病でも中毒が理由でもないし、宗教上の理由でもないのだが、ここ数年、私はアルコールを一切飲まないことにしている。人生の大切な楽しみを何故と問われても、お酒が好きでもないのだから仕方がない。夏のコップ一杯の冷えたビールは正直うまいと感じるが、2杯目からは惰性で飲むだけだ。
このところ控えている楽しい歓談も、私は酒なしで充分だし、普段と違い陽気になって、自分自身を十分コントロールできない状態になるのは私の流儀ではない。
脱線だが、40年前までタバコを吸っていた。といってもときどき禁煙してみて、禁煙できることを確かめてからまた喫煙していた。当時は禁煙が趣味だと言っていた。要するに自分をコントロールできないのが嫌なのだ。子どもが生まれてから禁煙し、以後まったくタバコは吸っていない。
ということで、私は甘党だが、歳と共に“甘さ控えめが良し”となってきた。3時に食べるケーキは相方と半分ずつだし、コーヒーにも砂糖は入れない。もはや特に甘党と呼べるほどではないが、チョコレートは好きだ。といっても普段は「チョコレート効果 CACAO72%」をたまに1,2粒ほど口にするだけなのだが。
まえがきが長くなったが、今回は、知人からいただいたチョコレートのご紹介。
PIERRE MARCOLINI ピエール・マルコリーニは上質なカカオを求めて毎年30か国ほど訪れるという(VOYAGES & PASSION)。
なんとも美しいチョコレート。
もうひとついただいたのは岡山県総社市の「パティスリー シエルブルー」のマカロンとビスタ―シュ。
左のビスタ―シュは、見た目濃厚なチョコレート菓子だが、ボリューム感ある淡白な味で、イケる。
マカロンは5種。
マカロンって、美味しいのだが、なぜこんなに高いのだろう。作るのにそんなに手間がかかるのだろうか?