか ?

新しい発想を求めて、東洋という特に 「 インド 」 というところに

着目されたのではないでしょうか。


 まだ見ていないので詳しいことはわかりませんが、

「 アバター 」 という名前を聞いただけで勝手に考えているのです。


 平安時代には、お寺と神社は一緒にあったのです。

『 東寺 』 も 「 山号 」 は 『 八幡山 』 ですし、

日本最古の 「 八幡神像 」 もおまつりされています。

『 お稲荷さん 』 を勧請されたのも弘法大師です。

 それまでの日本では、日本の神々と仏教のほとけたちが

それぞれの役割を務め、仲良く祭祀されていたのです。

 
 インドというところからでてくる思想はスケールもでかい、

相反するものまでも包んでいくという考え方なのでしょう。

 今地球上で、それぞれの宗教が共存というより、相反しながら

つまり、戦争という形でお互いが立場を譲ろうとしません。


 この映画の監督も、

「 本来は同じものなのだよ ! 分身としていま、戦争をしている。

 だから、その元がお互いにわかれば、共に一緒に生きていける道が

 見つかるのではないか ?? 」

などなど、のメッセージが込められているのかもしれませんね ?


 勝手な想像を膨らませています。 

   楽しみにしている映画なのです。 
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私の好きな仏壇 !

2009-12-25 22:25:25 | 住職の活動日記
 といっても、我が家の仏壇ではないのですが、

今日お参りに行ったお宅の仏壇はとても素敵な仏壇なのです。



   


 色合いもとてもいいでしょう。

 金綺羅金でもないし、真っ黒くもなく、溜朱というよな

 落ち着いた朱色なのです。

 たぶん、作り付けというか、仏間に合わせて作られたのでしょう。

 お扉もなく ( 本来、仏壇はあまり閉めるということはないのです )

 その分、壁との間に空きまもなく、

 スッキリと納まっているのが、とてもいいのです。

 お寺のお内仏のような感じです。

 そして、普通にある 「 鐘 」 よりも数倍大きく

 鐘の音が、私の声の高さに合うせいか、

 とても、気持ちよく、お経をお唱えすることが出来ます。


    …  ??

 と、お参りはとてもよかったのですが、

 帰り道、新しい道が出来たとかで、ちょっと近道 

自分なりに聞きながら、は~! と思って  わかったつもり

方向感覚がない私ですので、



     



 舗装された道はなくなってきました。

 だんだん、細くなって  …  一体どこへ行くのだろう    ??

 なにせ、小さい車ということで、どうにかなるだろう。

 行き止まりになれば、バックすればいい!! と決め込んで、

 進むことにしました。

 へ~ と、思うようなところにでてきました。

 間違ったせいか、結局は遠回りになってしまったようです  




    



 信号待ちで、  

 やおら、おじさん二人が車の前に出てきて、

 マンホールの蓋を開け始めました。

 「 おい、おい  信号が変ったら … どうするの ? 」

 長めの赤信号ということがわかっていらっしゃるのでしょうか、

 ま~ ゆっくりと作業を、信号が変るまでには終わられ、


 はらはら、どきどき  の帰り道でした。


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お寺にサンタさんがやって来た ??  

2009-12-24 22:15:02 | 住職の活動日記
                     



     



 本堂に 『    赤い長靴 』 のお供え物が供えられました。

今日、子供さんのご供養に見えられた方のお供えです。


今、 「 クリスマスイブ 」 の真っ最中でしょう。


 お寺では 『 24日  お地蔵様の日 』 なのです。

この方も毎月、いろいろなお供え物を持ってお参りに見えられます。

子どもさんへの 「 心のお届け   」 なのでしょう。

たまたま、今日はクリスマスイブということもあって、

サンタさんのつもりで、子どもさんにお供えされたのでしょう。


 お寺の本堂に、それも三宝に乗っかって、

『 真っ赤な長靴 』 が供えられました。

一瞬、お寺に 「 サンタさんからのプレゼント 」    

お父さんお母さんの思いが一杯つまった贈り物、ということであれば

お寺といえども、それは 「 あり  か な ? 」 と思いました。
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寒さも緩み

2009-12-23 22:04:43 | 住職の活動日記
 朝からは  

『 菩提樹苑 』 では忌明けの法要とお納骨ということで、

心配したのですが、不思議なことにちょうどお昼を過ぎて、

いざ、お納骨という時になると、   日差しもきつく、

今までの寒さが嘘のように温かな日和になりました。


 『 菩提樹苑 』 には 法要室とお食事が出来る 『 偲ぶ庵 』

というところもあり、忌明けのお勤めをして、お納骨をして、

そして 『 お斎 』 を頂くという、ことが移動することなく出来るのです。


  ( ちょっと、菩提樹苑のコマーシャル で~す )


 今日は二件とも当院のお檀家の方で、

私にとっては動かずにほぼ同時進行のように出来たことはさいわいでした。



   


 雨上がり、赤い実が雨に濡れて、キラキラと  輝いていたのですが、

写真ではうまく表現できません。



   


 こちらは逆光気味に撮ってみましたが、雨露に濡れた感じは、

なんとも表すのは難しいようです。


 しかし、今日の温かさはちょっと一服という感じで、

寒さから少し解放されました。



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