hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

パースでのロングステイで困る点

2006年04月04日 | パース
・太りやすいこと
何しろ牛肉が安い。ついつい夕食はステーキになりやすい。ランチも標準が日本人には大容量である上に、大抵のものにチップスが付いてきて食べても、食べても減らない。スープを頼むとパンがしっかり付いてきてしまう。サラダだって、行儀よく、チョコンとすましている日本のものと違って、大きな葉っぱがそのまま、ドカドカと山になっている。食べ物を残すと、おてんとう様の罰があたると言われてきた身には辛い。牛乳やドレッシングをLow Fatにしても、効き目がないことはオージーが証明している。


・シミができやすいこと
紫外線が強いのでシミが出やすく、日焼け止めが欠かせない。昨年は帽子をかぶっていたので、日焼け止めを塗らず歩き回っていたが、てきめんに、頬や手の甲にシミができ、老人性シミと間違われる大変遺憾な事態となってしまった。
対策として、今年はしっかり日焼け止めを塗っているが、一度出てしまったシミは、男性の場合は化粧で隠すわけにもいかず、日焼けによるものですと書いたワッペンを貼るわけにもいかない。日本では、お土産屋で買ったPerthと刺繍の入った服を着て、分る人には分かってもらうつもりだ。


・春はハエが多いこと
ハエを追い払う仕草がAustralian Salute(=オーストラリア式敬礼、挨拶)といわれるほど、ハエはオーストラリアでの暮らしの中で避けることができないものになっている。日本語では「五月蝿い(うるさい)」と書くが、パースでは夏、10月から1月までがハエの季節となる。
一番うるさいハエ、ブッシュ・フライは、オーストラリア国内にいる2000万頭もの牛の糞を繁殖場にして大量発生する。気温が上昇し始めた10月上旬に急速に繁殖、急増し、風に乗って南西のほうに運ばれて来て、パース周辺でも突然ハエの数が増える。12月にはピークに達し、その後、夏の暑さで牛の糞が乾燥してくるため繁殖率が低下し、1月の終りまでには大幅に減少する。
対策は、頭からかぶるハエ避け網を買うこともできますが、女性ならベールをかぶるのも良いかもしれません。
TVでインタビューに答えていた野党党首の顔にハエが2匹止まっていましたが、平然と話していました。アフリカへ行った日本人が食べ物にたかる蝿を必死で追い払っていると、現地の人が「蝿はそんなに食べないから心配ないよ」と言ったという小話を思い出します。
 
(この項、私のホームページから一部盗作しました。)


・物価が年々高くなっていること
ロングステイでは、期間や条件によるが、飛行機代と宿泊費が一番大きな出費になり、次が食費でしょう。オーストラリアは多少バブルぎみで、住宅価格が高騰し、それに伴い宿泊料金が毎年少しずつ上がっている。一般物価も上がっているようで、アジアと違い、日本より生活費が安いというメリットは無くなって来ている。
格安や、35日前予約での航空券購入。 長期間、といっても観光ビザでは3箇月以内になるが、長期間滞在で安くなる宿を探すこと。そして、日々の節約以外ありません。また、年5%以上という現地口座を持って日本ではゴミの利息をかせぐのも、多少のたしにはなるでしょう。


しかし、何が困ると言って、一番困るのはパースへ一度来るとやみつきになることです。こればかりは、一度来てしまえば、もう対策はありません。


明日からAlbanyへ1週間旅行しますので、宿でのInternet環境によってはこのブログをお休みします。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« パースの空と雲 | トップ | 愛国心を求める声に老婆心から »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

パース」カテゴリの最新記事