hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

三渓園での菊花展

2008年11月17日 | 行楽
三渓園で菊花展が10月26日から11月23日まで開かれている。
3箇所に分かれて、それぞれいくつかのテントが張られている。
菊つくり(1)と(2) 」に書いたが、鉄筋アパートの3階のベランダで約10年、菊つくりをしていたことがあり、懐かしく菊花展を見た。



中央広場

・大菊(厚物・一文字)




・懸崖




・古典菊、江戸菊
・福助作り

旧燈明寺本堂前

・大菊(管物)
・だるま作り

正門近くの藤棚広場

・小菊盆栽、小品盆栽







大菊の厚物は、数百枚の花弁(花びら)が中央一点に向けて鱗状に高く盛り上がったもの。菊つくりではもっとも基本的、一般的。他にくらべ比較的簡単に作れる。

大菊の管物(くだもの)は、花弁が管になって直線的に放射状にのびる。管の太さで何種類かに分かれる。繊細で花弁が崩れやすい。

江戸菊古典菊は、幕末から明治期に作られ、咲き始めから咲き終りまで花弁が動いて様々な形に変化する。

大菊の一文字は、菊の御紋章のように、幅が広く薄い花弁が平面状に広がる。円盤で下から支えられている。花を横から見ると一の字に見えるので一文字といわれる。花弁は菊の御紋章のように16枚が望ましい。

懸崖は、切り立った崖のように盆栽の枝が根よりも下に垂れている。根元から先端まで多くの花をいっせいに咲かせるのが難しい(と思う)。

福助は、一本仕立ての大菊で、高さを花首まで40㎝以下に抑える。矮化剤を使い、水を控えめにして鉢を大きくせずに5号鉢までに止め生長を抑える。小さな鉢の上に大きな花があり、福助人形に似ていることからついた名前。

だるま作り は、コンパクトな3本立てで、7号鉢で、矮化剤を使い、高さを60cmか、70cm以下に抑える。

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